天皇陛下の靖国神社御親拝を希望する会会長

日本人の歴史認識は間違っています。皇紀2675年こんなに続いた国は世界の何処を探しても日本しかありません。

二重国籍

2016-09-08 07:24:54 | 時事
『日本では国籍単一の原則から1984年の国籍法改正で20歳に達する以前に日本国籍とは別の国籍を持つ資格がある多重国籍の状態になった場合は22歳に達するまで、20歳に達した後に多重国籍となった場合は多重国籍となった時から2年以内に国籍の選択をすべき期限とされているが、日本国籍を選択してもただちに他国の国籍を喪失するものではない点に注意が必要である。
いずれかの国籍を選択する必要・義務があり、手続きをとらない場合は日本国籍を喪失する。ただし、訓示規定に従わないから直ちに国籍を剥奪するようなことはない。』

厳しいのか、甘いのか法律自体の解釈で如何様にもなりそうな多重国籍ですが、このハッキリしない問題も日本人の寛容さの表れでもあり、戦後レジームでもあると言えると思います。

この問題は差別問題と並列的に論じてしまうことで国力を如何様にも上下させる程危険な面を内包しているのです。

世界のホームラン王と言えば868本の大記録を誇る日本の王貞治氏ですが、国籍は中華民国です。


日本プロ野球史上唯一の3000本安打の記録を持つ張本勲氏の国籍は韓国です。

日中友好としてパンダと供に来日した歌手のアグネスチャン氏の国籍はイギリスです。


弁護士でタレントまた保守的な活動をしているケントギルバート氏の国籍はアメリカです。


元日本代表のサッカー選手ラモス瑠偉氏の国籍は日本とブラジルです。ブラジルをルーツに持つ帰化人の場合、ブラジルの法律ではブラジル国籍を放棄するという法的発想が存在しないため二重国籍が認められています。

今回明らかになった蓮舫議員の二重国籍問題はその説明責任に於いて党内からも「ウソを重ねている蓮舫氏に代表の資格はない」との声も上がる程問題視されています。



この蓮舫議員の問題は帰化一世でも日本の首相になれる法の不備と多重国籍を放置していた道義的な責任と言う二つの問題をまさに重複して問題化し差別問題と並列して論じられる危険があるのです。

要するに国籍の問題で在日朝鮮人問題の関係でネットではまことしやかに「帰化人国会議員一覧」(國民新聞、平成23年12月25日付日曜版)
などを目にすることもあります。
これに対して自治基本条例に反対する市民の会代表の村田春樹氏がフェイスブックに投稿しています。
その中で上記の記事を都市伝説並のデタラメ記事とし、
【(前略) 『現在国家に帰化人は三人しかいない』うち白真勲と蓮舫は母親が日本人である。この二人は従前父系のみつまり父親が日本人であれば国籍を取得出来たが、80年代に国籍法が父母双系主義に変わり申請によりほぼ自動的に日本国籍を取得できるようになったから簡単に日本国籍を取得出来たのであり、厳密な意味での帰化人ではない。したがって厳密な意味での帰化人はフィンランドから帰化したツルネン・マルティ氏のみであると言える。(中略)有力政治家の在日認定は二つの理由で奴ら反日勢力を利している。一つは有力政治家が朝鮮人だと言う噂は朝鮮人をして「やはり我々は優秀な民族であり、日本政界で隠然たる勢力があるのだ。」と思わせ得意にさせている。朝鮮人は何でもかんでも良いもの有名なものは朝鮮起源にしてしまうのであり、政治家在日認定は願ってもないことなのである。更に「日本人はこのように一次資料も科学的な根拠もない妄言を弄するやつらだ、だから南京虐殺や慰安婦への反論も同じく一次資料も科学的根拠もない妄言だ。」と彼らをして言わせているのである。以上 】

村田氏の指摘は歴史を語る上で噂によって差別的発言を流布する行為は逆に反日勢力を利する行為なのだ、であり国籍問題と差別問題を並列的に論じる危険性に警鐘を鳴らしておられます。

この問題は冒頭述べましたようにあくまでも日本側の法整備の不備なのであって殊更蓮舫議員を(人種差別的)に攻撃することが逆に反日行為をやり易くする戦後レジームなのだと言うことです。

つまり、一次資料や科学的根拠の無い朝鮮叩きはやめて根拠に基づいた朝鮮叩きを行いましょうということです。