天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

226事件の被害

2019-02-24 14:20:33 | 歴史


1936年2月26日


松尾伝蔵内閣総理大臣秘書官

岡田首相の義理の弟で内閣嘱託、内閣総理大臣秘書官事務取扱の辞令を受け無給で首相官邸に住み込んで岡田の秘書を務めるようになった。
300名が官邸を襲撃し、警備の警官4人を殺害した後、松尾を中庭に据えた重機関銃で射殺した。
15発を被弾銃剣で殺害。


高橋是清大蔵大臣

赤坂の自宅二階で青年将校らに胸に6発を受け死亡
享年83


斎藤実内大臣

150名の兵士が斎藤邸を襲撃し自室にいた斎藤は無抵抗で47箇所被弾、数十の刀傷で殺害。

渡辺錠太郎教育総監
荻窪の渡辺教育総監私邸を襲撃し、玄関前に機関銃を据えてこれを乱射、裏庭から室内に侵入して廊下から寝室に向け機関銃を発射、43発被弾さらに銃剣で殺害




鈴木貫太郎侍従長

三発を左脚付根、左胸、左頭部に被弾し倒れ伏し、血の海になった八畳間に現れた安藤に対し、妻のたかが「老人ですからとどめは止めてください。どうしても必要というならわたくしが致します」と言い放って一命を取り止める。





昭和天皇
『彼らは朕が股肱の老臣を殺戮したではないか、
かくの如き兇暴な行動を敢えてした将校らをその精神において、何の恕すべきところがあるか、
朕がもっとも信頼する老臣を悉く殺害するのは、
朕が首を真綿で締むるのと同じ行為ではないか』

『もし、そうだとしても、それはただ私利私慾のためにするものではないというだけのことではないか、戒厳司令官が影響の他に及ぶことを恐れて、穏便にことを図ろうとしていることはわかるが、時機を失すれば取りかえしのつかぬ結果になるぞ、直ちに戒厳司令官を呼んで朕の命令を伝えよ、これ以上躊躇するならば 朕みずから近衛師団を率いて出動する』


奉勅命令

「戒厳司令官ハ三宅坂附近ニ占拠シアル将校以下ヲ以テ
 速カニ現姿勢ヲ撤シ各所属部隊長の隷下ニ復帰セシムベシ」




【蹶起趣意書に見られるクーデターの理由】

 「然るに頃来遂に不逞凶悪の徒簇出して」

そうこうしていると、近頃遂にけしからん悪の集団がでてきた。

「私心我慾を恣にし至尊絶対の尊厳を藐視し僭上之れ働き万民の生成化育を阻碍して」

私利私欲にはしり天皇への尊厳を軽視し国民の生活を阻害している

「塗炭の痛苦を呻吟せしめ随つて外侮外患日を逐うて激化す」
 
泥を塗られ火で焼かれるような苦痛にうめき
さらに外圧は激化する

「所謂元老、重臣、軍閥、財閥、官僚、政党等はこの国体破壊の元兇なり」



【実際の経済状態】

実際には景気は回復傾向にあり、逆にインフレの懸念により国防予算の引き締めに転じていた。
 

よって昭和天皇のご判断は正しく当然であった。

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