つらつら日暮らし

仏教、禅宗を学ぶ曹洞宗の禅僧によるつらつらなる日暮らし。時事ネタ、野球ネタもあります。

第102回『正法眼蔵』勉強会は昨日終了 次回は要確認

2014-03-15 09:16:15 | 『正法眼蔵』勉強会について
昨日の、「くりのみ会」の『正法眼蔵』勉強会ですが、8人(男性6名・女性2名)の方がお聞きになりました。年度末のご多忙の中、皆さまお疲れ様でした。

さて、昨日は「自証三昧」巻に読み進めました。

いわゆる「自証自悟」をどのように会得すべきかという問題で、道元禅師はこれを、ただ自分勝手に悟りを得たと誤解することを諫めていますが、その内容について、一つ一つ説明いたしました。

しかあれば、東辺にして一句をききて、西辺にきたりて、一人のためにとくべし。これ、一自己をもて、聞著・説著を一等に功夫するなり。東自・西自を一斉に修証するなり。
 なにとしても、ただ仏法祖道を自己の身心にあひちかづけ、あひいとなむを、よろこび、のぞみ、こころざすべし。一時より一日におよび、乃至一年より一生までのいとなみとすべし。仏法を精魂として弄すべきなり。これを、生生をむなしくすごさざるとす。
    「自証三昧」巻


先月の続きなのですが、自らの視覚・聴覚が全て仏法そのものである時、実践的には東で教えを聴いたら、それを西の人に伝えることを説いています。このようなことによって、等しく皆仏法そのものになるということです。

同じく、「なにとしても」以下も重要です。この教えなどは、或る意味、我々が仏法に親しむ時の基準となる教えで、拙僧も以前、道元禅師の教えで重要な一節をご紹介下さい、といわれた時、ここを紹介したことがあります。まさしく、一時の坐禅を積み重ね、一生の坐禅にしていくことを説いているのです。

道元禅師の修証観を、現実の行から説いた文脈として、我々は肝に銘じていくべきだといえます。

さて、次回以降のことですが、重要なお知らせがあります。

拙僧、色々と周辺事情が変化しまして、従来通りに講師を勤めていくのは難しい状況となりました。よって、環境が整うまで、講師はお休みさせていただきます。そのまま、別の方に代わっていただくことも考えておりますが、それも含めて、結論を出すのは、先送りさせていただきます。

それでも一応、4月以降の日程・予定は決まっており、講師は不在ですが、受講される皆さまの自習課題的な書籍等も紹介しましたので、詳細は主宰の鈴木先生にお問い合わせ下さい。

●問い合わせ先

メールでのお問い合わせ先ですが、「くりのみ会」の鈴木先生
kurinomi@aa.cyberhome.ne.jp
にご連絡下さい。

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2 コメント

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Unknown (蓮の花)
2017-07-11 13:06:30
2014年の記事にコメントをしてお手数を掛けます。
くりのみ会の鈴木先生の勉強会に今度8月に参加する予定でいたので、テンジンさまと縁が既に在って(2014以前から)私もやっとその輪に入ろうとしていることに驚きと感激です。

Facebookでの個別的な指導を頂きまして本当に感謝致します。
コメントありがとうございます。 (tenjin95)
2017-07-12 09:02:59
> 蓮の花 さん

そうでしたか。
良い学びをしていただければと思います。

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