●歩いた日:2016年10月14日(金)
●歩いた所:高畑、六日町・一ノ坪・新山・蓬田・坂ノ上・谷地中・茶畑
●歩いた足跡(ログ)(道のり:8.3km)
(以上の地図:国土地理院)
右手にJAのカントリーエレベーターを見ながら、さらに東に進むと、「坂ノ上」の家並みが見えてきたのでカメラを向ける。
📷005「坂ノ上」の道
「坂ノ上」は「旧長野町」ではなく、「旧豊川村」の「東長野」である。なかなかややこしい。
微妙にカーブしているところは、昔からの道であることを思わせる。この集落には昔風の大きな家が何軒かあり、豊かな土地柄であったことがうかがえる。
写真ではわかりにくいが、道の奥、左側に写る生垣の前を通った時、最近建てられたらしいその家(屋根が少しのぞいている)の大きさにびっくりする。
大きくカーブして集落を抜けると、右手に橋が見える。地図に「坂ノ上橋」とある。その橋まで行ってから引返して北に向い、十字路のところで西に折れる。
「坂ノ上」の遠景を眺めながら西に進む。途中でその景色をカメラに収める。
📷006:「坂ノ上」遠景
大きな木立の中に家々がかたまっている集落である。右端の木立の中には社が建っている。あちこち歩くと、木が切られて社だけがぽつんと立っている風景を多く見るが、社の木立は是非残してほしいと思う。
さらに西へ進むと、「小滝川」に架かる橋が近づいてくる。橋の近くで珍しい光景に出会ったので書いてみたい。
一つは「烏(からす)」である。烏が、クルミと思われる木の実を加え、道の上を5mほど舞い上がってはその実を道路に落とすことを繰り返している。聞いたことはあるが見るのは初めてである。このことを帰ってから妻に話すと、妻は、落としても割れないときは、車が通るところに実を置いて轢かせて割るのだと言う。ホントだろうか。
もう一つは、橋近くの家の柿の木のそばで、二人のおばさんが何やら作業をしている。実をとっているのかと聞いてみると、葉を取っているとの答え。なるほど、カゴの中にはまだら状に紅葉したきれいな葉がいっぱい入っている。これをどうするのかと聞くと、市場に持って行くという。
「葉っぱビジネス」は私も知っているが、柿の葉がビジネスになることには気が付かなかった。柿の葉は抗菌作用があって、料理の盛り付けなどに使われるるらしい。ここらのおばさんは逞しい。
我が家にも柿の木が2本あるが、その後観察してみると、一本は紅葉せずに葉が落ちてしまい、もう一本は、紅葉はするが、きれいな色合にはならず、虫食いも多くてがっかりしてしまった。
(その4に続く)
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