3月29日 (水)
当地では2月はじめから「小室さくら」「河津さくら」「大寒さくら」「城ケ崎さくら」と様々の早咲きの桜が次々と満開を迎えてきていたが、いまになってどうしたことか、見るべき桜の花がすっかり姿を消してしまった。
本来なら「ソメイヨシノ」が咲き頃を迎えるはずなのにいまだに蕾が綻びる兆しがない。
気象庁が3月21日に靖国神社のソメイヨシノ標本木が開花したと報じていたからそれから1週間も経過すれば当地の「ソメイヨシノ」も見頃になるだろうと思っていたのだが……。
その後は一向に春らしい暖かな日はなく、むしろ冬に逆戻りしたように寒い日が続いた。
今日も晴の天気予報だったにもかかわらず、どんよりした空模様でうすら寒い。
散歩には不向きの天気だが、そろそろ「さくら祭り」が始まる頃でもあるので大室山麓にある「さくらの里公園」の桜の様子をみようと出掛けた。
駐車場には観光バス2台も来ており満車に近い状態。だが、「さくらの里公園」内には人が群れているだけで見るべき桜の花はないに等しい。
僅かにあまり見栄えのしない「早咲き大島桜」が数本申し訳なさそうに咲いていた。なんとも淋しい限りだ。
早々に散歩を切り上げて帰る。