伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

「アケビの実」「彼岸花の群落」その後

2015年09月21日 | ウオーク

9月21日     (月)      

シルバーウイークに入ってから晴日がしばらく続くらしい。いよいよ秋がもたらす諸々の自然の恵みを眼に舌に味わうことができる。

一昨日、採取したアケビ(紫水晶)の実が縦のついていた白い線からぱっくり割れて中身が姿を現した。

この白い綿に包まれたようなゼリー状の固まりがアケビの実である。私が幼かった頃、これをしゃぶって黒い小粒のタネを口から吐き出していたことを思い出した。

口に入れてみた。ほんのりしたその甘味はどうということはないが、往時を懐かしく思い出させてくれる秋の味覚だ。

現在、アケビの実の利用法は皮の部分を天麩羅にして食べるのが一般的だ。ちょっと独特の苦みがある「通」の食べ物、季節を感じさせる郷土料理である。

いずれにせよ、その姿が魅力的だ。

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15日に行ったばかりだが、隣家の別荘族Mr. & Mrs.SBを誘って「刻(トキ)」で朝食。帰途にふたたび十足の彼岸花群落を案内する。

すこし時期遅れになったかと思ったが、数日を経て花数はむしろ倍増している。今が最盛期?

変わり映えしない景色だが、より華やかになっているようなので……。

 

コメント
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