伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

君臨するトウモロコシ

2013年07月18日 | 園芸

7月18日   (木)  

待望の夜来の雨がたっぷり降り、IKOI農園の野菜たちは見違えるように元気になった。なかでも沢山植えられたトウモロコシが圧倒的な存在感を示している。

現在はトウモロコシの受粉の時期、幹を揺さぶると先端に伸びた穂から粉のような花粉が一面に飛び散る。これを幹の中ほどにある柔らかな糸の固まりのような雌花が受けて、やがて美味しいトウモロコシが結実するというわけ。

この糸の固まりのような雌花一つ一つがトウモロコシの実になるのだから、花粉は万遍なく糸の固まり全体に振り注がねばならない。そのため列を多くするほどトウモロコシの実りがしっかりする。

トウモロコシを一列だけで育てると失敗する確率が高い。横に流れた花粉で雌花が受粉の機会を失い、実りの悪いぶつぶつのトウモロコシになってしまうことも多いのである。

また、最大の脅威は鳥やリスの食害。そのままだと食べ頃になる寸前に確実にやられてしまう。そのためネットで周囲を厳重に囲い、上部は糸を張りめぐらして侵入を防ぐ措置が不可欠となる。

もちろん、これは本当に大仕事。だが、Mr.IW、ITがすべてやってくれた。あとは結実の状態を見極めて収穫するだけ。

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