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昔野菜(伝統野菜)を作る意味

2007年11月29日 13時52分58秒 | 自然農・有機農業

 僕は野菜を無農薬無化学肥料で作っていく上で「在来種」「固定種」を作る事も大切にしています。

在来種」「固定種」とはいわゆる伝統野菜の事。

最近の野菜は効率(高収量・味・耐虫・耐病性など)を重視した、F1と言われる「一代交配種」が主流になってきて、だんだんと伝統野菜を作る農家は減ってきている。

昔ながらの品種で、今では作られなくなって、失われていった野菜はたくさんあるそうです。

僕もスーパー向けなどの、契約栽培で大量に作るものに関しては、「一代交配種」の品種も使ったりする事もありますが、本当に、伝えていきたいのは、やはりこういった伝統野菜。

F1品種はもともと化学肥料や農薬を使う事を前提に開発された品種なので、

実は固定種や在来種の野菜のほうが自然農法や有機農法との相性もいいんですよ。

味に関しても甘みだけを追求した一代交配種の野菜の味よりも、辛味、苦味、酸味があったりする個人的にはこういった昔ながらの野菜や果物の方が好きです。

もともと、郷土料理はこういった地方野菜の持ち味を生かしたものが多かったが、伝統野菜とともに、近年はこういった伝統的な郷土料理も少しづつ失われてきていると思う。

在来種と言うと「京野菜」とか「加賀野菜」とかはその代表的なものですが、日本各地にその地方野菜があって、愛知県にも「愛知の伝統野菜」があります。

本当の意味での「身土不二」という事を考えていくと、やはり自分の住んでいる気候風土に合うように百姓が代々、種取りを続けてきた昔ながらの野菜が体にとっても優しいと思うのです。

種を守ると言うことは、きっと先人の野菜作りに込めた想いも守り伝えていくと言う事だと思う。

そういった意味でも少しづつ「固定種」「在来種」の野菜も増やしていきたい。

 

宮重総太大根、愛知縮緬南瓜、早生冬瓜、愛知本長茄子、十六ささげ、かりもり、金俵まくわうり、野崎二号白菜、知多三号たまねぎ、越津ねぎなどを作っています。

一部ですがこちらに記事を書いています。

   http://blog.goo.ne.jp/wappa619/c/a7188e5fba7869c70309291682ce5ecc

 

 

在来種・固定種・F1種・遺伝子組み換え種子についての定義は以下の通りです。


■在来種
ある地方で長年栽培され、その地方の風土に適応した品種。

■固定種

 

人々が自然交配や何年にも渡り選抜淘汰して育種し遺伝的にた品種。自家採取で次の世代の種を取る事ができる、ある程度の遺伝的多様性が含まれます。在来種はその地で土着したもので広い意味では固定種に含まれます。

固定種の種は品種名の上に「○○育成」と種苗会社の名前で書いてあるか、もしくは品種名だけ書いてあります。


■F1種(一代交配種)


日本語では一代雑種・ハイブリッド品種ともいう交配種のこと。好ましい形質(高収量・味・耐虫・耐病性など)を持つ異なる品種を人為的に交雑させ、両方の形質をかねそろえた種になる。 F2(雑種第2世代)には、多くの株に親(F1)と異なる形質が現れるため、自家採取がむずかしく、毎年種子を購入しなければならなります。

F1の種は品種の上に「○○交配」と種苗会社の名前で書いてあります。

※F1品種は、「異なる品種を交配させ雑種を作ると、親より優秀な子ができることを利用した育種方法(メンデルの法則)」によって作られる。種の交配によって欲しい特性を強化する方法なので、遺伝子の組み換えとは異なります。


■遺伝子組み換え種子

遺伝的に手を加えられ、除草剤耐性(全体の71%)や殺虫性(28%)などの新しい性質を獲得した植物。GM作物には、ダイズ、ナタネ、トウモロコシ、綿、ジャガイモ、トマト、テンサイ、スクワッシュなどがあります。これまでの種と決定的に違う点は、「種の壁を越える。」と言う点です。

ex) 「種の壁を越える。」とは、
・殺虫性の性質を持つ昆虫の遺伝子をとうもろこしに組み込む。

遺伝子組替えは、遺伝子レベルで、目的の遺伝子を一本釣りして、相手の遺伝子に組み込み、遺伝子情報を換える方法です。その特徴としては、DNAの断片を用いるので、どの生物間でも遺伝子組替えが可能になります(種の壁を越える)。本来、人間は人間としか交われないし、植物は植物としか交配できないのですが、その領域を越えたのが、遺伝子組み替え作物なのです。

自然界でも遺伝子組替えは行われています。生殖細胞(精子と卵子)が作られる時には、日常的に遺伝子組替えが起こっているといわれます。これが生物の多様性を生み出す原因です。しかし、そこで組替えられるのは親の遺伝子であり、親の持っていない遺伝子の組替えは起こりません。種の壁は越えないのです。

これらの種子から作られる遺伝子組み換え作物・食品に対して、
①遺伝子組み換え種子を販売する多国籍業による農業支配
②遺伝子汚染による生物多様性の危機
③食品の安全性・人体への被害

などを懸念する声が日本を含め世界各国の市民・農民・NGO団体から上がっています。

つくる、たべる、昔野菜 (とんぼの本)
岩崎 政利,関戸 勇
新潮社

このアイテムの詳細を見る

昔野菜という名で「固定種」や「在来種」の野菜が紹介されています。

見ていても楽しい本です。

 

野口種苗 固定種、在来種を中心に扱っている種屋さん

 http://noguchiseed.com/

愛知の伝統野菜 愛知の伝統野菜が紹介されています。

 http://www.japanfood.jp/a.dentou/index.html

シードセイバーズネットワーク オーストラリアでジュード&ミシェル・ファントン夫妻が1986年に設立した種の銀行です。

 http://www.peaceseed.org/seed/ssn/ssn.htm

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