番外編：自立。

少し前に美容院へ行って来た。　およそ半年ぶり。

雑草のように伸びてしまった髪を切る為、休校中のユウタを連れて行って来た。

そこは、ユウタがお腹にいる頃からお世話になっている所で、

ちょくちょくユウタも同伴していたので、行く度に

店の人達：「大きくなったなぁ～」

と言って貰え、相手もしてもらえる。

土日はいつも混むので、平日を選んでいつも行くのだが、

この間は見慣れない新人Ｂｏｙがいた。

店のオーナー：「あ、この子今まで土日のみでアルバイトで来てたんですが、

　　　　　　　　春に高校卒業して正式採用したんです。」

新人Boy：「初めまして。よろしくお願いいたします。」

で、早速シャンプー。



新人Boy：「お子さん何年生ですか？」

私＠母「3年生です。いつまでお母さんお母さんて言ってくれるのかな？？」

などと話をしていたら、新人の彼は、つい最近まで高校生だったので、

自分が大分グレていた事、その間、母親と全く口を利かなかった事、

一人暮らしをして、親の有難味がようやく解り、母の日に初めてプレゼントをした事etc・・を話してくれた。

私@母：「お母さん、喜んだでしょ～？」

新人Boy：「いや、それがちょっと違うんです。」



初任給の日も重なったので、T-FALの鍋セットをプレゼントしたらしいのだが、

実家へ帰り、母親へ渡すと、



Boy's母：「何？これ。」

新人Boy：「え、鍋セットのプレゼント。」

Boy's母：「誰に？」

新人Boy：「オカンに。」

Boy's母：「誰から？」

新人Boy：「オレから!!!。」→あまりに疑うので、少々キレ気味に。


ここまで聞いて、次の母親の喜ぶ顔を勝手に予想していた。

ちょっと～ええ話やん。

お母さん、涙でも流したかな～？　などと思いながら話を聞いた。

で、お母さんの次のセリフはこうだ。













Boy's母：「　なんで？　」










私@母：「・・・・相当お母さんに辛く当ってたな。」

新人Boy：「・・・ええ、そうなんっす。」





ユウタともそんな会話をする時が来るのだろうか？

私@母はどこまで性格曲がるかな？？

休校中。

外へも出られず、ストレス溜まりまくってるユウタ。

仕事をしている私は、ユウタを留守番させている。

私@母：「電話鳴っても、ピンポン鳴っても出たらあかんで。

　　　　子供しかいないってバレたら変な人が来るかもしれんしな。」

ユウタ：「わかった。　いってらっしゃ～い。」

勤め先か近所なので、昼御飯に帰って来たら近所の友達が遊びに来た。

R@友：「あそぼ～」

どうやら退屈らしい。そりゃそうだ。

元気満々の育ち盛りが外にも行けず、何をしろと言うのだ。


しゃーないねんけど。

でも、友達と遊んでる様子を見てると、何かと面白い。

退屈だったユウタも、あまりの嬉しさに調子乗っていると、

Ｒ@友：「ユウタは幼稚園の時と変わらんな～。(しみじみ。)

　　　　まぁ、それがユウタらしくて良いとこやねんけどな。」








君は本当に3年生か？








いや、うちのユウタが幼すぎるんだろうが・・・・。

色々な子がおるんやな～。





今日になって、ようやく月曜日から学校が始まるらしいと連絡があり、

ちょっとほっとした。


早く学校始まってくれ～～～

番外編：マスク。

花粉症の症状がまだ続いている私@母は、マスクの買い置きが無くなって来たので、

買いに出かけたらどこもかしも売り切れ。

はぁ？

いきなり何で売り切れやねん！　過剰反応しすぎ。

手洗い、うがいで十分防御できると聞いていたので、マスクは想定外だった。

いまだ雑草系の花粉症状が出ている私@母にとっては、必需品なのに！

よっぽどの人混みに出る時以外は、マスクはしなくても大丈夫みたいだが。

感染したとしても、軽症で済んでるみたいだし・・・。


と、考えるのは私@母だけかしら？

それにしても、辛いなぁ～マスクなし。

休校。

新型インフルエンザが大流行しているおかげで、24日まで小学校が休校になった。

18日は給食を食べて帰って来たが、帰るなり

ユウタ：「遊びに行って来る～！！」

と言いだした。

私@母：「何で学校休みになったか知ってるか？」

ユウタ：「え？豚インフルエンザやろ～？知ってるで。」

私@母：「先生に家から出ないように言われんかったか？」

ユウタ：「・・・・言われた。」

私@母：「んじゃ、家にいなさい。」

ユウタ：「でも、遊びたい～～　ちょっとだけ行ってくる！」

と言って、とっとと出て行った。

幸い、この近所はまだ感染例が出ていないので、実感はない。

ほっとけ　　と思っていたら、何やら年配の女性が説教しているような声が。

と思ったら、ユウタが帰って来た。

ユウタ：「先生に怒られた。」

さすがは子供をあつかうプロだ。　子供の行動パターンは読み切っている。

たまたまウチの前を見回りに来た先生に、見つかったらしい。

が、懲りないのもまた子供。

ユウタ：「あ～～あ。つまらん。」

私@母：「ほれ、見てみぃ。」

5分ほど経って、

ユウタ：「もう先生行ったかな？」

と、様子を伺いながら知らん間に外へまた出て行った。

次は見つからなかったようで、5時頃まで近所で遊んでたみたいだ。

長いな～　いつまで休校なんやろか。

授業参観にて。

少し前に3年生になって初めての授業参観があった。

教科は「習字」

少し前に初めての「習字」の時間の時、周りから褒められたらしい。

ユウタ：「みんながな、すごいなぁ～って言ってくれるねん

　　　　　めっちゃ上手やな～って言われた～」

私＠母：「そりゃぁ、ユウタは習字習ってるもん。今日初めてした子と

　　　　　一緒なはずないやん。　でも、よかったな。」

私＠母は　どんなすごい字を書いて、皆にそう言われたのか楽しみだった。

で、参観当日。

課題を見てみた。








漢数字の一(いち)。










大差ないやん。






横棒一つやん。






これはどう見たら上手いの？下手なの？？




別のお母さん曰く

友母A：「道具の扱いが慣れてて、手際が良い事に感心したみたいよ。

　　　　ウチの子がやたら“すごいねん！”って話してたわ。」





・・・・・・・そりゃそうだ。　慣れてるよな。




子供って、そんな事に感心するのか。

成長。？

連休明けて、学校行事も目白押し。

新学年になってから初めての参観＆懇談。今年度のＰＴＡ委員の選出等、

けっこうバタバタする。

そんなこんなで、今日久々にゆっくりした土曜日を迎え、

私@母：「もうちょっと～」

と、二度寝。




気が付いたら８時だった。

私@母：「やば！　ユウタ　プールやん！」

慌てて起き上がり、台所へ行くと

ユウタ：「おはようございまぁ～す」

と自分の朝食の準備をしていた。

私@母：「これ、自分でしたん？」

ユウタ：「うん！　自分でした！(ちょっと自慢気。)」

私@母：「パン、焼かなくていいの？」

ユウタ：「うん。ええねん。」


生の食パンにマーマレードジャムを塗り、

私@母：「・・・・・それはあげさん(厚揚げの煮物)か？」

ユウタ：「えへ。そやで。」


ランチプレートにさっきのジャムパンと厚揚げの煮物を盛り、


私@母：「・・・・・・・。パンに揚げさん・・・・。
　　　　　すごい組み合わせやな。」

ユウタ：「そう？　美味いで。モグモグ・・・。」

私@母：「じゃ、野菜ジュースでも飲む？」

ユウタ：「うん！ありがと～」



すごいメニューや。




そういえば回転寿司行った時も、「まぐろにぎり」に「甘だれ」をかける奴だった。


あの子の味覚が解らない・・・・。



でも内容はどうあれ、一人で朝食の準備したのは褒めてやらないとね。

食博。

四国から帰って来て、体調が幾分戻った私@母を見て、

父：「明日は朝から食博行くで！！」

ユウタ：「食博ってなに～？」

父：「色んな国の食べもんあって、食べれるねん！

　　オレは粉モン王国やな～～」

ユウタ：「楽しみ～～」


で、当日。

「高速１０００円」効果はここ大阪にもあった。

見慣れない地方ナンバーが続々と同じ方向へ行くではないか。



あり得へん。



この「食の博覧会」は４年ごとのイベントで、なかなか面白いのだった。

前回行った時も良かったので、今回も行ってみたが・・・・・・

父：「前の時と比べもんにならんくらい人多いな。」

私@母：「やっぱ１０００円やで。」


折角来たから、楽しむで！

色々食べました、見ました、歩きました～～～


せっかく回復し掛かってた体が再び下降線・・・

昼に差し掛かって来ると、ますます人手がすごい事に・・・・。


十分楽しんだので、帰る事に。

途中　駅の方で何か騒がしい。


アナウンス：「こちらの駅はたくさんの人出により、閉鎖中です。一つ先の駅まで歩いて下さい。」


超・ヘビー


凄すぎや。　「高速１０００円」　　

こんぴらさん。

といえば、私達@両親は結婚前に一度来た事がある。

１０数年以上前の話。

あまりに遠いので、その時も「二度と来ることはないやろう。」

と言いながら帰ったのだが、まさか子ども連れて再び来ようとは・・・。　→学習しない人間。


以前来た時は、こんぴらさんへお参りに行った。

階段登る事　１３６５段。

実は、私@母は「山登り」が大嫌いで、その時も
いやいや奥社まで登った。

父：「あん時、えらい文句言いながら登ってたよな～。　文句の多い女やな～て思ったわ。」

私@母：「だって、散々いやや！！っつったやん！今回はもう絶対に登らへんから！！！」


そんな会話をしていたら、

ユウタ：「俺、登ってみたい～～」

私@母：「!!!!　」

お参り口の手前ぐらいまでは、土産物の店があったりして結構楽しめるけど、

そこからはひたすらに「登り」　やしな。

土産見て帰るだけが、結局再び登る羽目に・・・・。

ユウタは現役の育ち盛り。ひょいひょい登る。

父はこれぐらいは結構平気。ばあちゃん子なので、神社仏閣大好きな人。

その中で私@母はただひたすら息を切らしながら、登る。

数日前にひねった足が、痛み出してきた。

いやがおうにも「１０数年」という時の流れを痛感する。


以前行った時は翌日両足筋肉痛　という　いたぁ～～い思い出があったのだが、

今回はそれで収まらない。

このあと、レオマワールドへ行き、夕方まで遊び、帰りは例の如く

「１０００円渋滞」で帰宅したのは夜の１１時。

翌日体調崩して、一日起き上がれなかった。



もう二度と行かない!!!!　こんぴらさん。

お参りはしたけど、もう結構です、こんぴらさん。

あなたは悪くないけど、もうこりごりです、こんぴらさん。

GW中・・・。

遊び疲れが出たのか、体調崩してしまいやっと復活。

古い話になるが、連休は「高速1000円」　につき、解り易く四国へ行って来た。

覚悟はしていたが、想像以上の渋滞。

渋滞でノロノロ動いていると、派手な色のライダーが左横を走って行った。

私@母：「なんや！？あれ。」

父「レンジャーや！！　ユウタ、レンジャーやで！！！」

ユウタ：「見た～～　いっぱい走ってった～」

ヘルメットから、つなぎから、ご丁寧にスカーフまで巻いて、
(色は勿論上から下まで揃えて)

赤・青・黄・ピンク・緑　ときっちり５人。

私@母：「ＧＷならではやな。　楽し～～」

父：「ヒマな奴もおるんやな。」

だがしかし、楽しいのはほんの一瞬。　車の流れは、良くなったり、悪くなったり。

父：「こんなとこで混むとはあり得へん。まだ(瀬戸大)橋渡ってへんねんで。」

瀬戸大橋の真ん中で、小さな島ごとサービスエリアになっている所でちょっと休憩。

私@母：「・・・・・人　多すぎ。」

そう、「高速１０００円」効果で、皆考えることは同じなようだ。

橋を渡るのにお金がかかるから、なかなか行けなかった四国。

集中してるし。

朝、９時に大阪を出て、宿に着いたのは午後４時過ぎ。



なんと、７時間かかった。


超・疲れた～～