競馬予想理論「TEKIKAKU」

数多ある競馬予想のファクターから「距離コース適性」と「格」を最重視し、適性の高い馬を狙っていく予想理論で戦います。

【特別コラム】競馬における上昇下降トレンド論

2019-11-12 19:05:40 | 特別コラム
今日は、TEKIKAKU理論の理解を深める話をします。

毎週の予想記事には、参照画像として、

格&コースの適性値一覧、

出走馬の好走歴適性値、

出走馬の偏差値という、

3つの画像を原則掲載しています。

基本は、出走馬の偏差値順に印を打っていく事になるのですが、

偏差値の話をすることはあまりないのは、お気づきでしょうか。

TEKIKAKU理論の適性値というのは、古馬戦だったら上位3好走歴の平均値が適性値となります。

平均値=適性値が450の馬は、「おおよそ45%の確率で複勝圏に来ると思われる」と認識して良いと思います。

そして、偏差値1位の馬(本命候補)の偏差値が、60になったり、70になったり、時には80を超えたりするレースがあります。

ですが、偏差値が非常に高い80の馬を本命にする時、自信がとてつもなくあるのかというと、逆にワタクシの場合はありません。

偏差値が80というのは、傾向に合致しすぎている戦績馬だからです。

レース別相性チェックでいうところの、

相性のいいレース(コース)と、相性の悪いレース(コース)というのは、

株取引でいうところの、上昇トレンドと下降トレンドのようなものです。

株のチャート本などを見ると、株は上昇トレンド(順張り)の株を買えと、指南する本が多いように思います。

しかし、上昇トレンドの株を片っ端から買えば儲かるのかというと、そんな事はありません。

なぜなら、上昇トレンドというのは、裏を返せば、買われすぎの株かもしれないからです。

なので、適性値が70の材料は、「おおよそ70%の確率で複勝圏に来ると思われる材料」ですから、

確かに上昇トレンドの好走歴かもしれません。

しかし、この70という数値は、本来は50くらいが妥当な数値と思われるが、

直近数年でやたら好走しているので、たまたま70として数値表現されている数値、

かもしれないからです。

言葉にすると分かりにくいと思うので、図にしてみます。



たとえば、

2014年時のH格東京芝1800好走歴の適性値が30だとします。

この時△印にした馬は5番人気2着で穴をあけました。

しばらく、H格東京芝1800好走歴を持つ馬が数年連続で好走したとします。

2019年時のH格東京芝1800好走歴の適性値が70だとします。

しかし、この時◎印にした馬は1番人気6着で敗退しました。

しばらく、H格東京芝1800好走歴を持つ馬が数年負け続けました。

2022年時のH格東京芝1800好走歴の適性値が50になりました。

という流れを図で表すと、こんなイメージになると思います。

適性値70だったH格東京芝1800好走歴は、2014年時の適性値30だった時よりも、好走確率の価値を高めている「上昇トレンド」になっています。

しかし、2022年時点から見ると、本来の適性値は50ぐらいの価値しか無かった場合、19年の70という数値は、危うい数値に見えます。



株の、移動平均線とローソク足を伴った株のチャートなんかを見ても、

平均線は下降トレンドでも、ローソク足は上がったり下がったりを繰り返していると思います。

適性値は一定ではなく、揺らぎながら上昇したり下降したりのトレンドを持っているからです。

その揺らぎが、2019年の適性値70の場合、直近年で好走しすぎだったため、数値70の材料で失敗してしまったのです。

高値掴みというやつですね。

上昇トレンドによって、H格東京芝1800好走歴は、価値を高めつつも、必ず揺り戻しというか、調整のような事が発生します。

だから、その揺り戻しや調整に騙されないように、

TEKIKAKU理論は、古馬戦の適性値を上位1好走歴ではなく、3好走歴の平均値によって数値表現しているわけですが、

好走歴数値の揺らぎの他に、レース自体のメンバー構成レベルが高い年や低い年などの差異、

あるいは、レースのペースが年によって、速かったり遅かったりと、これもまた一定ではありません。

だから競馬は毎年完璧には当たらないですし、なかなか当たらないギャンブルなわけですが、

発生しているトレンドを無視して買えば、宝くじと同じ運のみのギャンブルから脱却できず、成績は秀でて良くならないのも事実です。

話を戻しますが、

偏差値が高すぎる馬、つまり、適性値が高すぎる馬は、揺らぎがある以上、アテにならないわけです。

ゆえに、偏差値の高さの話はあまりしないのです。


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