佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

傷だらけの

2015年09月14日 12時35分19秒 | スポーツ
 
 アルビレックス新潟、
傷だらけの勝ち点1でしたね。
 
 カードについては、最後のレオシルバのカードは
何でか良く分かりませんでしたが、
ペナ付近でレオがアデミウソン倒したシーンは
ファール、イエロー取られてもおかしくなかったし
他も(呈示されても)仕方ないカードだったと思います。
監督も言っていたように
基準という意味ではいろいろ問題はあったと思いますが。
 
 あまりいい試合ではなかったですね。
選手は粘って頑張っていたと思うんですけど、
内容が今一つでした。
久しぶりにCS放送が下田・玉乃コンビで
楽しみだったんですが、ちょっと実際の内容との乖離が多くて
うーんとは思ってました。
リスペクトは有り難いんですけどね。
レオの出来は明らかに悪かったし。
 
 前半は監督が言っていたように、
相手が敢えてスローペースに持ち込んで
新潟の良さを消そうとしてきていて、
そこに新潟がお付き合いしてしまいミスが多い感じになりました。
確かに、相手はDFラインを比較的高くし、
中を締めてコンパクトにして人の配置バランスがとても良かったですが、
それにしてもパスのスピードが遅くて、
前向きに守っている相手に引っ掛けられるシーンが多かったですね。
中に入ってとか、何回か良いシーンはありましたが、
あまり得点の匂いがしなかったところ
セットプレーで取れるというのはチームとしてすごく強みになるし
自信になることだと思います。
 
 ただ、加藤についてはここ数試合
あんまり良くないなと思いながら見てました。
ボールタッチも少なくミスも多くて、
守備も軽いプレーが多くて、結果的にアシストが帳消しになってしまい。。
これも監督が言ってましたが、前半は特に
状況判断をせず一人で突っかけてかわされるシーンが色々な選手にあって、
諌めるような監督のハーフタイムの言葉虚しく、、、と。
 
 一人減ってからは良く粘って対応していたと思います。
正直、中村を代えてくれて助かりました。
代わった選手もすごく良い選手だったですが、
ずっと守備を強いられての集中、
という意味ではセットプレーの脅威が減ったことは
新潟としては明らかに良かったですね。
あと、カウンターという意味ではラファエルを入れたかったですけど、
前半にコルテースを代えていたので、仕方なかったですかね。
  
 いつも思うのですが、
新潟の攻撃はサイド攻撃が主体ではありつつ、
もう少し今季の横浜のように、
パスを出した人が動く、前に前に追い越していく、というシーンがないと
この試合の前半のように相手に前向きに守られるシーンで
行き詰まる感じがありますね。
逆に今シーズンの横浜は、
樋口監督の時にあまり出られなかった三門が
重宝されている理由が少し分かりました。
アデミウソンがフィニッシャータイプでなくパス出す人、
中村もパスを出す人、齋藤は足元で貰うタイプなので、
三門のような守備を含めて機動力のある人が生きるのかなと。
パスが出るからこそ、スペースに走れると言うか、
逆に言うと新潟は守備の間のスペースとかには入っていくけど、
スペースに走る動き(そういうスペースを作る動き)とか
そこにボールを出す、というシーンが少なく、
そのために浦和や広島、この日の横浜の前半みたいに、
はめられる守備に弱いんですよね。
新潟は逆に食いつく守備なので、スペースを突かれる、
ということもありますけど。
 
 カードについては正直ちょっと防げた感もあるので、
大事な時期でもあり選手としては反省して欲しい気はします。
コルテースも痛めたところは大丈夫なのか、
加藤とレオだけでなく川口も次節出られないし、
傷だらけの勝ち点1になりました。
右サイドバックいないし。。。
こうなってくると、少人数体制(しかも途中離脱加入の選手あり)が
厳しい感じになってきます。
次節は3バックにするのかな。。。アウェーで何とか勝ち点とって
帰って来て欲しいです。