えー、フィルムセンターで初めて立ち見を経験する。
フィルムセンターは定員しか入れないのが決まり。
それが、警備の人がカウントをミスったか、定員ギリギリで入場したら座席がない。
ほんで、あまり気にしないで立ち見を決め込んだ。
『黄色い大地』でなかった、『黄色い風土』は1961年製作、ニュー東映、石井輝男監督の推理サスペンス。石井監督がこのようなジャンルを手がけていたのが意外で、これがなかなか正当派ミステリー。畳み掛ける演出と、カトレアの花をキーワードにする洒落た趣向に2度びっくり。連続殺人事件にたまたま遭遇した週刊誌記者に鶴田浩二。偽札事件が背後に控えている難事件は謎を謎を呼び、90分を十分に楽しませてもらいました。犯人に旧陸軍将校がからんでいるなど、まだ戦後を引きずっている昭和30年代を感じさせる映画。ちょっと気になって、ワイズ出版「石井輝男魂」をひもとくと、原作は松本清張。
ちゃんとしたサスペンス映画になっているのは納得。それと、石井輝男、なんと『黒い画集 ある遭難』の脚本も書いていた。「ある遭難」は、「寒流」、「あるサラリーマンの証言」よりはマイナーだが、黒い画集シリーズでは佳作として知られている。石井輝男監督、推理路線でもっと撮って欲しかった。
それぐらい、ちゃんとしたミステリーでした。
おなじ日に観た、吉田喜重監督の『煉獄エロイカ』。
わからん映画だった。
まんず、1970年代に流行った思想に馴染めない。
革命とか、いわれてもねえ。
そういう時代だったんだねえ。
吉田監督では『エロス+虐殺』も同様に思想めいた映画でついていけなかった。
いずれにしても、おもしろくはない映画だ。
最初にまちがえちゃった『黄色い大地』。
中国映画だけど、結構好きだったナ。
フィルムセンターは定員しか入れないのが決まり。
それが、警備の人がカウントをミスったか、定員ギリギリで入場したら座席がない。
ほんで、あまり気にしないで立ち見を決め込んだ。
『黄色い大地』でなかった、『黄色い風土』は1961年製作、ニュー東映、石井輝男監督の推理サスペンス。石井監督がこのようなジャンルを手がけていたのが意外で、これがなかなか正当派ミステリー。畳み掛ける演出と、カトレアの花をキーワードにする洒落た趣向に2度びっくり。連続殺人事件にたまたま遭遇した週刊誌記者に鶴田浩二。偽札事件が背後に控えている難事件は謎を謎を呼び、90分を十分に楽しませてもらいました。犯人に旧陸軍将校がからんでいるなど、まだ戦後を引きずっている昭和30年代を感じさせる映画。ちょっと気になって、ワイズ出版「石井輝男魂」をひもとくと、原作は松本清張。
ちゃんとしたサスペンス映画になっているのは納得。それと、石井輝男、なんと『黒い画集 ある遭難』の脚本も書いていた。「ある遭難」は、「寒流」、「あるサラリーマンの証言」よりはマイナーだが、黒い画集シリーズでは佳作として知られている。石井輝男監督、推理路線でもっと撮って欲しかった。
それぐらい、ちゃんとしたミステリーでした。
おなじ日に観た、吉田喜重監督の『煉獄エロイカ』。
わからん映画だった。
まんず、1970年代に流行った思想に馴染めない。
革命とか、いわれてもねえ。
そういう時代だったんだねえ。
吉田監督では『エロス+虐殺』も同様に思想めいた映画でついていけなかった。
いずれにしても、おもしろくはない映画だ。
最初にまちがえちゃった『黄色い大地』。
中国映画だけど、結構好きだったナ。