関西漢法苞徳之会 5月例会
臨床の場においては
点・線・面・領域
という4つの方向から
診察・反応を診ていることになります。
点は、読んで字のごとくポイント。
ツボであったり、反応点、押さえて痛む箇所、動作時に痛むところなど
線は、経絡の走行、筋肉の走行、血管・神経の走行の反応。
いわゆるライン。
面は、皮膚表面の反応。衛表部の反応。グランド。
領域は、皮膚分節(デルマトーム)、筋分節(ミオトーム)
五臓の反応・支配領域などのフィールド。
例えば、肝の反応であれば、頚部・脇腹や筋膜など
腎なら腰部・臍の下部・髪の毛など
それらを複合的・相互的に
八綱(陰陽虚実寒熱表裏)という陰陽の「色めがね」を駆使し
立体像を組み立てていきます。
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