バウリンガル再び♪

大嫌いな拘置所に入れられて怒りのギャン鳴きかと思っていたら、
おさんぽいこーよー
でした

何でも巷には、ミタというスーパー家政婦がいるらしい
我が家にも来て汚掃除してくれないかな
年末こそはきれいなお家で過ごすと無理難題の目標を掲げ起きるなりお掃除励むマミイ
わしへの感謝の気持ちを表すお出かけはまだかね

仕方ない
わしが手伝ってやるから早く終わらせるんだぞ
まずはモップからですか
掃除機のほうが先だと思うんですけど…
お掃除のいろはも知らないマミイに１から教えてあげる家事も天才な獰猛愛玩犬

あー言えばこー言うマミイは
「まずはゴミ拾いからだ」
わしのお宝であるガムを捨て始めた
わしのお宝のガムは哀れゴミ箱行きとなってしまったが、またもらえばいいやと気を取り直してお掃除の監督業

カプッ

本能がでてしまった

待ってましたとばかしにマミイはバリケード作成

監督業に精を出しますから入れて～
わしの悲鳴を聞きつけたダディがこもっていた汚部屋からでてきた
やばい怒られると不安なわしに
「ダディのとこ来るか」
それだけは謹んで辞退いたします

機敏に逃げるわしを捕まえることは無理だと悟ったのか、
「入れてやれ」
マミイにお願いしてくれた
ダディ　今日は猫の手よりもましだったぞ

「お掃除の邪魔ばっかりするのに～」
勘違い発言は聞き流して掃除機の前で戦闘前の準備運動をしていると

ちょっと～　何でお掃除の監督を多摩川拘置所に入れるのよ
出して
わしがキュンキュン鳴きはじめると、マミイはバウリンガルに夢中

どうやら、悲鳴に関しては翻訳ができないらしくマミイは
「吠えてみろ」
しかたなく吠えたやったら
ぼくここにいるよ
と誤訳してた

わしが入ることができない
「台所を片付けるまではガム噛んどいてね」
じゃあそうしましょう
台所はマミイ１人で頑張りなさい


５分後　ガムを食べ終わったので、マミイ呼び出し
バウリンガルはダディ以上の珍訳をした
ちょーラッキ～
拘置所に入れられたわしがラッキーのラの字なんか言うわけないだろ
ダディは
「殿様は喜んどるねえ」
ダディの目は節穴なのか

意思疎通できるマミイだけは誤訳なのに気付いたのか
「殿様は犬語はしゃべれんのかねもっとワンコと遊ばせようか」
陽気なメキシカン父ちゃんと英国淑女の母ちゃんを持つわしだから、日本犬語は苦手なのよ
わしはマミイの相手だけで精一杯だからこのままでお願いしま～す
ワンコの相手は気が休まらないので結構で～す

気が向いたら押してくれ

気が向いたらこっちもね

にほんブログ村