自分さいはっけん。

昨日、小学校の創立１００周年記念行事で、「人権学習公開授業」なるものがあった。

他校の先生方が、見学に来るのがメインで、保護者も参観する　というもの。

その中で２年生は、「自分さいはっけん」という課題で、

ちょっと前から自分の事について「自分」とはどういう人間なのか？

というのを子供に考えさせていたらしい。

ユウタ：「オレはな、こう書いてんねん。

　　　　　“あたま　まるい”」　→“わるい”の間違いじゃね？

ユウタ：「それと、“あし　でかい”」　→確かに小２で　２２．５cm　はでかい。

ユウタ：「あとは、“みみ　でかい”って書いてん。」

・・・・全部体の特徴ばっかり。

私@母：「お母さんは、それに付け加えたらな、“デコ　がひろ～い”やな。」

ユウタ：「え～～(デコ掻く。)」

お母さんは知ってるよ。

ユウタは、“優しい子”　“頑張り屋さん”　“素直(単純？)”　だって事。

良いとこいっぱいあるよ。

そのまま真っ直ぐ育ってね。

番外編：強運 ２。

祖父@父のオヤジは順調な回復なので、もうすぐ退院だ。

膀胱がんで膀胱を全摘出した為、腎臓からの管を右脇腹のあたりに穴を開け、

そこから出てくる尿を受ける袋を付けている。

その袋は、３，４日おきに取り替えないといけないので、

常に出てくる尿をふき取りながら、新しい袋を付ける時に手伝う練習を

この間病院で教えてもらった。

祖母@父のオカン、妹@父の妹、私@母の３人で。

主に覚えてもらうのは、もちろん祖母@父のオカンなので、看護婦さんに

手取り足取り教えて貰っていた。

そう難しい事ではないので、すぐに終わった。

慣れるまでは、ちょっと大変かな～？

その後、主治医より術後の検査結果を知らされた。

結果→どこにも転移はナシ。

ただ、再発する可能性はあるので、今後も定期的に通院はするのだが。

一同安堵の表情。

本当に強運の持ち主だという話をみんなでしていたら、

妹：「手術のあった日にな、出てきて麻酔が切れかかって意識がもうろうとしていた時に、

うわ言のように“　オレは　運が　強い～～～　”

って言っててん。笑うやろ～」




じいちゃん、自分に言い聞かせてたのかな？

どこまでもポジティブだわ。

番外編：大阪のおばちゃん。

この間、いつものごとくスーパー銭湯へ行った時の事。

あつかましい、非常識、　な方はどこへ行っても見かけるので、

気にしない事にしていた。

でも、そんな人ばっかりじゃない。

私@母は神戸の出身で、震災の後大阪へ移り住んだ。その後結婚したのだが、

コテコテの「大阪のおばちゃん」　は楽しい人ばかり。

その日は女湯だけバラの花を浮かべる「バラ風呂」をしていた。

造花？と思いきや、なんと生花。

花の部分だけをお湯の中に浮かべていた。

私@母：「きっれーー」

年甲斐もなくお姫様気分。

お湯に浸っているので、これなら花粉症の私でも、大丈夫だった

一輪取ってかすかな匂いを嗅いで見る。

小さい女の子は頭に飾りながら喜んでいる。→私もやってみたかったが、恥ずかしいのでやめた。

各々花を満喫していると、

おばちゃんＡ：「あ～～きれいな～　贅沢やな～～

　　　　　　　　これは国産かな？いや、中国産やな

　　　　　　　　何か薬出てないか？　大丈夫かいな。＾。＾；」

もちろん、おばちゃんは冗談で言っているので、私はおかしくてたまらなかった。

話しかけていたおばちゃんも、知り合いかと思いきや、どうやら初対面らしいが。

黙ってられへんのが「大阪のおばちゃん」　なんやな～

寝ぼけ。

ユウタはよく寝ぼける。

夜中12時頃、窓が開いたままだったので、そ～っと閉めていると、

ユウタ：「(ゴソゴソし出す)あ～～!!　」

私@母：「ギクッ!!!」

ユウタ：「ん～～・・・・ゴニョゴニョ……。」

私@母：「・・・・・？？？　寝ぼけ???　」


また、ある日の事。

父が顔を覗きにいったら、目覚ましのスイッチが入って無いので、

セットしていると、おもちゃのカプセルみたいなのを誤って落っことしてしまった。

カツーーン!!!→おもちゃが落ちる音。

父：「(しまった！)」

ユウタ：「ん～～・・・ありがとぉ～～～～ムニャムニャ…」

父：「・・・・？？？？(必死で笑いをこらえながら顔を覗く)」

ユウタ：「・・・・ク－クークー」






寝ながら会話するな。

お土産。

昨日の遠足は“みかん狩り”。

お土産のみかんを持って帰って来てくれた。

“上の太子観光みかん園　　おみやげ”という袋に入って。

ユウタ：「お母さん、はい！お土産～～

　　　　　メッチャ足痛い～～～」

早速お土産を頂いた。

私@母：「結構ウマいな。　向こうでも食べたん？」

ユウタ：「うん！７個食べた～～～

　　　　　先生がな、“あんまり食べすぎたら、おしっこがオレンジジュースになるで～”

　　　　って言うねん。　おもろいやろ～。」

天気にも恵まれて、楽しそうな様子を話してくれる。

その夜。興奮冷めやらぬ様子で、家の中で何だか暴れまくってる。

何だか知らんが、早く寝かそう。

いつもより早いお風呂＆就寝準備。

いつもなら、眠いのと疲れたので甘えてグズグズ言い出して、

中々部屋へ行こうとしないのに、

ユウタ：「オレ、着替えたからもう寝るわ。

　　　　　おやすみなさ～い」

珍しい。

２０分後、父が帰って来た。

私@母：「さっき部屋へ行ったばっかりやから、まだ眠ってないと思うけど？」

顔を見たい父はユウタの部屋へ。






すぐ戻ってきた。

父：「爆睡してたで。」

よっぽど疲れたんやな～。

遠足で疲れてるはずなのに、帰って来てからも、何だかみょ～に元気やったしな。　　

そして、今日。

目が覚めたのは、なんと５時半頃だったそう。

部屋で本を読んでたらしい。


まだ興奮収まらないか???　

遠足。

昨日、学校で遠足があった。

準備する時に、「おやつ２００円まで」とあった。

私@母：「お金渡すから、好きなの買っておいで」

ユウタ：「ちょっと行ってくるーーーー!!」

宿題やりかけてたのだが、ほっぽり出して出て行った。

ユウタ：「ただいま～～」

買ってきたお菓子を丁寧に説明してくれる。

ユウタ：「このヨーグルトな、メッチャ美味いねん

　　　　　ほんでな、あたりが出たらもう一個タダで貰えるねんで～」



そんなに嬉しいか。

近所に駄菓子売ってるお店で、昔ながらの物が置いてあるらしい。

私@母：「お母さんも子供の頃食べたで　　懐かしいな。

　　　　お？これ何や？」

ユウタ：「これな、前友達に貰ってな、食べてみたらな、メッチャ美味かってん」

見ると、“するめそーめん”　と書いてある。

要は細長いスルメいか。→中身はタラの身。



自分で選んだお菓子を持って行くのが楽しみなのはわかるよ。

遠足行くのすんごく楽しみになるのよね。

だからってさ、目覚ましを夜中の２時半にセットするのはやめてくれ。

何事かと思って、目が開いたよ。

覗くと、ジャンジャン鳴ってる時計の横で爆睡。

こんなうるさいのに、よく寝れるよな。




翌朝。服に着替えて、準備万端のユウタが起きてきた。

いつもは起こしに行っても起きないくせに、この日に限って起きた時間は

６時４５分。



毎日、この時間に起きてくれ!　　

プチ家出。

昨日、親子ゲンカした。

私@母：「約束守られへんのやったら、もうゲーム禁止!!!」

勢いでつい言ってしまった。

それが気に入らなかったらしく、コタツの中に入ってしまい、

床をドンドン叩くユウタ。

挙句の果ては逆ギレで私@母に八つ当たり。

無視し続けて用事を済ませていると、静かになった。

・・・・コタツの中でうずくまって寝たかな？

あまりに静かなので覗くと、居ない。

？？あれ？さっきまでここに居たのに・・・

よく見れば玄関に靴が無い。→どっか出て行った!!

時間は夜の７時半。外は真っ暗。

いつの間に出て行ったのか解らなかった。その内帰って来るかと待ってみたが、

帰ってこない。



やばい。

慌てて外へ探しに行った。

暗いので、よく見えなかったが、小さな人影が歩いてくるのが見えた。

ユウタだった。

近づくと、泣きながら歩いていたのか、涙目。

ユウタ：「オレな、外へ出たけどな、すぐ戻って来てん。でもな、鍵掛かってて、

　　　　お母さんメッチャ怒ってるかと思って、許してくれへんと思って、
　
　　　　歩いててん。」

・・・そう言えば、なんで鍵が開いてたのか知らんが物騒だと思い、

鍵かけ直したっけ

その後は外出たついでに二人で散歩しながら話した。

ユウタが我がまま言った事、私@母がちょっと言い過ぎた事、etc・・・。

そうこうしていたら携帯に着信。→同じクラスのＲちゃんのママ友から。

Ｒ@母「さっきウチの近くで見かけたからな、知らせとこうと思って。

　　　"早く帰りや"ってのと、"お母さんに会ったらごめんなさい言うんやで"

　　って、話をしててん。会えたんやな、よかった。

　　仲直りに抱っこして、ぎゅーして、ちゅーしたってや」

そっか、照れくさくて黙ってたのか。中々話出てこないなと思ってたら・・・。

でも、なんで「ごめんなさい」を言えなかったのかと聞くと、

ユウタ：「だって、"ごめんなさい"言うてもお母さん許してくれへんって思ったから。」

私@母：「お母さんはそこまで鬼やないで!! (ぎゅーー)

　　　　ユウタが謝ったら、ちゃんと許すがな。そこまで鬼ちゃう!! (頭なで)」

ユウタは少し照れながら、でも嬉しそうに笑った。

お母さん、ちょっと言い過ぎたな


ごめんね、ユウタ。

修復。 ２

昨日の休みに、父が柱の穴の修復作業の続きをしていた。

前回のはまだ途中だったらしい。

父：「あともうちょっと仕上げで塗って来るわ。」

手先が器用な父は、もともと工作とかが好きなので、

こういう事は夢中になってしまう。

天気も良いし、　絶好のお直し日和。

私@母はというと、何故かケーキを焼きたくなった。

と言っても、パウンドケーキね。

親二人とも用事をしだしたので、ユウタは一人で何やら遊びだした。

その内に

ユウタ：「お父さん、どこ行ったん？」　と、聞くので

私@母：「ユウタが開けた穴を修理しているわ。最後の仕上げやって。」

それを聞いて父の元へ。

ユウタ：「すごぉ～い　全然(穴が)わかれへん!!」

いっちょ前におべんちゃら言ってる

少しは悪いと思っての言動だろうか…???

しかし、

父：「ユウタ、どこに穴が開いてたかわかるか？」

と聞くと、

ユウタ：「(指さして)ここやろ？」






・・・・・思いっきりわかってるやん。

歯抜け。

この間、学校より歯の健康習慣とかで歯磨きの仕方を丁寧に教えてくれる

というので、いつも使っている歯ブラシを持って来るように指示があった。

歯の生え換わりのこの時期は虫歯に掛かりやすいので、

家でも再三

私@母：「大人の歯は、虫歯になったら治らないよ。

　　　　しっかり歯磨きしような！」

と歯磨きの仕方を伝授(？)して来たが、一向に改善されない

学校でしてもらえると、皆と一緒にするので楽しいらしい。

まず、いつものように自分で磨き、その後汚れに色の付く歯磨き液で

チェック。

磨き残しで、個人個人のクセ等を指摘してもらい、もう一度磨く。

ユウタ：「そしたらな、メッチャつるつるになってんで～

　　　　スッゲー気持ち良かった～～」

・・・・・母も同じ事何度もして来たんだがな

数日後、その時の感想を塗り絵をしながら一言書く欄があって、読んでみた。

「　は　の　み　が　き　か　た

をおしえてもら

って、つつるになって

きもちい」

読むのに一苦労。

ミミズの踊ったような字体で、大きさ、バランス、全てバラバラ。

習字習ってるのに・・・・・

歯抜けな文体だった。

修復。

病院の帰り、この前ユウタが穴を開けた柱の修理の材料を買うため、

ホームセンターへ。

手先が器用な父。

私@母は不器用なので、大変お助かり。

帰宅後、ちまちまと修復作業に取り掛かる父。

私@母は少し体調不良の為、

私@母：「ユウタ、お母さんちょっと頭痛いから部屋で休んでるね。」

ユウタ：「うん。わかった。」と、言いながらファミコンし出した。

1時間ほどだったか、目が覚めてリビングへ行くと、父と二人で

ボンバーマンしていた。

父：「ユウタにお母さんどこや？って聞いても知らん言うし、

　　どこおったん??」

・・・・・何が知らんだとぉ～

父：「ちょっと壁見てきて」

私@母：「え？出来たの??　すご～い」

見ると、素人にしては上出来!!な仕上がりで。色も目立たない。

これ、業者に頼んだらウン十万はするだろな。

かなり節約できた。

ユウタには

父：「ユウタが穴開けたから、メチャメチャお金掛ったわ。」

と言うと、

ユウタ：「・・・・そんなに掛ったん??」

と、真顔。

父：「今度から気ぃ付けてや。」



・・・・・イジワルな父。