喜びの種☆

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天の数歌

ハツキハツヒ『ハツホマツリ』(西暦2017.9.20)

2017-09-19 13:35:28 | こよみ

ハツキハツヒ、旧暦8月1日です。
まもなく秋分!
実りの季節、また、台風シーズンでもあります。
風の被害に遭わぬよう風神を祭り、
五穀豊穣を祈る「八朔祭り」の起原は縄文時代に遡ります。

ウケモチが ハヅキハツヒに   
なるハツホ トヨクンヌシに   
たてまつる 

キミはカシキの         
ユフニキテ アメナカフシの   
カミまつる
  (ホツマツタヱ十五アヤ)
           

稲作(陸稲)のはじまりは三代アマカミ・トヨクンヌの時代(縄文中期頃)。
ウケモチさんがヒヨウルタネから実ったハツホ(初穂)をハツキハツヒに献上しました。
トヨクンヌは、カシキ(赤・白・黄)のユフのニギテ(植物繊維のヒラヒラした幣)を立て、
その中心にアメナカフシをお祭りして初穂を供えます。


『ハツホマツリ』旧暦八月朔日







ハツキハシメは        
フタメさく あらしくさふす 
ウガホギの ほつみならふる   
ホモトカミ
 (トシウチニナスコトのアヤ)          

ほつみはつひは         
ウケマツリ フメたつかぜに   
かやおふす ふしあれのわき   
ソロヲヱは シナドマツリに   
のわきうつ ホヲのはらゐぞ   
かたちハニ フはしらたちて   
むつましく これカミカタチ
 (ミカサフミナメコトのアヤ)
  

八月の初めになると、稲穂も実り、収穫を迎える時期になります。
いよいよフタ・メ(冷二:温二)が立ち、
温かさと冷たさの裂け目にノワキ(台風)が吹き、
嵐がカヤ、クサ(茅、草)を伏します。
ソロ(田畑の作物)への悪影響がないように、
シナト(風の自然神)を祭って、ヲヱ(災い・台風の害)を除くようにします。
ホヲのハラヰ(払い)です。

朝晩の風は涼しく感じられるようになりました。
寒暖差に気をつけて、風邪などめされませんように




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