エリザベス・ムーンの「くらやみの速さはどれくらい」を図書館で借りて読みました。
単行本ですから。
あと、コニー・ウィリスの「航路」とか「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」(題名、ながっ!)とか図書館にあるといいなぁ。でも、ないんだなぁ。
と思ったら、「航路」は文庫でも出てますね。ほほう、買うしかないか。
さて、この本は、自閉症の35歳(ぐらいだったと思う)の男性ルウの視点で書かれています。
幼いうちに受けた治療の成果があって、ルウは最低限の社会生活を送ることができるようになっています。
特殊能力を生かした仕事もしながら、余暇に自閉症ではない普通の人々との交流もしています。
自分では満足して生活していたのですが、仕事上でも、プライベートでも問題が起きてきました。。。
21世紀の「アルジャーノンに花束を」と紹介されていました。
なるほど、最初のうちは、「アルジャーノン」っぽいと思いました。
でも、全然、違う話です。
すっかり「アルジャーノン」モードで読んでいましたから、あれぇ?いつ手術するんだぁ?大体、最初っから知能が高いし、周りとも上手くやってるじゃん、などと不審に思ってしまうほど。
「アルジャーノン」という売り方は、どうかと思います。
このお話、なんだか淡々としています。
事件は起きるから、書き方が淡々としてるのかな。
ルウが物静かな性格だからかもしれません。
これがSFっていうのは、ま、自閉症が治るようになった社会っていうことぐらいかな。
もうひとつ、自閉症の人から見た世界は、自閉症ではない人が世界を認知する方法とは異なるから、そこにセンスオブワンダーがあるってことかな。
近未来社会で妊婦が事件を推理するバルーンタウン」シリーズと同じですね。
妊婦経験のある私にとっては、センスオブワンダーなどなんにもなく、普通すぎてつまらないですが。
本当のことをいうと、この本、つまらないのじゃないかとビクビクしながら読んだんです。
そんなこともなく、普通に読める本でした。
良かった、良かった。
単行本ですから。
あと、コニー・ウィリスの「航路」とか「犬は勘定に入れません…あるいは、消えたヴィクトリア朝花瓶の謎」(題名、ながっ!)とか図書館にあるといいなぁ。でも、ないんだなぁ。
と思ったら、「航路」は文庫でも出てますね。ほほう、買うしかないか。
さて、この本は、自閉症の35歳(ぐらいだったと思う)の男性ルウの視点で書かれています。
幼いうちに受けた治療の成果があって、ルウは最低限の社会生活を送ることができるようになっています。
特殊能力を生かした仕事もしながら、余暇に自閉症ではない普通の人々との交流もしています。
自分では満足して生活していたのですが、仕事上でも、プライベートでも問題が起きてきました。。。
21世紀の「アルジャーノンに花束を」と紹介されていました。
なるほど、最初のうちは、「アルジャーノン」っぽいと思いました。
でも、全然、違う話です。
すっかり「アルジャーノン」モードで読んでいましたから、あれぇ?いつ手術するんだぁ?大体、最初っから知能が高いし、周りとも上手くやってるじゃん、などと不審に思ってしまうほど。
「アルジャーノン」という売り方は、どうかと思います。
このお話、なんだか淡々としています。
事件は起きるから、書き方が淡々としてるのかな。
ルウが物静かな性格だからかもしれません。
これがSFっていうのは、ま、自閉症が治るようになった社会っていうことぐらいかな。
もうひとつ、自閉症の人から見た世界は、自閉症ではない人が世界を認知する方法とは異なるから、そこにセンスオブワンダーがあるってことかな。
近未来社会で妊婦が事件を推理するバルーンタウン」シリーズと同じですね。
妊婦経験のある私にとっては、センスオブワンダーなどなんにもなく、普通すぎてつまらないですが。
本当のことをいうと、この本、つまらないのじゃないかとビクビクしながら読んだんです。
そんなこともなく、普通に読める本でした。
良かった、良かった。