伊豆高原シニア・ライフ日記

「老い」を受容しながら自然の恵みに感謝しつつ「残躯天所許不楽復如何」の心境で綴る80老の身辺雑記 

畑の青物をかき集める

2013年02月13日 | 園芸

2月12日 (水) 

この冬は寒気が厳しかったからか、マーケットでは野菜の価格が高騰しているという。この寒さでは野菜類の生育は思わしくなく、プロでも大量収穫は望めないのであろう。
確かに、いつもなら今頃の畑はそれなりに緑が目立ち、日々広がりを増していく頃なのだが、今年はまだ寒々とした茶色の畑地が大部分を占めている。

今朝、スーパーに買い物にでかけたが、家内が「レタス」を買い忘れたという。レタスは朝の食膳に不可欠な青野菜サラダのメーンとなるものだからこれは困った。

そんなことで、取りあえずレタスを補うものとして「IKOI農園」にある青物をできるだけかき集めた。しかし、どれもこれも出来の悪い野菜ばかりだ。

キッチンの台に種類別に並べて写真をとってみた。

「ルッコラ」 1本の苗から出たわずかの葉っぱをなんとか切り取った。ハーブの1種だからそんなに量はいらない筈。

「キャベツ」  キャベツというのが憚れそうなぶかぶかの小さな玉。きわめて出来が悪い。

「金町小株」 秋遅くなって種をまいたこともあり、さっぱり大きくならなかったので、あきらめ放置していたら長い冬に耐え少しずつ成長していたらしく結構形が整った。葉っぱも青物として使えそう。

「イタリアンパセリ」  地面に張り付いたような状態で冬を越し、ちょっぴり新芽を出していた。その芽をこそぐようにして少量を収穫。

「菜花」 例年なら腰の高さくらいまで成長し黄色い花まで一杯咲かせる時期なのだが、細々と伸びあがった段階、枯れなかったのがまだしも。まさしく少しばかり摘んだという感じ。

「菜っ葉」 菜花の種と思って蒔いた種だったが、名の知らぬ青い葉っぱがしっかり広がってきた。青菜の漬物としてなら使える。

「レモン」 今年の激しい風にあふられ小枝にこすり付けられ傷だらけ。商品価値ゼロの代物。

「蕗の薹」 今頃は収穫の終わり近くになるのはずだが、まだ固い蕾のまま。ただし蕾は例年より大振。

「サニーレタス」 今頃は大きく育って市販のレタスに代われるのだが、小さく小さく縮こまって冬を越した。ほんの申し訳程度にかきとる。

「スティックブロッコリー」 これだけは申し分のない育ち方、葉っぱの半分はヒヨドリに食い散らかされているが、それでも新芽を次々と収穫できる。
IKOI農園の最優等生。(伊東市内のスパー「アオキ」ではほんの小さな束がなんと400円弱で売っていた。)

  

コメント (2)
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