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『ラチとらいおん』

2007-01-19 22:13:20 | 本部(間、切ってね)
大好きな絵本シリーズ☆

 『ラチとらいおん』 マーク・ベロニカ作  福音館書店

このいえに、ラチというおとこのこがすんでいました。ラチはせかいじゅうでいちばんよわむしでした。


この絵本に初めて出会ったのは、幼稚園勤務一年め(ウワッ!もう1△年前や!!)で、年長組を受け持ったとき。
朝。園の図書室で、「今日はどの絵本読もっかなぁ~」と本棚を冒険中、ふと見かけたのがこれでした。
背が低めの黒い背表紙に、白い文字。
一瞬見落としそうになったけれど、何気なく手にとって見たら・・・すぐに自分がハマった!そして同時に、きっとこれは子どもが絶対大喜びする!!と確信。

そして、読んだときの子ども達のワクワク目は今でも忘れられないかも♪

お話は、よわむしのラチが、突然現われた赤いライオンに叱咤激励されながら、どんどん強くなっていくという単純明快なお話です。
が、単純に強くなっていくのではなく、こわい犬から逃げようと思ったり、暗い部屋には「行きたくないよ」と何度もしぶったりするところがイイ♪

この絵本のワクワクポイントはたくさんありますが(らいおんと一緒にする体操とかネ)、盛り上がるのはやっぱりここ・・?ポケットに入っていたのは、らいおんではなくりんごだったのですのところかしら

ページを開くと、このりんごの絵が見えちゃうので、開いたときにさりげなくスッと手でりんごの絵を隠して読み進めます。そして、りんごのくだりで手をはずし、初めて見せ!!た時の子ども達の表情は最高です

何度も繰り返す読むうち、この場面が来ると子ども達は、
「りんごやで~~~
「そやで~~
と口々に言いますが、いいのいいの♪

だって子ども達は、りんごがあることが嬉しくってたまらないのだから