佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

いにしえのヨーロッパ音楽~歌、管、弦、チェンバロの響宴~

2008年10月21日 22時37分14秒 | クラシック
 
 日曜日の演奏会です。
 
 
 そういえば、昨年のこのコンサートから
ルミネに参加したような気が。もう1年か。。。
ちょうど同じ時期だったですね。
 
 
 このコンサートは
リリックホールの使い方に特徴があります。
正面の座席を使わず、ステージを真横に使うんですね。
下手側に演奏者、上手のステージ上に椅子数十脚と、
上のバルコニー席ですね。
あとは出演者が豊富。
チェンバロ、リコーダー、フルート、ヴァイオリン、
ヴィオラ、コントラバスに合唱と独唱。
バラエティに富んだ内容でした。
 
 
 ルミネが歌ったのは世俗のイザーク、アルカデルト、
ルターとバッハのコラール、
パレストリーナのミサ、バッハのモテット。
イザークは曲名を見るばっかりで(有名な曲なので)
歌う機会がなく、今回は嬉しかったですね。
バッハのモテットは後半部分しか歌ってないので、
いつか曲全体を演奏したいですね。
 
 
 個人的な出来としては、
前日にほとんど眠れず、多少寝不足声になりました。
声帯は鳴って低い声は出るけど散って響かない感じですね。
今回は10名、バスは2名(パレストリーナの時は6声なので1人)なので
なかなか責任が重いですね、だからこそアンサンブルは楽しいのですが。
ルミネの出来としては悪くはなかった気はします。
 
 
 ここからは今後の課題。
ここしばらくいろいろな種類の古楽に
関係させてもらっていますが、
決まって感じるのは、客席に若者が不足していることです。
これは寂しいですね。やっぱり年配の方が多い。
どうやったら若者に来てもらえるのか、
僕自身はすごく大きな問題だと思っていますが。
新潟はプレイヤーがたくさんいるので、
ぜひ少しずつでも若者に和を広げていけたらと思いますね。