Dishes Are Burning ~燃ゆる皿~

宇宙、そこは最後のフロンティア。UFO時代のときめき飛行、動くなよ、弾が外れるから。

白い雲は流れる

2024-09-22 23:34:18 | 日記
今日知った事だが、ヴィットリオ・デ・スカルツィが2022年に亡くなっていた。
2017年にジョン・ウェットンが亡くなった時、このブログで「トロルス達も鬼籍に入る日が云々」と書いているのだが、
それに先んじて2015年にジョルジョ・ダダモも既に亡くなっていたらしい。

『コンチェルト・グロッソ』のメンバーで再結成してたのがついこの間のような気がするが、
それすら十数年も前の出来事になってしまっている事に愕然とする。


自分の音楽遍歴を振り返ると、20代から30代までは本当にプログレばかり聴いていた。
もし若い頃にプログレ、ユーロ・ロックに出会わなかったらどんな人生を送っていたか、見当もつかない。
40代になり、熊本へ戻ってきて家庭上・仕事上の環境が変わってから次第に音楽そのものと疎遠になっていった気がする。
特にプログレは鑑賞に一定以上のエネルギーを要するジャンルなので、その界隈には全く疎くなってしまった。

キース・エマーソン、クリス・スクワイア、ジョン・ウェットン…所謂レジェンドが次々と鬼籍に入り、
同時代に活躍したアーティストがいつ亡くなったとしてもおかしくはないのだが、
やはり愛聴したアーティストの訃報には特別な感慨を禁じ得ない。
私は「誰が知るか」におけるニコの歌唱にはまってニュートロルスを聴き始めた口ではあるが、
ヴィットリオがいないトロルスは、モーリス・ホワイトのいないE,W&Fのようなものだろう。
いつかニュートロルスについて何か書いてみたいけれど、この先そんな気力があるだろうか。


今更だけれどもヴィットリオとジョルジョのご冥福をお祈りします。
コメント
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