佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

中村博ギターリサイタル

2006年11月12日 00時55分01秒 | クラシック

 

 金曜日の正解は、

だいしホールの中村博ギターリサイタルでした。

 

 

 フジコさんのピアノは生で聴いたことがあって、

Noismは直前だったので多分無理だろうと。

最終的には、金額のあまり変わらない

上海クワルテットとハバネラサクソフォン四重奏団との

比較になったのですが、

実は先の日曜日、見附の村治香織さんの

ギターリサイタルをスルーしていたのと、

今の精神状態、また、プログラムに武満徹編曲の

曲があったことが決め手となって、

標記演奏会へ行って来ました。

 

 

 中村博さんは柏崎市出身で、

パリへの留学や国際コンクールでの入賞の経歴があり、

現在新潟でコンサートや後進の指導に当たっている方。

初めて聴かせて頂きました。

 

 プログラムは

・幻想曲第2番(F.ソル)

・リュート組曲第1番(J.S.バッハ)

・ギターの為の12の歌(武満徹編)

・バーデン・ジャズ組曲(J.イルマル)

 

 

 ギターについて語れるほど聴いてはいませんが、一応。

 

 最初はちょっと硬いなと思いましたが、

バッハが良かったです。

なんと言うか、ギターという小さい世界なのに、

広い世界を感じたというか、そんな感じでした。

武満の編曲は結構難しそうに感じました。

良く弾いていて面白かったですが、

もう少し遊びがあっても良いかなという気はしました。

イルマルの曲は、ギタリストが作ったというだけあって、

ギターの表現力を生かしている作品で一番鳴っていた気がします。

アンコールでは有名な「アルハンブラの思い出」を。

 

 

 個人的に、だいしホールは、

ギタリストの聖地と言っても言い過ぎじゃない気がします。

ギターの生音を聴くにはちょうど良い。

りゅーとぴあのコンサートホールとか、能楽堂でも

聴いたことありますが、やっぱりだいしが一番の気が。

爪弾かれる音に耳を傾けて、身を委ねて聴いていました。

今日のチョイスは間違っていませんでした。

 

 

 でも他の演奏会も興味深かったので、

全部違う日だったら良かったな。。。と。

まあこんな日もあります。

 

 

 土日の出来事は明日にでもまとめて。

実は、相当な刺激をもらった今日土曜日。

明日が本当に楽しみ。

詳しくはまた。

 


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