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ビッグスリー崩壊へ クライスラーが破産手続き

米クライスラーが破産手続き、オバマ大統領が発表(読売新聞) - goo ニュース

新型インフルエンザの世界的なパンデミックを前に、経済危機のパンデミックは、世界一周して、またアメリカに・・・というところでしょうか。

オバマ米大統領は30日正午(日本時間5月1日午前1時)、アメリカ大手自動車メーカー・ビッグスリーの1つ「クライスラー-Wikipedia」が「米連邦破産法11章」の適用を裁判所に申請すると発表しています。

クライスラーは申請後、裁判所の管理下で巨額の債務削減を進める一方で、近くイタリアの同業大手フィアットと資本提携を結び、米政府の追加支援も受けながら経営危機からの脱却を目指すそうです。

なお、今回の路線は、或る程度「計画的」だったようで、オバマ大統領は、「破産法の適用は後ろ向きではない。アメリカ政府はクライスラーを支えていく。フィアットとの提携で生き残り、成功するはずだ」と述べています。

アメリカ政府は、破産法適用を回避するため、クライスラーに同日までに人件費や債務の大幅削減を決めるよう求めていました。しかし、一部債権者の同意が得られず、昨秋に起きた米金融危機は米新車市場を急速に冷え込ませ、米自動車大手3社(ビッグスリー)の一角が初めて破産手続きに追い込まれる事態に発展しました。まぁ、同社は30年近く前からやばかったといえばその通りですが・・・

クライスラーの破産法適用は、同じように経営危機を迎えている米ゼネラル・モーターズ(GM)再建の行方にも影響を与えそうです。

クライスラーは、すでに全米自動車労働組合(UAW)や債権(69億ドル)の7割を保有する大手金融機関などの大口債権者、提携するフィアットから再建計画への同意を得ており、あらかじめ再建計画を固めてから破産法11章の適用を申請する「事前調整型(プレパッケージ型)」の手続きに入ります。

アメリカ政府は、クライスラーの申請が認められれば、30~60日間で破産手続きを終了し、裁判所の管理下から抜け出せると見ています。そして、アメリカと、カナダ両国政府は運転資金をクライスラーに供給して経営を支える方針です。

そして、今回資本提携するフィアットは、クライスラーを事実上傘下に収め、世界6位の自動車グループを形成します。両社合計の2008年の世界販売台数は約420万台ということですが、或る意味「潰しやすかった規模の会社」ともいえなくはないですね。

そもそも、クライスラーという会社自体が、一応ビッグスリーの1つに数えられるくらい成長してきたとはいえ、フォードやGMからすれば、常に3番手に甘んじており、それは規模も歴史もその通りです。よって、あくまでも今回の措置は、これまで長年手を付けられなかった「聖域」にメスが入った例であり、アメリカの企業が本格的に再編・変革の中に入っていく端緒になるのかもしれません。

良く「終わりの始まり」などという言葉を使う人がいますが、今回の一件は既に始まっていた「終わりの始まり」が現実化したということなのでしょう。

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