てっきりてっくり

あっという間に1日が終わっちゃう

ミスティック・リバー

2004年11月06日 | 映画、TV
DVDを借りて観ました。

読後感が悪い本というのには出会ったことがあるけど、
観終って後味が悪い映画って初めて。

これは、狙っているのか、そうじゃないのか。

後味が悪かったのは、ラストまで、ほとんど出番が
なかった奥さんの発言。
このシーンがなければ、ただの悲しいお話だったのに。

話の背景、展開は、無理があるけど許せます。
謎解きが、この映画の目的じゃないですから。


極私的映画論+αの「ミスティックリバー・半落ち」にTB


グイン・サーガ97 ノスフェラスへの道

2004年11月06日 | 読書
グイン・サーガ97「ノスフェラスへの道」 栗本薫 ハヤカワ文庫JA
10月読了

まあ、あいかわらずです。
「ねえねえ、『国家機密』って知ってる?」って言いたくなる。
外交政策も、その国の偉い人のことが好きか、嫌いかだけで
決められている気がする。

あと3冊で未踏の100巻とありましたが、
今でも充分「未踏」だと思います。
97巻って、いまさら読み始めようという気が
起きない数ですね。。。

屍の王

2004年11月06日 | 読書
屍の王 牧野修 角川ホラー文庫
10月に読了

前回の「ハグルマ」に続けて、角川ホラー文庫を読みました。

この本は、娘が先に読んでいたのですが、最初はおもしろかった
けど、結局、あまり面白くなかったと言っていました。
「読まなくてもいい本」だそうで。
どうも娘は、牧野修の本はあまり好みではないようで、以前も
別の本を読んで「つまらなかった」と言ってました。
私は、普通だと思ったんですけどね。

そんなわけで、娘の意見は参考にせず、読み始めました。

確かに最初は面白い。
そして、怖い感じがよく書けてます。
読んでいて、え?そうなの?、そっちに話が行くの?という
ような展開もあり、どんどん先を読みたくなります。

結局、最後まで楽しく読めましたよー。

「屍の王」の内容については、こちら、web KADOKAWA
そこにも帯の画像がありますが、キャッチコピーが
『これを書かせるために、お前は娘を殺したのかー。』です。