伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

今日も晴、再び畑へ

2015年07月12日 | 園芸

7月12日    (日)    

今日も晴。昨日に引き続き畑に出掛ける。

ゆっくりゆっくり無理をしないよう自分に言い聞かせながら作業に取り掛かる。

まずは、野菜の収穫、ついでトマトやキュウリなどの整枝と支柱への結束などの軽い作業、そしてもはやその役目を終えたかと思われるズッキーニとスチックブロッコリーの撤去という少々重い作業を行ってからは専ら台車に腰を落としての雑草取り。

だが、膝ほどの高さに伸びきった大きな雑草を除去するのは容易ではない。一昨日まで降り続いた雨のお蔭でまだ土の中は多少湿っていたのは幸いだった。思いっきり力を入れればなんとか引き抜ける。これがあと二・三日遅ければ土は固く干上がって土中深く根を下ろした雑草を引き抜くことは困難だったかと思われる。そんな状況なら根を残したまま鎌で刈るほかなかろう。今日、雑草取りに踏ん切ったのは正解だった。

さほど暑いという日ではなかったが、正味2時間ほどこんな作業を続ければ「流汗淋漓」、したたり落ちた汗で作業衣もべたべたになった。でも、動く身体は気分を爽快にさせてくれる。

肉体的疲労は後に残るがこれも健康だからこそ。

今年の雨が続く異常気象のしなのか、7月も半ばになっているというのに畑に虫の姿がはなはだ少ない。蚊がまだ出ていないのはおおいに助かるが、虫類の飛来がすくないと果菜類の虫媒花では受粉着果が妨げられて収穫に影響する。

今日はモンシロチョウ一匹とモンキチョウ二匹が番になって飛び交っているのを見てホッとする。

それに水槽の水を慕ってか、これまでほとんど見掛けなかった塩辛トンボが一匹飛来してきている。このトンボは荻窪で育った私の幼児期の思い出につながり懐かしい。

嬉しくなってデジカメで飛び回るその姿を追いかけ、なんとか写し撮ることが出来た。


塩辛トンボ四態

 

第一次の胡瓜はこれまで多くの収穫をもたらしてくれたが、ぼつぼつ終わりに近い。緑の葉の色合いも薄れ、実った胡瓜の中には曲がったり、頭小さく尻がでかい不格好なものが多くなった。

これまでの胡瓜は貰い手もあり値打ちがあったが、この類のひねもの胡瓜の貰い手を探すのは難しい。

大根の時と同じように、道端に「自由にお持ち帰りください」と張り紙して出しておく手もあるが、よくできた物だけを持ち去られて、不格好なもののだけが残されるのもなんだか口惜しい。苦労して作ったものの顔を立て残さず貰ってくれる人がいればいいのだが……。

そのうち第二次の胡瓜が成りはじめているので、この始末は悩ましい。

 
すらりとした姿の胡瓜とひねもの胡瓜の味は変わらないと思うのだが……


歓迎されない胡瓜に比べて、トマトの実りは嬉しい。初物である。まだ完熟していないが待ちきれずに採取する。

今のところ着果したトマトの実はまだ少ない。梅雨が終わってどんどん実が成ることを期待している。

 
捥ぐのが早すぎたか。いろどり悪し。


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1 コメント

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畑へ (Unknown)
2015-07-14 10:37:21
おいしそうな採りたてきゅうり 酢の物 スムージー サラダ・・姿は違えど美味しさは同じなのにね頂くのにかたちを選ぶなんてです!
☀夏になりました。お気をつけて ご無理なさいませんように。家でも野菜が取れたら・・なんて思います。無理なのですけどねセミのこえが聞こえてきました夏
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