「泣けるポイントがなくてさ。
般若心経唱えて、仏教の歌と校歌だもん。」
仏教高校に通う娘。
それも最後の登校になる。
そう、卒業式。
式に向かう車の中で娘が言った通り、
確かに、流行りの歌も、子供たちからの熱いメッセージもなく、
粛々と厳かに式は挙行された。
ただ、先生が生徒の名を読み上げる
その声を詰まらせている時は、
やはり、うるうるって。。。
ハンカチ持ってきてよかったなんて思った。
（いつも持って歩かないのだ。(^^;）
そして、ホームルーム。
もう感動！
これが卒業式でしょう！
泣けた。。。
本当に素敵な担任の先生。
子供たちを心から愛してやまないその思いが
子供たちも本当にわかっている。
子供たちが先生に
「人生の中で一番！最高！」
「迷惑かけたけど、見捨てず最後まで叱り続けてくれた」
「先生、大好き！」
クラスも本当に仲が良く、
「このクラスで最高！」
「最初、不安だったけど、みんなが優しくてうれしかった！」
「このメンバーでよかった！ありがとう！」
みんなが自分の個性のままで
安心して過ごせるそんな雰囲気が
伝わってきた。
親へのメッセージもあった。
娘「これから親元を離れて初めて、親のありがたみが
わかるんだと思う。ありがとう。
これからもよろしくおねがいいたします。」
ハンカチが濡れる。。。。
ん？
ハンカチが黒くなった。
あ、マスカラだわ(^^;
やっぱ感動の日にマスカラはだめだね。
なんて鏡を見て、気が付いた。
あ、
リップするの忘れてたし。。。
さぁ、娘の巣立ちもあと少し。
ラストスパートで準備するぞ！
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