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序盤情勢 1人区は自民優勢も「野党統一候補」効果 複数区は共産伸長で自公と民進に焦り記事のタイトルを入力してください(必須)

2016-06-24 04:26:10 | 政治


2016.6.23 23:10更新
【参院選】
序盤情勢 1人区は自民優勢も「野党統一候補」効果 複数区は共産伸長で自公と民進に焦り

http://www.sankei.com/politics/news/160623/plt1606230058-n1.html

 産経新聞社の参院選序盤情勢調査では、勝敗を左右する32の1人区で自民が優勢だが、民進、共産など野党4党の「統一候補」も新潟や長野で先行、一定の効果がみられる。複数区は共産に勢いがあり、与党の自民、公明は警戒を強めている。
 ■1人区
  民進、共産、社民、生活の野党4党は今回、32の1人区全てで候補者を一本化した。前回の平成25年参院選の結果を基にした試算では、今回の野党候補の一 本化により、7つの1人区で与野党が逆転する計算になる。このうち山形や新潟、長野などでは、実際に野党統一候補が優位に戦いを進めている。
  野党統一候補は、これまで原則として全選挙区に自前候補を擁立してきた共産が取り下げたことで実現した。同党の志位和夫委員長は「野党統一候補は私たちの 候補者だというつもりで応援する」と宣言。25年参院選は31だった1人区で自民党が29勝と圧勝したが、これと比べれば野党側の上積みは確実な情勢だ。
 自民は優勢とみられた青森や秋田でも差を縮められてきており、「10程度は落とす可能性もある」(幹部)と警戒感を強める。
■複数区
 複数区は共産に勢いがあり、改選数の最も多い東京選挙区(改選数6)のほか、千葉や神奈川でも議席をうかがう。
  自民は改選数3以上の北海道、千葉、東京の3選挙区で、民進は北海道、千葉、東京、神奈川、愛知の5選挙区で公認候補2人を擁立。自民内には、予想以上に 共産が好調なことなどから「票の配分がうまくいかなければ、どちらかの当選が危うい」(幹部)との懸念がある。一方、民進幹部からは党勢が低迷する中での 強気の擁立に「共倒れになる選挙区が出る可能性がある」との声も漏れる。
 また、焦りを募らせているのが公明だ。埼玉選挙区(同3)では自民、民進の候補が優勢で、公明候補は自民の支援を受けているものの、共産にリードを許している。公明の選対幹部は「全国に広がる共産の勢いは想定以上だ」と注視する。
■改選閣僚
 福島選挙区(改選数1)の岩城光英法相と沖縄選挙区(同1)の島尻安伊子沖縄北方担当相は、ともに野党統一候補を相手に苦戦を強いられている。
  岩城氏は前回改選の22年参院選で、今回も対決する民進の増子輝彦氏に次ぐ2位当選。民進の基盤が厚い上、今回は共産も増子氏を支援しており、より厳しい 戦いだ。沖縄では、自民が26年衆院選で4選挙区全てで敗れたことから、苦戦は織り込み済みだが、元米兵の軍属による女性殺害事件も影響している。
 福島と沖縄は、それぞれ震災復興と基地問題という政権の重要課題を抱える重点区で、安倍晋三首相(自民党総裁)が参院選対策として両閣僚を任命した面もある。それだけに敗北すれば政権運営にも影響しかねず、政府・与党には危機感が広がっている。



2016.6.23 07:39更新
【参院選】
戦後経験したことのない「危機」が迫っている…戦後71年の泰平の眠りから目を覚ますきっかけとしたい 政治部長・有元隆志

http://www.sankei.com/politics/news/160623/plt1606230019-n1.html


 衆参同日選ではなく参院選単独になったことで関心を失った読者もいるかもしれない。それでも今回の参院選を戦後71年の泰平の眠りから目を覚ますきっかけとしたい。戦後経験したことのないような「危機」が目前に迫っているからだ。
  北朝鮮は22日、新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」とみられる弾道ミサイル2発を発射した。国際社会が圧力をかけても核・ミサイル開発を進めている。中 国も東シナ海、南シナ海での挑発を常態化させている。同盟国・米国では大統領選で共和党候補指名が確定したトランプ氏が日本防衛のために支出している国防 費の全額負担を日本に要求する考えを示している。
 国内では人口減少・少子化対策も待ったなしだ。安倍晋三首相は消費税率引き上げの延期を決めたが、経済成長と社会保障をどう両立させるか問われている。
  わが国の将来をどのように描くか各党は選挙戦のなかで明確に説明していくべきだ。対立点ははっきりしている。安倍首相は日米同盟を強化するため、集団的自 衛権を限定的とはいえ可能にする安全保障関連法を成立させた。法律に反対する民進党や共産党など野党4党が出した答えが、32ある1人区での統一候補の擁 立だった。4党は安倍首相の下での憲法改正にも反対している。
 ただ、「安倍政権を倒す」という共通の目的は持っていても、その先がみえてこない。共産党の志位和夫委員長は「国民連合政府をつくろう」と提案するが、民進党の岡田克也代表は「理念、政策で違いがあって政権は組めない」という。どちらなのかはっきりさせてほしい。
 与党も「憲法は争点でない」と言わずに、正面から議論してほしい。憲法をめぐっては改憲に前向きなおおさか維新の会、日本のこころを大切にする党の動向も注目される。
 参院選は政権に対する「中間選挙」、ときに「お灸(きゅう)を据える選挙」ともいわれるが、野党も、いや全政党の覚悟が問われる。
  今回の選挙から18歳、19歳も投票できるようになった。馳浩文部科学相は若者たちに「新聞を読むなどして政治に対する理解を深め、社会全体のことに関心 を持ってほしい」と呼びかけた。とかく選挙戦では有権者に聞こえのいい発言が飛び交う。うまい話には気を付けないといけない。読者が主体的に考え判断でき る材料を本紙は提供していきたい。







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