てんちょうにっき

会計、税務、会社法関係を中心に自分のメモも兼ねて気になった内容をつらつら語っていきます

プレジデント~役員報酬世界比較を読んで

2008-11-19 03:17:23 | ビジネス
はじめまして、てんちょうと申します。
久々のブログ復活ですが、ビジネスに関連して自分の備忘録的な感じで気になった内容をつらつらと語って行きたいとおもいまーす

さて、第一回の内容ですが、前回のプレジデントで役員報酬の世界比較という内容の記事がありました。
国内企業の調査では、事業報告で開示されている報酬総額を取締役の人数で割って、取締役一人当たりの報酬で比較しています。
そういえば、この手の調査ってほかのビジネス誌でも結構やってますよね。
さて、この手の記事を読んで、日本の役員報酬が高いとか低いとかいろいろ考えることもあるかと思いますが、ここで気をつけなきゃいけないのが執行役員の存在。執行役員というのは、会社法での役員ではないけれども、仕事の内容は役員と同様に企業の舵取りを行う人のことで、最近執行役員制を導入する企業が増えています。たとえば、役員のスリム化を図るために取締役から執行役員にシフトさせる企業も相当数あるようです。要するに、偉い役員はそのまま取締役としてとどまり、ランクが低い役員が執行役員になるというイメージです。
ここで、問題になるのがこの執行役員の報酬。執行役員は実際は役員と同等の役割なのに、会社法上の役員ではないから事業報告の役員報酬にはのってこないんですよね。
となると、この場合事業報告の開示対象となる役員は報酬の高い人だけで、ほかの役員の人は執行役員として報酬の開示にならないので、結果、事業報告の頭割り結果だけでは実際の報酬よりも高めの金額で出てしまうという問題があります。

したがって、会社の分析をする際には、役員報酬の平均は開示データから何割か割り引いて考えたほうがよさそうですね
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