梅雨でジメジメとしているし、
暑さも日に日に増してきているので、
補聴器カバーのご注文も多くなっています。
先日、補聴器屋さんが我が家に来てくださいました。
兄ちゃんの補聴器が壊れまして・・・。
6年選手の長持ち補聴器くんですが、
落とすとフックのところがポキッといきます・・・
毎度のことなんですけどね
そのとき補聴器屋さんとちょっとした意見の違いが。
指向性のマイクってありますね。
声が後ろから来てるか前から来てるかを察知して、
マイクが作動するって感じの・・・アレです(笑)。
それはとってもいい機能なんだと思います。
だけど・・・、
それがあるから、カバーを半分の長さにした方がいいというのは
ちょっと違うと思うんです。
そりゃ、いい機能だと思いますが、
補聴器をする子供達って、じっと座って補聴器をしてるわけではない。
生活をしてるんですよね。
汗もかくし、かっこ悪くカバーするのなんて、最悪です。
カバーが半分なんて、半分にずり下がってるように見えて耐えきれない
補聴器の素晴らしい機能を使えるように、
子供達の生活の部分がいろいろと制限されるのは本末転倒。
補聴器の性能のことをあれこれ言いたくなるのは、
技術屋さんだからですね。
私達は親だからそこが違うんですよ・・・・。
汗はかくけど沢山遊ばせたいし、
補聴器は大事だけど、肌がかぶれるのは辛いから、
綿100%を使うし、
防水製の高い生地を使うことは全く考えていません。
カバーを付ける理由は、
1.子供の肌を守る=意外と耳裏がかぶれる子供達が多いですから。
2.補聴器を守る=ママの心配(家計の面と、キモチの面と・・・)を減らすため。
補聴器の機能<子供の生活
・・・になっちゃいますね。
それに、これはうちの兄ちゃんで実験済みで(笑)、
指向性マイクを綿の薄いカバーで覆っても、
聞こえに問題はないと分かっています(我が家の生活において・・・ですが)。
だから、迷っているママさん達にはそういうアドバイスをしながら、
カバーをお選びしています。
それに・・・
うちの場合、届いたカバーを試着してみて、
機能的に問題が出たり、肌触りが合わなかったりするときは、
遠慮無く返品をお願いしていますから、
その点は、決して我慢する必要ないですから、
気に入らない場合は、送り返してくださるようにお願いします。
補聴器は子供にとって必要なものだから、
親としては出費をケチる(笑)ことをしたくないんですよ。
でもでも、本音はありますね。
出来ることなら故障して欲しくないし、長持ちもして欲しい。
30万から60万の出費ですから・・・。
だからといって、補聴器をがちがちに防水布で固めて、
子供の耳裏がかぶれたり、肌触りが悪くても我慢させるなんてのも出来ない。
100%が出来ないなら、
どこかで折り合いを付けるしかないでしょ。
・・・補聴器屋さん、ゴメンナサイね。
長いお付き合いなので(笑)、言いたいことを言っちゃいますアタシ。
・・・で、今回は兄ちゃんが隣にいてくれて、
「そういうマイクや機能は要らないし」とあっさり切り捨ててくれたので、
お母ちゃん、補聴器屋さんに勝利できました(笑)。
STさんや補聴器屋さんとのやりとりで、
がんじがらめになってしまうママ達もきっといると思います。
そんなときは、どちらも試してみるといいですよ。
そして、子供の反応を信じましょう。
だって、使うのは私達の子供だから