鍼灸師 てっかんの奮闘記 ~師曰 愚按曰 問曰~

師曰、愚按曰、問曰などをつづってます。
関西漢法苞徳之会の情報

病を立体的に把握するには 5

2011年05月20日 | 診察法





関西漢法苞徳之会 5月例会


臨床の場においては

点・線・面・領域

という4つの方向から

診察・反応を診ていることになります。


点は、読んで字のごとくポイント。

ツボであったり、反応点、押さえて痛む箇所、動作時に痛むところなど


線は、経絡の走行、筋肉の走行、血管・神経の走行の反応。

いわゆるライン。


面は、皮膚表面の反応。衛表部の反応。グランド。


領域は、皮膚分節(デルマトーム)、筋分節(ミオトーム)

五臓の反応・支配領域などのフィールド。

例えば、肝の反応であれば、頚部・脇腹や筋膜など

腎なら腰部・臍の下部・髪の毛など


それらを複合的・相互的に

八綱(陰陽虚実寒熱表裏)という陰陽の「色めがね」を駆使し

立体像を組み立てていきます。


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