佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

敗戦。

2014年06月26日 01時11分23秒 | スポーツ
  

 いろいろなものが足りないから
負けてしまった気はしますが、
一番足りないのは守備の文化なのだと思いました。

 

 これはザックさんか
日本に来た他のどこかの監督さんが言ってた気がします。

 

 相手を遅らせることと、コースを切ること、
カバーリングすること、複数で対応すること、
この辺は大事だとは思うんですけど、
まずもって一人一人が責任をもって相手に詰めて
ボールを奪い切る、という守備を
若いうちからやっていかないといけないのでは、
と感じた次第です。
一対一の激しさというか。
そんな中から戦う姿勢は身に付くのではと。

 

 一歩詰めることが出来ない、というところは、
多分技術が大事なんだと思います。
どうやって詰めたらかわされないか、と。

 

 攻撃でギャップを作れない、
守備でギャップを作られる、というのは、
個人技の差と言うより、
一対一の守備の仕方の差なのではと。
子供の頃からそこで勝負することで
互いに守備も攻撃も磨かれるという辺り。

 

 あとは、一つ上手くいかないと手詰まりになる
という閉塞感。
セットプレーも速攻も個人技も不足、
戦術のバリエーションも無い、
あのオランダですら5バックを
(ファンハールだからかもしれないけど)
トレーニングして結果を出したりしている中、
3試合という短期決戦には相応しくない
手持ちの駒の不足が、4年間という期間に
相応しくなかったですね。

 

 サッカージャーナリストの西部さんが
「自分たちのサッカーをすれば勝てる」
ということこそ間違っていると書いてましたが、
これが全てだと思います。
そのための手持ちの駒の準備が
4年間としては足りなすぎた、と。

 

 仕事柄、あと性格上、
頑張ることとか個々の選手のどうこうということには
それほど興味が向かないので
(選手は間違いなく頑張っているが、
上手くいっていないという現象には何らかの理由がある
と思うから)、
方法論や技術論、マネジメント、
構造の問題を解決すべき、という結論です。

 

 酒井高徳出れませんでしたね。
チームでまた頑張って欲しいですし、
移籍したキムジンス、また新潟の選手も
それぞれチームで頑張って、結果として選ばれて
4年後戦って欲しいと思います。
選手の皆様お疲れ様でした。