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【日本を守る】中華帝国のDNAをあらわにした習政権 憲法さえあれば日本は大丈夫なのか

2015-09-18 20:49:50 | 政治

【日本を守る】中華帝国のDNAをあらわにした習政権 憲法さえあれば日本は大丈夫なのか
2015.09.18
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150918/dms1509181550006-n1.htm

国を人体にたとえれば、国外からこうむっている脅威は、疫病と同じものだ。

 杉田玄白といえば、江戸時代後期の蘭方医学の先駆者で『解体新書』と『蘭学事始』によって有名だが、著作『形影夜話(けいえいやわ)』(1803年)のなかで、医が兵法とまったく変わらないと、論じている。

  玄白は「孫呉(=孫子と呉子)の兵法を知らざれば軍理は立たぬ。医も形体(かたち)詳(つまびらか)ならざれば、医理は立たざる事と知らる」と戒めて、医 術も、その時々に変わる状況に合わせて、柔軟に兵略を立てるのと同じことだといって、医術と兵法の共通点をとりあげて詳述している。

 玄白の時代から、世界のありかたも、病いを恐れるのも変わっていない。

 いま、私たちは米国の力が衰えているなかで、中国の切実な脅威をこうむっている。

 疫病が日本の岸まで、迫ってきている。安全保障関連法案は、玄白が説いたように、防疫体制を強化するものだ。

 だが、39年前か、38年前までの中国は違った。毛沢東時代が39年前に終わるまで、極貧国だった中国は、中ソ戦争を恐れて、日本に助けを求めていた。●(=登におおざと)小平はもみ手をさかんにしながら、日本から投資と技術を引き出そうとした。

 日本が直面する脅威の形体が、激変している。

 習近平国家主席が率いる中国は、2500年の中華帝国のDNAをあらわにして、「偉大な5000年の中華文明の復活」を叫んで、華夷秩序(かいちつじょ=中国の皇帝を頂点とする階層的な国際関係)を再興しようと、目指している。5000年は、中国人の誇大妄想癖だ。

私たちのすぐ隣に絶対独裁という危険ドラッグの常習者がいて、日本に襲いかかろうとして、隙をうかがっているのだ。

 「平和憲法」さえあれば、国外の状況がどうなっても、日本はまったく心配ないという者は、有名な英国の科学空想小説作家、H・G・ウエルズの言葉を読むべきだ。

 「かつて恐竜は地上の支配者だったが、地球を襲った氷河時代によって草木や森林が枯れ、草食動物だったから、巨大な体を支えることができず、餓死していった」

  「恐竜にとって温かく降りそそぐ陽光と、草木が茂る豊かな大地が、永久に続くものとみえた。そして、快楽な生活を送っていた。彼らには聴こえなかったが、 その背後では宇宙の不可思議な力が旋律を奏でていた。そして、永久に変わらないと思われた安定が、崩れる日がきた。ほどなくして、彼らは絶滅した」

 ■加瀬英明(かせ・ひであき)  外交評論家。1936年、東京都生まれ。慶應義塾大学卒業後、エール大学、コロンビア大学に留学。「ブリタニカ百科事典」初代編集長。福田赳夫内閣、中曽 根康弘内閣の首相特別顧問を務める。松下政経塾相談役など歴任。著書に『アメリカはいつまで超大国でいられるか』(祥伝社新書)、『大東亜戦争で日本はい かに世界を変えたか』(ベスト新書)など多数。



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