真夜中のつぶやき <murmur to oneself at midnight>

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ドコが終着点か全く見えず!!『祝もものき事務所』

2010-12-02 | 読了本review
本日はCNOVELSで

茅田砂胡さん『祝もものき事務所』
 やる気なし、根性なし、能力なしの事務所の所長が、
 凶器あり、目撃者あり、動機ありの上、アリバイ無しの
 被告人の無罪証明を頼まれる!!

物語はある女性・椿が
百之喜太郎の事務所を訪ねた事から始まります。

この事務所はある筋では
依頼人を無実にすると有名らしく
椿もある弁護士から
彼に会う事を薦められてやってきたのです。

椿の弟は会社の同寮殺しの容疑をかけられていて
婚約者の親から婚約破棄を言い渡されていたのです。

何としても弟の容疑を晴らしたい彼女が
辿り着いたのが雉名と言う弁護士で
百之喜が依頼を受ければ
自分もまた弟の弁護を引き受けると言うのです。

椿が合った百之喜は
けだるげでやる気もなく
とても有能な探偵には見えません

しかし百之喜の友人である雉名は
本人の意思に関わらず百之喜が関わると
思いもかけない真相につきあたる事を知っていて

茅田さんの新作です

今回の主人公は百之喜という探偵事務所の所長さん。

彼は元警察官なのですが事務方なので
表立って事件に関わって解決したわけでもないのに
在職中の三年で七回、
新犯人の逮捕につながる証拠を見つけ出しています。

かも
百之喜自身はものぐさで面倒を嫌うのですが
例外的にやる気を起こすと面倒事に引き込まれる上
事務所を開いてから二年、
断りにくい依頼の場合は必ずそういった事例に
ぶち当たるという厄介な御仁なのです

このように非情に厄介な主人公なので
活躍するのは主に彼の友人たちです。

椿に百之喜を紹介した弁護士や売れない役者、
美少年な格闘家、ハッカーな公務員と
主要キャストもやっぱりちょっと普通じゃないかな。

主人公と言うより彼の秘書と友人達が頑張って
事件の真相に迫るのですが

最後の最後まで誰が犯人なのか判りにくい
判ってみると話の途中で
犯人の名前や存在はチャンと出ているのですが
その時にはその他大勢の中の一人なのですよ

確かに普通のミステリじゃないですが
ごく普通の人々のお話じゃなかったですね。

良い意味でどこまでも
期待を裏切り通しでとっても面白かったです

次回はディルフィニアの番外編だそうですが
こちらもシリーズ化する事は間違いない
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