今回ご紹介するのは
「三匹のおっさん」
有川浩著
文藝春秋刊です
ストーリーは…
定年退職と同時に自宅で開いていた剣道場を閉めることにした清田清一は、
幼なじみの立花重雄、有村則夫と私設自警団を結成し、
町内を夜回りすることにするのだが‥
「図書館シリーズ」「阪急電車」で楽しませてもらった有川浩さんの最新作。
有川さんと言えば「ベタ甘」ストーリーでもお馴染み(?)ですが、
今回は還暦を過ぎたおじいさんが主人公。
路線変更?と思いながら読み始めました。
今回の作品は清田清一の孫・清田祐希も重要な登場人物。
祐希は口も悪く、見かけもチャラ男(死語?)くんですが、
なかなか人間の心理をよむのがうまい高校生。
お嬢さん育ちの母親よりもある意味大人です。
一方清一を初めとする「三匹のおっさん」は
まだまだじいさんとは呼ばれたくない気骨のあるおっさんたち。
この三匹のおっさんたちが町内の様々な事件に巻き込まれ、
解決していくお話です。
現代社会では忘れがちな人間と人間の繋がり。
見て見ぬふりをすれば、やり過ごせそうな出来事も
この三匹のおっさんたちは見逃しません。
それはある種の正義感でもあり、責任感。
有川さんはそのちょっとした出来事にも目を向け、
物語にしてしまうところはさすが
今回も楽しませていただきました。
ベタ甘ぶりも健在(笑)
「三匹のおっさん」
有川浩著
文藝春秋刊です
ストーリーは…
定年退職と同時に自宅で開いていた剣道場を閉めることにした清田清一は、
幼なじみの立花重雄、有村則夫と私設自警団を結成し、
町内を夜回りすることにするのだが‥
「図書館シリーズ」「阪急電車」で楽しませてもらった有川浩さんの最新作。
有川さんと言えば「ベタ甘」ストーリーでもお馴染み(?)ですが、
今回は還暦を過ぎたおじいさんが主人公。
路線変更?と思いながら読み始めました。
今回の作品は清田清一の孫・清田祐希も重要な登場人物。
祐希は口も悪く、見かけもチャラ男(死語?)くんですが、
なかなか人間の心理をよむのがうまい高校生。
お嬢さん育ちの母親よりもある意味大人です。
一方清一を初めとする「三匹のおっさん」は
まだまだじいさんとは呼ばれたくない気骨のあるおっさんたち。
この三匹のおっさんたちが町内の様々な事件に巻き込まれ、
解決していくお話です。
現代社会では忘れがちな人間と人間の繋がり。
見て見ぬふりをすれば、やり過ごせそうな出来事も
この三匹のおっさんたちは見逃しません。
それはある種の正義感でもあり、責任感。
有川さんはそのちょっとした出来事にも目を向け、
物語にしてしまうところはさすが
今回も楽しませていただきました。
ベタ甘ぶりも健在(笑)