婢将女(ひしょうじょ)日記

ニダの創氏改名・通名の大問題を叩く!日本人の生命と安全のために

ホワイトプランは、ブッラクビジネスではないのか、孫さん

2007-01-26 16:01:15 | 政治への怒り
新聞下欄雑誌広告の隣に、ソフトバンク孫社長の満面の笑み溢れる写真が掲載されていた。
1兆7500億もの高額の買い物を、たくさんの借財で賄っている御仁の表情には見えない。たいした、太っ腹である。
例の雑誌を読んでみると孫氏は、自らをアウトサイダーと呼んでおられた。

以前から納得できないこととして、なぜボーダホンの日本法人を1兆7500億もの高額で買う必要があるのか。また、その返済が孫氏にとって可能な事なのか、不思議でならなかった。これはアウトサイダーならではのことなのか。

このように見ると、ごみ捨て場に落ちていた欠けた茶碗(ボーダホンの日本法人)を、考古学的価値があるとして銀行から資金を借り入れ購入し、その返済に価値のない自社株という偽札(株券)で返済して、その負債を銀行と納税者に付回そうとしているように見えてならない。

ホリエモンの裁判における検察の見解では、ライブドアの株価を意図的に吊り上げ、総資産を高く見せかけているという指摘があった。
その理論ならば、ソフトバンクが株価がさらに価格下落するようにホワイトプランで追い討ちをして、支払い責任を軽減するように策略をめぐらしているということになる。
または、評価額を実質以上に見せかけ(ライブドアの理論のように)評価を高くし、破格の借り入れをして、資金を懐にしたということにもなる。銀行の損失はどうなるのかな。

まじめに、働き納税しているもの、まじめに借金返済しているものを、孫氏はばかにしていないか。

電話をかけてもらって始めて利益になる世界の仕事である筈が、午前1時から午後9時(21時)まで、他社との通話以外は総て料金がかからないようにしており、企業としてビジネスの中で返済をしようとする意気込みがソフトバンクにはまったく皆無で、からくりでチャラにしようとしているようにも見えてくる。

このホワイトプランは、銀行のお墨付きを得ていると孫氏は言うが、このプランでは儲けが薄くなり、受け取った株の資産価値が薄くなるようなことを、果たして銀行が許すであろうか。

ボーダホン買収時の債権の1兆7500億と言う金額は、大手メガバンクの不良債権処理にかかった全費用と匹敵するような額であると思われ、これほどの金額を万が一にも踏み倒し、銀行や国民に付回しをするなどと言う危険がないのか心配している。

孫氏は、製造業などの日本が誇る産業は農耕民族的であるとして、孫氏自らは狩猟民族的であるといっている。
自分の手で一から種を育て、また飼育するようなことをしないらしい。
悪く言えば略奪と言うことにもなりえる。コンピュターひとつ片手に、危機感を持ち、儲けるのだという。
しからば、付けを他人に負わせるという危機についてはいかがであろうか。

自らの仕事を雑誌の中で誇っているように見えるが、まさに虚業と言うのはこのことでないのか。総ての意味でホリエモンの比でない。マスコミが孫氏を非難しない理由が、分からない。

私には、スケール的にホリエモンよりもっと悪にみえてしかたない。「爺殺し」と言う異名が孫氏にはあったが、人望のせいであろうか、非難されないのは。違う。差別だ。

我々国民がいつくしみ育てた家畜や作物を、ちょうど成長した時にハゲタカが横取りするのと同じような方法で、儲けていくということが、氏のやり方だとも言える。
孫氏は、ゴミの再利用だったのだと言い訳するかもしれない。

しかし、十分に成長した会社の社内で仲間が不祥事を起こし、株の暴落を引き起こしては、ゴミ捨て場行きにすればよいのだ。まさにハゲタカの所業で、獲物を食うのである。
成長した企業ならば腐っていない、枯れ切っていないのだから、まだまだ価値はある。たとえば長銀のようなケースだ。

しかし、誰かが種を育てなければ刈り入れもなく、自然のルールを壊したならば何れ枯渇と言う哀れな事態が訪れよう。
まさに今の北朝鮮が、これではないのか。育てられない悲劇がある。

なぜ日本がまがいなりにも今日があるのかと言えば、大切に文化や技術そしてルールを守り育ててきたからこそである。
それを自分たちの欲だけで横取りしただけでは、さらに成長させて次世代につなげていく事はできない。

侍の微弱なる電流をさらに大きくして行く事こそ、総ての日本の各界で必要なのである。
わからないものは、口を出す資格がない。
必ずしも、アウトサイダーが賞賛されはしない。中国でさえ、日本のやり方をまねている。引っ掻き回すだけでは、困るのである。