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放射能と昔の食生活

2012-01-08 10:51:26 | 環境

昨年は、地震と原発事故に振り回された一年でした。

救いは、生産量も質も、そして放射能の検出結果も予想以上に良かったことですね。

特に、当店の取り扱い玄米の多くが、その検査結果から判断して、1962年度の平均(玄米で10Bq/kg)より良い=低いことがわかっているので、おどおどびくびく販売しなくていいことが、精神安定的に助かっています。

千葉県の太平洋岸のお米で、1Bq/kgとか2Bq/kgの下限値で未検出。
山形内陸・庄内のお米で、1Bq/kgで未検出。

もっと福島から遠い地域の生産者になると、逆に下限値が10Bq/kgとかの検査ですが、それも未検出。
放射能検査に加えて、残留農薬検査も出来るような大手検査機関は、今、超多忙で、なかなか低い下限値検査を受け付けてはくれないようです。

「検査の信頼性の問題」とかの言い訳で。
でも、昨年まで、国の検査ではマイクロベクレルの検査をしている(つまり、1Bq/kg以下でも検出されている)ので、多忙も理由だとは思いますが、一定の談合的な下限値もあるような気がしてなりませんが…

まぁ、これはそれくらいにして。


お米の検査結果という現在のデータ以外に、思うこととして、

なにしろ、自分が1960年生まれ、それ以前からの大国によるたび重なる洋上での水爆実験、きわめつけは、1962年の中国の水爆実験(こいつの残留放射能は、いまだに黄砂にのって日本に降っています)のせいで、大気中と食物摂取による放射能の内部被曝を受け続け、そして、きわめつけは、学校給食での脱脂粉乳。

先日、回収されたステップよりはるかに高い放射能濃度の脱脂粉乳を毎日、学校で飲んでいた自分たち世代です。

まぁ、誰も気にしていなかったので、全くの「知らぬが仏」状態ですね。

そして、目に見えなくて済ましてしまった放射能被害に、大気汚染・水質汚染などの公害、農薬に添加物のような目に見える実害のトリプル被害を加えた、クワトロ苦の時代に育った自分だから、

そして、そういう同世代が、まぁすくすくと育ってきているのを見てきた自分だからこそ、びくびくしないで、対応できているのだろうと思っています。


これは、類推なのですが、

1)60年代、自給率は今よりはるかに高い、つまり汚染された国内農産物や海産物がほとんど
2)お米だって、今の倍近く食べていた
3)全国同じような汚染状況だから、どの産地を選ぼうが同じ

というような条件下で、それほどの健康被害がなかった(としか思えないのですが、もっと高齢になってのことはわかりませんが)理由の一つは、

米・魚と野菜を中心とした日本型食生活にあったのではと思います。

サラダなどほとんどなく、ドレッシングなど市販されていませんでしたし、家庭での食事の基本は、煮物野菜。

切って、さらして、茹でて、こぼして、などの調理は、残留農薬を減らすだけでなく、残留放射能も減らすことは間違いありません。

今と比べて、手間がかかり、母親への負担が大きいことは否めませんが、これが子供たちの健康にとっては、とてもありがたいことだったのかなと思います。

まぁ、「また、煮物?もっと肉が食べたい」と好き勝手なことを言っていた自分でしたが。

1960年代の日本型食生活は、アメリカのFDA(U.S.A Food and Drug Administration)ですら、理想的な食事と位置付けていますし、放射能問題以外にも、今一度、考え直すべきなのではと思います。



それにつけても、マスコミの過去情報の調査・分析能力、及びそういう情報を全体として視聴者に提示して、

今後、私たちがどのような食生活を送ればいいのか、という本当に役立つ情報を提供しようという姿勢の欠如に嘆息!


一度、取材に来たテレビ担当者に進言したところ、

「それは、医療の話なので踏み込めない」

という、全くわけのわからない言い訳をされて、唖然としましたが。

要するに、外野でわいわいがやがやしながら、政府筋の安心情報か、不安と不信を煽る専門家?の放言を、検証なしに垂れ流しするだけなんですね。

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