マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムス、マーク・ラファロらが出演するトム・マッカーシー監督作品。
アカデミー賞作品賞に輝いた作品ということで、どんなだろうと観に行った。
実際の事件を元に作られているそうで、
神父による子どもたちへの性的虐待事件ををボストン・グローブ紙の記者たちが追うお話。
刑事モノとも違う感じで、記者が事件を再度洗っていく感じを、すごく丁寧に描いているなぁと。
もっと派手にしようと思えば派手にできそうなので、わりと淡々と描いていく。
神父、少年、虐待と聞いて、スリーパーズを思い出したが、よく考えたら、神父は少年たちを救おうとする側だった。
真逆だね。
カトリックや教会があまり身近じゃないから、システムの巨悪感がうまく把握できなかったが、
カトリックが主流の国では大変な事件なんだろうなぁ。
ジャーナリズムや新聞の存在意義みたいなものって、やっぱりあるよなぁ。
新聞、読まなくなったなぁとつくづく思った。