佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

「讃歌」2月13日練習

2006年02月19日 20時17分19秒 | 合唱

 

 13日の練習。

山本先生の練習。

 

 今日は長岡市立劇場で。

所用により15分ほど遅刻。

発声の途中から参加。

 

 復習。

 7番、p67から。

歌詞読み後、音をつけて。

 

 注意された点は、

dの発音。明瞭に。たくさん出てくるので。

あとは、ブレスの位置。

歌詞の途中でブレスする傾向がある。

これは、計算して歌っていない証拠。

自戒の意味を込めて。

 あと、言葉に対するアプローチ。

輪郭が不明瞭になる。

子音と母音を改めて注意しないと、

のんべんだらりとした音楽になるので。

 

 休憩前に、7番頭から124小節目まで通す。

 

 休憩後、2番まで戻る。

復習。

 忘れてる人が多いが、

4拍子系には結構対応できる。

4番も復習。これはもう1度返す。in 2で。

三拍子の拍感を身体に馴染ますことが課題か。

 

 先生から「チェロを弾くように」の指示。

身体の使い方ということ。

「先に動く」ことが大事。

 

 ピッチの悪さも指摘される。

姿勢の悪さを注意され、直す。ピッチも幾分よくなる。

これは最初からしないといけない。

ちょっと、楽譜にかじりついてる人が多いか。

楽譜を見ていても、姿勢を良くしないといけない。

 

 頭から復習していて思ったこと。

前も書いたが、4拍子系は比較的大丈夫。

やはり3拍子系。日本人の苦手なリズム。

 

 なんだろう、団員の皆さんを観察していたのだが、

7番になると、身体の動きが、遅くなる人が多い。

先生がおっしゃるように、

チェロを弾く時、身体が先に動く。

でも7番のときは、同時に動いている人が多い。

つまり、遅れるのだ。

3のリズムが、身体に入ってないから、

先に動けない、同時に動いてしまう。

問題なのは、それに気づかないといけないこと。

慣れるしかないのかも。

 

 今回は、次回の船橋先生の練習に向け、

新しい場所へはいかず、復習に費やした。

 

 最後は、市歌の練習。

レコーディングを踏まえ、音と歌詞を頭に入れる。

紙の音は厳禁。

出来自体はだいぶ良くなってきている。

録音が楽しみ。

 


第6回歌会~昔を懐かしんだ日~

2006年02月18日 23時01分15秒 | クラシック

 

 先週の東京に続いて、今週末も東京。

今、先週と同じ池袋のマンガ喫茶から更新中。

ここ1ヶ月で3回目の東京です。

 

 目的は、東京時代の後輩の演奏会。

18時開演。

 

 早いバスが取れず、到着が14:30頃。

あまり時間がない。

楽譜屋へ行こうかと思ったが、演奏会が三鷹なので、

バス内で考えて、以下のようにした。

 

 

「昔を懐かしむ日」

 

 

 道中楽しむのが小旅行の大事なところ。

バス内ではMDに録音したラジオを聴く。

 

 途中、川口サービスエリア。

旨そうなものを発見。

 

 クレープ

 

 買ってバスで食べる。

 最近のSAはすごい。

焼きたてパンも売ってるし、ファーストフードなら

大抵のものはある。

下りの上里SAには吉野家もあるし。

楽しまない手はない。

 

 そうこうしている内に池袋へ到着。

マックで昼食。JRで移動。昔を懐かしむために。

 

 着いたところは国分寺。

 

 今日の目的地三鷹にほど近いので、決めた。

 国分寺は、僕が3年間住んだ場所。

(すべて自分が悪いが)3年間いろいろあった。

けど、東京に住んだ3年間は僕にとっては貴重な思い出。

新潟に戻ってもうすぐ5年。

ここに来るのは2度目。

 

 駅付近を散策。

 この国分寺、東京の方はわかると思うが、

非常に猥雑な街。

近隣の三鷹や国立に比べて洗練されてない。

まず、北口階段を下りると、

必ず4,5人のティッシュ配るにーちゃんねーちゃんがいる。

避けるのに一苦労。

北口のメインの道路は信じられないくらい狭い。

車が通ると、はっきり言って身の危険を感じる。

整備されていない街。

これが好きな人もいるのだろう。

 

 今考えると、絶対国立か三鷹、吉祥寺が良かった。

なぜ国分寺だったか。

 

 大学に徒歩&自転車で通えて、

交通の便のいい場所。それがここだった。

大学は徒歩でも20分。

国分寺駅は特別快速も停まる。

僕は駅から徒歩5分の場所に住んでいたので、

確かに便利だった。

 

 街の様子は、大きくは変わっていない。

つぶれた店や新しい店があるのはいつものこと。

前に来たときは、アパート最寄のコンビに2軒が共倒れしてた(笑)。

 

 さて、国分寺といったらなにが思い浮かぶか。

(記憶が確かなら)11万人くらいの国分寺市民に聞いたら

(意外と少ないでしょう。東京の市や区は意外と少ないのです)、

99%下記のように答えるでしょう(ウソつけ)。

 

 

 だんごの輪島

 

 

 そうです。あのボクシング元世界王者の輪島功一の店。

ここ国分寺にあるのです。

私ボクシングファンなので、国分寺に住んで

これが一番うれしかった(笑)。

うちのアパートの程近く。

 

 ものすごく小さい店だが、人気がある。

だんご3兄弟でクローズアップされた時、

本人を見かけたこともある(笑)。

ブームが過ぎてもちゃんと営業している。

 

 何がすごいって、とにかく安い。

今日行ったのに記憶が曖昧だが、

だんご1本64円!破格!(間違っていても10円単位です)

輪島の名前のついたいわゆる大判焼きは73円!

 

 しかし、、、、、

 

 僕は洋菓子派でした。

1,2回しか買ったことありません(爆)。

しかし今日は買う。

最近好きなごまだれ1本。

その場で食べる。うーん、旨い。さすが輪島。

古びた店構えがまたやるやる。

 

 それにしても、私、一人遊びがうまくなりすぎた(苦笑)。

 

 次に向かったのは住んでたアパート。

確か築年数25年ほどのボロアパート。

駅に近いという理由だけで借りた。

さっき不動産屋を見たら、もっといいとこ借りられたなと後悔。

ちょっとドキドキ。角を曲がる。

 

 

おいーーーーーーーーーっ!

 

 

 壁が塗りなおされていた。

前は茶色。今はなんと緑色。趣味悪っ。

すこしきれいに整備されていた。

なくなっていたら悲しいのであるだけいいか。

 

 そのまま南口へ。

御用達だった神戸らんぷ亭がまだあった。

松屋はなくなってた。牛丼の話はまた。

 

 東京へ来て一番衝撃だったのは、

自転車止めるのに金取られること。これはほんとに驚いた。

駐輪場がいくつか増えていた。

 

 さて、国分寺市民がこよなく愛するもの。

それは、

 

○|○|

 

 なんと読むでしょう(長い投稿の上しつこいですね)。

マルイです。

駅にそびえる市民御用達の中堅デパート。中へ。

地価の洋菓子店が1階へ移っている。

店構えは新潟の伊勢丹とそう変わらないので、

珍しい店があるわけではないが、顔がほころぶ。

店内はだいぶ変わっていた。

7階に行ったら紀伊国屋書店がない。

不況の煽りかと思ったら8階に移っていた。

マルイは、若向きの店が多いので、幅広く結構人気がある。

地階はいわゆるデパ地下。うろついて終了。

 

 いやー、懐かしい。

僕は過去にしがみついて生きる人なので(笑)。

皆さんは過去住んだ街に行きたくなったりしませんか?

 

 JRで三鷹へ。

徒歩で三鷹市芸術文化センターへ。

星のホールでの演奏会。

 

 これは、僕もいた大学の出身者が、

仲間で続けている演奏会。

歌、ピアノソロや重唱など。

僕は当時、音楽教育専攻のくせに、

学部のオペラアンサンブルの授業に顔を出したりしていた。

それが縁で、声をかけてもらい、

オペ研の公演に2回出させてもらった。

今日の演奏会も、それが縁で知り合った人が数名。

 

 現役の学生もいたが、

主催者は当時共演した人。今は仕事持ち。

僕の知り合いは皆仕事の傍ら続けている。

 

 彼らの声を、懐かしみながら聴いた。

あの頃と同じところ、進歩しているところ。

僕も、ソロを復活したが、

こりゃ意地でも続けていかないといけないな、

そう思った。

前も書いたけど、歌を続けている人の演奏を聴くと、

刺激になる。

たしかに内輪の演奏会だけど、続けることに意味がある。

来て良かった。

 

 終演後、知り合いに挨拶。

7年ぶりの人もいて、

お互いの変化に(こちらの変化は外見込みだが。。。)

年齢を感じる。

続けるのは難しいということを言っていたが、

何とか続けてほしいものだ。

僕も一緒に歌わせてほしいくらいだ(中退だけど)。

 

 今日は夜行バスなので、池袋へ向かい、

松屋で夕食。その後例のマンガ喫茶で、

こうして更新している。

今日は時間にゆとりがある。

「美味しんぼ」でも読んで時間つぶそうか(笑)。

 

 昔を懐かしむ日。

過去は振り返らない人もいるだろう。

でも、歩んできた道はたしかに存在する。

たまに振り返るのもいいかと思う。

 


合唱団senza Nome第34回合宿(その4)

2006年02月18日 02時07分47秒 | 合唱

 

 (その4)

 

 3日目は今まで歌っていない曲の練習。

ウイテカーの新曲をさらう。

うーん取っ掛かりが悪い。これ課題。

歌ってきている作品の出来は悪くないが、

合宿型合唱団においては、一番最初に合わせた時の出来が、

一番重要なのだ。

そこから短時間で積み上げるので、

最初合わせた時にどこの状態にいるか、これで全て決まる。

最近の課題。皆で気をつけないと。

 

 午前練習で2人抜ける。

午後も練習。

この合唱団、10人くらいでもそこそこ良い音が鳴る。

人数に左右されず、いつも良い音楽を奏でたい。

 

 午後は早めに切り上げ、終了。解散。

 

 歌い手として、ここの合唱団に参加することは、

僕にとって意味のあることだと思っている。

男声の他の人の歌を聴き、アンサンブルをするのは、

非常に勉強になる。

自分を知るためには、他者とのかかわりが必要になる。

他者が映し鏡になるから。

 例えば、歌っていて、

細かくピッチを調整したりしているのがわかる。

「ああ、こう歌うといいのか」

自分が漫然と歌っていることに気づかされる。

 自分の足りないところも分かる。

これまでの課題でもあるけど、

僕はフラット系の和音には強いが、

シャープ系になると、ピッチが低くなり、ハーモニーが乱れる。

あと、自分の声を近くで聴いている時は、

決まってピッチが下がっている。

遠くで聴いて、遠くで合わせる。身体から離すこと。

改めて課題を確認できた。

 

 今回は内声を結構歌ったが、

やはり自分がちゃんと声を出していたから

対応できた部分はあった。

自分が歌い手として向上することが、

楽しく合宿に参加するための条件だ。

そのためには時間を惜しんではいけないなと思う。

僕も与えられるばかりではなく、

何かを発信できるようにしなければ。

 

 合唱団の歌い手としての技術と心構え。

改めて確認できた。

次回の合宿まで、普段の音楽活動で向上し、

それを持っていって、また良い音楽を奏でたい。

皆がそう在れたらいいなと思う。

 


一言ブログその15

2006年02月17日 00時13分44秒 | スポーツ

 

 トリノ五輪の開会式。

見られなかったが、先日録画したものを見せて頂いた。

というより、見たのは5分間。

パヴァロッティが「誰も寝てはならぬ」を歌ったシーン。

いやー、会心の出来では。半音下げてはいたけど、

まだあれだけ歌えるんだね。マイクにもそんなに近づいていなかったし。

裏返ったとか、降板したとかの話ばかりだったけど、やっぱり凄いね。

いいもの見せていただきました。