佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

「讃歌」1月23日練習

2006年01月25日 23時11分58秒 | 合唱

 

 月曜日、「讃歌」第8回練習。

 

 山本先生の練習。

雪のため、若干集まりが遅い感じ。

 

 発声。

 注意点を列挙すると、

・ドイツ語の特徴

・生声にならない

・ソリスティックにならない

 

 ドイツ語の特徴について。

イタリア語と違うのは、奥行きのある深さ。

ただし、上の響きはイタリア語と一緒。

それを含めて、生声にならないように。押さない。

そして、大合唱でも、ソリスティックにならないよう注意。

一人の声を聴きに来ている訳ではないこと。

それに気をつけて、和音の練習も行う。

「長岡から伝説を」。

 

 5番と7番(p65上まで)の練習。

発音について注意。WohlのVの発音。

「ヴヴヴヴォォォォォール」のように。

個人的に、言葉に対するアプローチ、

特に言葉の頭が大事だと思った。

日本語にはないが、圧力(ストレス)をしっかりかけること。

応用しよう。

 

 バスを中心に、他パートを足して練習。

どこが同じで、どこが違うか、聴きながら確認。

よく聴きあって歌うように。

自パートと同じ音に丸をつけてみる。

 

 動くパートは明確に、たっぷり。

例えばアルトのHoffnungなど。

 

 入りを注意する。聴きあって入る。寄り添う。

これは、指揮者に合わせるとかでなく、

団員同士が聴きあって入ることに意味がある。

音楽の集中度が画期的に変わる。

 

 よく出てくるクレッシェンドとデクレッシェンドに注意。

ロマン派の作品において、特に重要。波のように。

そろそろ強弱にも気をつけるように。

 

 フォルテの時は、強いだけでなく、

5番などは、湧き水の様に湧き出てくるフォルテで。

乱暴にならないように。

 

 この合唱団、聴きあって出した時、

とてもいい音が鳴る。ポテンシャルが高い。

いかに、声が、音楽に奉仕できるか。

 

 7番は、in 2。

入りに命かける。

とにかくかっこいい!

「ドイツーーー」って感じ(どんな感じだ)。

ハーモニーの重厚さ。

 

 発音練習、リズム読み後、パートごとに。

 伸ばす音の中身を注意。

中身の詰まった音で。細かい音符を意識する。

 

 そう、思いっきり声出したいけど、

こういうときこそ、歌い手の良心が試される。

いかに良い楽器を維持し、聴きあえるか。

自己満足にならないように注意。

 

 最近訳あって結構声を出していたので、

調子は良かった。ただ、声が鳴っていると、

近鳴りすることがあるので、気をつけて歌ってみた。

近くで聞こうとすると、失敗する。

遠くに放った自分の声を感じるように。ホールは広い。

今後も気をつけよう。

 

 21:15~21:45までは別件の練習。

だいぶ形になってきた。

 


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