佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

J1第6節「アルビレックス新潟vs.ガンバ大阪」

2007年04月14日 23時51分15秒 | スポーツ

 

 いやー、面白かったですね。

練習だったので、BSを録画して、

帰ってから一人テレビ観戦でした。

いつものように、声出しまくっていました(笑)。

 

 

 自力に勝るガンバでしたが、

新潟は11人とも、やることが徹底されていました。

水曜日にカップ戦があったとは思えない動きでしたね。

守備への意識が高く、そこからの攻撃の速さ。

坂本とか後ろの選手も攻撃に参加していました。

 

 

 

 今日思ったのは、まさに上記。

戦術を徹底するためには、

それを理解して遂行する選手がいないといけない。

ディフェンスをサボる選手がいたりすると、成り立たない。

そういう意味で、日本人はもとより、特にブラジル人トリオは、

勤勉で見ていて気持ちが良かったですね。

新潟は良い選手獲得してきますね。

チームカラーに合っているというか。

まあ、元のカラーがあるから、そこに適応するために

選手が頑張るのだと思いますけど。

ためを作れるシルビーニョと、

テクニックがあってボールを簡単にさばけるリシャルデス。

今日のエジミウソンはそれほどでもなかったですが、

ボールがちゃんと収まる、キープ力は発揮されていました。

皆ディフェンスもよくするし。

 

 ビックリしたのが、矢野。

何だか、少しずつ上手くなってますね(笑)。

結果を出しているのは良いことです。

ディフェンス勢も良いですね。

センターバックの2人が、安定感がある。

 

  

 解説の山本さんも言ってましたが、

去年の順位は14位でしたが、

残留争いというところからは離れて、

良いサッカーをしているという見方があるから、

坂本や千代反田など、他チームのレギュラークラスが

移籍先に選んだわけですよね。

中位定着という意味では、良い補強であり、

鈴木監督2年目の「継続」にとって、大きなプラスでしたね。

良いサッカーをしていると思います。

 

 

 やっぱり、強いチーム、

ガンバでいえば、

遠藤やバレーやマグノアウベス、

個人でスペースを与えると、確実に決める個人の力を持つ選手が

必ずいるんですよね。

戦術的に動きながら、そういう選手の個の力がプラスされる、

それが上位のチームですね。

アルビにはそこまでのスペシャルな選手はいない。

でも、ハードワークをすることで、

そういう選手の良さを消すことは出来る。

サッカーの面白さの一つですね。

まあ、オシムに言わせれば、現代サッカーの傾向ですよね。

面白さという表現は、応援しているチームが、

Jリーグでのアルビ、世界での日本代表、

やっぱり中位くらいのチームだからだと思います。

戦術に活路を見い出す、当然だと思います。

 

 

 あと、北野があれだけ当たっていると、

個人的には、カップ戦くらい

野澤を出して欲しいなと思うのですが、

換えにくいですね、たしかに。

まあ、贅沢な悩みではあります。

 

 

 まあ、悩みといえば、もう一つ。

良い試合、というか、良い内容のサッカーをしているのに、

観客動員が伸び悩んでいることでしょうか。

今日は32000人強。

天候不順とはいえ、少ないですね。

「そういうお前がスタジアムへ行け!」と言われそうですが(苦笑)。

誰か一緒に行ってください(爆)。

そういう意味では、前の反町監督は、

非常にサポーターに愛されていたし、

また、そういうチームを作っていました。

鈴木監督のサッカーは、中位定着へは必然ですが、

うーん、今は顔が見えにくいのかもしれないですね。

監督の顔や、選手の顔が。

難しいです。

 

 

 とにかく、良いゲームでした。

見ていて気持ち良いという感じでした。

波は来ると思いますが、

上位との対戦が続いている中、良い滑り出しだと思います。

みなさん、アルビを応援しましょう!