婢将女(ひしょうじょ)日記

ニダの創氏改名・通名の大問題を叩く!日本人の生命と安全のために

中国政府公認偽坊主の「やらせ」  

2008-03-22 10:42:51 | 政治への怒り
今朝の報道で、中国共産党政府が四川省のチベット僧の抗議行動の際の映像を流した。
ただこれは、いつ何処で撮影された映像なのか、わからない代物だ。
一方的に中国が流したと言う点が、あやしい。
まず、この騒ぎのあった周辺に、民衆がまったくいないのも変だ。

中国政府がチベット人デモ隊や突撃する僧侶に、手すら上げず体当たりをそのまま受け入れるはずなどないのだが、無抵抗の中国警察の映像、焼かれた消防自動車と投石されたパトカーという今朝の映像は、ダーとぶつかる大勢の僧侶に警察はこん棒すら振り上げていない。
このようなことがあれば即刻異常に物々しい軍隊の登場となる中国なのに、それもない。そして何故か、ただ焼かれたものが忽然と炎を上げている。
この映像は、やらせではないのか。

殴る蹴る拷問が当たり前、即日裁判で即刻死刑の人権放置国家が、このような生ぬるい対応はないはずだ。

是非法治国家だというなら、人権を重んじている事を証明するためにも、今回理由もなく拉致投獄された方々全員の、中国司法のルールで、きっちり裁判を行って欲しいものだ。
中国の裁判官は、中国共産党政権が出来た時代から、非常に質が悪いらしく、今でも裁判中に裁判官が法廷での証言途中でも携帯電話で無駄話をするのは、彼のご立派な国では当たり前らしいのだ。

チベットの最初のチベット人最高位の統治した役人が元乞食だったのだから、裁判など形ばかりで、上層部の指示に従うだけの中国政府の裁判官の質が想像出来ようものだ。

「チベット女戦士 アデ」アデ・タポンツァン著、総合法令発行を読んで欲しい。
これは各地の労働改造収容所という強制収容所でガスこそ使っていないが、摩擦のための施設で、ここを点々とさせられたアデさんの話(彼女は千載一遇で帰還したまれな生存者)である。
ある時チベット密教寺院の「ゴタン・ゴンパ」という大僧院に連れて行かれたという。
大体1960年代のことだが、その境内には誰も存在せず僧侶の姿はまったくみあたらず、なぜかトウモロコシの貯蔵庫になっていたという。

これは現在のチベット密教の最高指導者ダライ・ラマが国を統治していた当時の大半の僧侶はちりじりになったか、全員が抹殺されたかの事実を証明するものである。

中国共産党は、彼らが認めた高僧をトップとした宗教組織のチベット密教僧の集団を独自で組織したがっており、国民は中国国内でダライ・ラマの写真を持っているだけで逮捕され拷問を受け、中国政府が選んだ偽坊主を恭しく崇めているし、崇めるよう強制している。

だから今回暴徒と化した僧侶に手を上げなかったのは、この中国政府の支持する僧等のデモであり、これは中国共産党が「やらせ」をおこなったという証拠ではないのか。
そうすれば今回のチベット騒乱は、チベット人狩りの口実の為に仕掛けたもので、本来は平和的に毎年おこなわれるデモ開催時を狙って仕掛けた事実を証明するものだ。

さてこれを踏まえて、外国要人の北京オリンピック訪問は、大丈夫なのかと言う点だ。
今後ウイグル自治区の反体制分子のテロを心配する向きがある。

逆にこれを「テロに見せかけての要人と選手抹殺」と言う手段に使う事が、中国政府には可能になる。
そしてこれを理由に、ウイグル自治区の反体制分子とウイグル人の抹殺に使えるのだ。
これは大問題だ。