さくらやのまいにち

大きいばあちゃんの血。

大きいばあちゃん(アタシの母の母・・)はもう10年くらい前に亡くなりました。

最近、小さいばあちゃん(アタシの母)が大きいばあちゃんに

ますます似てきました

顔もやることも話し方も

でも、アタシだってばあちゃんの血が流れてるなぁって実感します。

昔々の女学校で家庭科を教えていた大きいばあちゃん。

着物も洋服もサッサと作るし、

アタシの洋服は、ほとんどばあちゃんの作ったものでした。

工業用のミシンが私のおもちゃだったし、

実際は手なんか縫っちゃうとエライことになるミシンを

気をつけろよぉと言いながら使わせてくれたのはばあちゃん。

布も好きなものを使わせてくれたし、

大好きだったなぁ・・・

今、こんな風に補聴器のカバーを皆さんに送りながら、

大きいばあちゃんのことを時々考えています。

天国から、「やっぱりアタシの孫やねぇ・・・・」と

笑って見てると思います

ほら、また三男が、

大きいばあちゃんの作ったズボンを

「ちんちんが涼しいぞーーー」と風呂上がりに着てます

長男から着てるから、すでに16年

80代で作ったズボンはびしっと縫い目は走っていませんが、

必ずポケットが前についているのも

「前と後ろが区別できるように」という大きいばあちゃんの印

ありがとねーーー大きいばあちゃん

ばあちゃんのひ孫達を頑張って育ててるから、

しっかり見とってよぉぉ


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