ダイエットとか糖尿病対策のために、
低糖質食とか糖質制限食があります。
ダイエットは、簡単だけどリバウンドするというのはわかっていました。
なにしろ、余分な糖質は、筋肉と肝臓にグリコーゲンとして蓄積されるが、
炭水化物の摂取がないと、このグリコーゲンが分解されて補う。
グリコーゲンは、分解されると水を大量に放出する。
脂肪は減らないが、水分が減るので、体重は減る。
そこで、炭水化物を摂取すると、逆のメカニズムが働き、すぐに体重が戻る。
厄介なのは、食事制限に伴い、体を動かさないと、筋肉が少なくなり、
基礎代謝が落ちて、もっと太りやすい体質になる。
とても、簡単な原理。
でも、糖尿病はちょっと複雑。
お米は、穀類の中では、血糖値を上げないほうだが、
それでも、糖質を接収すれば、血糖値が上がるのは確か。
上がり方は、生活や運動、他栄養の摂取によっても
色々あるのだろうが。
糖質制限食の推進派は、とにかく、血糖値を上げないことを最優先にしている。
一方で、
昔の日本人は、一日にお米四合食べていた。
1960年でも、一年に平均110kg以上(一日換算二合)。
それから、下がり続けて、今は60kg以下?
じゃぁ、糖尿病はいつから増えたのか?
自明ですよね。
どうして、昔は、糖尿病にならずにすんだのか?
これは、一つの栄養素の問題ではなくて、
食事全体とか生活・運動とか、
全体を考慮しないといけないはず。
ネットでも批判と反批判の繰り返しになっていますね。
徐々にわかってきましたが、
議論がかみあっていない部分があります。
お互いに、都合のいい部分を強く書いて。
もう少し、調べてからまた書こうと思います。