てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

MGR3から3冊

2006年04月19日 | 英語
L.A. Winners
探偵物です。
行方不明になった馬を捜してくれという依頼が発端。
その馬は、今は引退してしまったけど、前は競馬で優勝したこともある馬(L.A. Winners)だから、種馬としても値打ちがあるんだそうで。

比較的意外な展開でしたが、GRの探偵物って飽きてきてるんですよね。
あと、やっぱ引退したら、腕(足)は落ちるんじゃないかと・・・。
多読用だから読むけどねーという程度でした。


Why Ducks Sleep On One Leg
ベトナム民話の短編集。
ベトナム民話って全然知らないから、結構楽しめました。
神様が、日本のともギリシャのとも北欧のとも違うんで(当たり前ですが)、
新鮮でした。
そういえば、中国の民話だと神様はどう扱われてるんだろう?
っていうか、中国民話って知らないな・・・。

タイトルになっている「なぜあひるは一本足で寝るのか」は、
意外な答えでした。
独創的・・・。


Z For Zachariah
核戦争とその放射能でアンの周りの人々は全員死んでしまった。
奇跡的に放射能から免れた谷(^^;に住んでいるが、谷から一歩外にでれば
死の世界。
テレビはもちろん、ラジオも何も放送していない。
アン以外の人類は絶滅してしまったのだろうか?
そんなとき、谷に一人の奇妙な服を着た男がやってきた。
というSF。

ちょっぴりフェミニズムSFっぽい味わいもある作品。
わりと好きかな。



MGRはほかのメジャーなGR(OBWとかPGRなど)と比べると、読みやすいし、バリエーションが豊かです。
特に地域性が高いものがあるのが面白いです。
ここで紹介したベトナムものとか、ほかに韓国とか、タイとか。


Magic tree house#1,#2

2006年04月19日 | 英語
Magic tree houseシリーズは、ずいぶん出ているようですが、
今回は第1巻と第2巻を読みました。

英語圏の子ども向けの本なので、知らない単語がザクザク出てきます。
最初は勘で読んでいたのですが、じっくり読もうと、辞書を引きながら読みました。
娘の電子辞書を借りて・・・。
それでも、英和辞典に載っていない単語があるんですよ。
そんなときは英英辞典で探したり、語尾変化を考えて近い単語で探したり、
ほんと、単語には苦労しました。
たとえば、移動を表すのに「歩く」「走る」以外に、
「かける」「飛び出す」「飛び込む」「這う」「這い進む」
みたいな単語が出てくるんですよ。
そのかわり、文章は簡単なので、単語の意味さえわかればこっちのもの。
実は第3巻を読みかけなのですが、電子辞書が手元にないので、
読み進めることができずにいます。
結構、面白いのに。残念。


さて、どんな話かというと、8歳の少年とその7歳の妹が主人公です。
家の近所の森で、ツリーハウスを見つけて、入ってみると
誰もいなくて、綺麗な挿絵のついた本がたくさんありました。
その中に、恐竜の本があって、
「こんなところに行ってみたいな」と言ったら、突然、風が吹いてきて
ツリーハウスごと、恐竜の世界へ移動してしまいました・・・
というもの。

1巻は恐竜の世界で、2巻は騎士の世界です。

少年は、内向的で大人しいタイプ。
異世界に行っても、実物を見ずに本を見ているような子どもです。
対照的に、妹は、考えるより先に手がでるタイプ。
ホントに7歳か?というようなその行動力には頭が下がります。
お兄ちゃんは、妹にハラハラさせられるは、振り回されるはで大変です。
こうした兄弟のやりとりも楽しいです。

2巻は騎士の世界なので、日本語にすると、多分、
「おぬしらは何者じゃ?」みたいな古語っぽい文章も出てきて楽しいです。
こういうのは辞書には載ってない(英英辞典にも)けど、
そこは、小学生低学年向けだから、勘でわかります。


英語の児童書、ちょっと読んでみようかなという人で、
単語が気にならないなら、お勧めです。