佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

水曜日と土曜日

2011年01月16日 00時19分22秒 | 合唱
 
 水曜日は、
三条フェスティバル合唱団の新年初練習でした。
新曲を数曲持って行きましたが、
1曲で終了。次週に持ち越しです。
 
 
 同じ日に、
えちごコラリアーズの練習、
イレギュラーな練習日でしたが、
それは音楽監督の伊東先生をお招きしての練習だからでした。
tek310は飲み会のみ途中から参加しました。
 
 
 練習の様子は録音を聴いておおよそ分かりましたが、
かなり実のあるものになりました。
団員は目から鱗のことも多かったようで、
非常に感激していました。
先生には遠方からお越し頂き本当に恐縮です。
 
 
 それを踏まえて、土曜日は通常練習。
tek310にとっては若干プレッシャーもありましたが、
水曜日の練習を踏まえて、多分実のある練習になったと。
雪の影響などで参加者は若干少なめでしたが、
先週の練習とは全く違うサウンドになって
改めて、何を意識して歌うか、練習するかということが
どれだけ大事かということを感じました。
 
 
 負け惜しみも含めて言えば、
自分の考えていることや感じていることは
先生とはかなり近いものだったと思っています。
ただ、僕の課題はそれを短く分かりやすく伝えること、で、
伊東先生はそれをかなり整理した状況で団員に伝え、
また歌い手の心をくすぐる空間作りが素晴らしいですね。
「歌わない時間を作る」ことがコツなのかなと、
これは勉強になりました。
たくさんある引き出しを選ぶ選び方も。
いろいろ参考になりました。
 
 
 あとは、基礎的なことをどうやってやっていくか、
というのは悩ましい問題でしたが、
印象的だったのは、
「曲をどれだけ練習しても何か上手くいかないことが残り、
それが何だったか分からない状況というのがあるけど、
基礎的なことを積み上げていると、
どの曲をやっても短時間でそれに近づくことが出来るようになる、
一見遠道でも実は近道になる」
という内容の話でした。
これは、少し勇気をもらえた話です。
基礎的な練習と言っても、本来それ自体が楽しい訳で、
その仕掛け方だなと思いました。
 
 
 午後には合唱団Lalariの練習もあり、
アンコンに向けて各団体が練習を進めています。
アンコンまではバタバタした日々が続きそうです。