憂国のZ旗

日本の優れた事を様々話したい。

笑うべし、日米韓会談/好機を無駄にするな

2014-03-21 14:16:02 | 時評

韓国メデイアの報道に出会う度に軽い疲労感に襲われる。

台湾,朝鮮とは、過去に同胞であったのが、今は仇敵で1000年の恨みとは時代錯誤も甚だしい。
朝日新聞が一衣帯水の日本と韓国と言うのは,恐らく正しいのであろう。
そこには、ある種の喜びが漂っているが、その正体は知らない。


日米韓の首脳会談の実施は確実になったようである。

その渦中で、安倍は「反米政権」と言う事を検証していた。
オバマ政権は、中共の日米離間策に乗ったのか、政策として実行に移しているのかは、
日米関係に重要な関係がある。個人のブログとしては壮大な試みである。

朝日新聞が、韓国外交の要は、河野談話と村山談話であるとする韓国指導者の見解を
どう曲解しているかには、興味も湧かない。

首脳会談の開催が、オバマ政権の外交勝利を認める事になろう。
この点で、朝日新聞の気持ちは上滑りしている。無能者が有頂天になる弊害は、
幾度繰り返し言っても、理解されるものではない。頂点を極めれば、奈落の底に沈むのは
道理である。得意の絶頂は悔恨への道程である。

幸いに,安倍政権も、朴槿恵政権も落ちる事は無い。オバマの引退が早まる事は
決定的と見る事である。好事魔多し、である。

朝日新聞は、安倍政権が危機を乗り越えた事を祝っているとは思えない。
会談の内容が、オバマ大統領の意志で染まる事を見透かして、嘲笑しているだけである。
朴槿恵政権も国民世論を充分に受けた判断である。会談の開催に3条件を付けた事は
政権の苦渋を示すとの計算高さも見せている。政権のポーズとしては悪くない表現である。

安倍晋三首相が、河野談話の継承を表明した事で、日韓関係は新たな基点に立ったと言える。
こだわりもあるが、日本外交は明らかに、変節したのである。
朝日新聞の記事には、その変節が見えてはいない様子である。
日本外交は明らかに世界と伍しているのである。

オバマ政権が、安倍は「反米政権」と単純に言う事は許されなくなってきたのである。




朝日新聞/2014/3/21 4:00
http://www.asahi.com/paper/editorial.html?日米韓会談―好機を無駄にするな
日米韓会談/好機を無駄にするな
 一衣帯水の日本と韓国の首脳のことばが響き合うのは、実に久しぶりのことだった。
 「安倍内閣で河野談話を見直すことは考えていない」
 「幸いなことだと思う」
 先週の参院予算委で、安倍首相が慰安婦問題をめぐる河野談話の見直しを明確に否定し、朴槿恵(パククネ)大統領がこれを評価した。
 そして来週、オランダのハーグで開かれる核保安サミットで、日米韓の首脳会談が開かれる方向となった。
 安倍首相と朴大統領が話し合いのテーブルにつくのは初めてである。日韓関係の修復になんとしてもつなげるべきだ。
 首相は予算委で、「戦後50周年には村山談話、60周年には小泉談話が出された。安倍内閣としては、歴史認識に関する歴代内閣の立場を全体として引き継いでいる」とも語った。
 ふたつの談話は「植民地支配と侵略によって、アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与えた」との立場を明確にし、近隣諸国との新たな関係づくりに向けた日本の決意を示した。
 河野談話とともに、日本の対アジア外交の基盤となってきたものであり、見直すべきでないのは当然だ。
 歴史問題がくすぶるなか、おととしの李明博(イミョンバク)前大統領の竹島上陸でつまずいた日韓関係は、両国の政権が代わっていっそうこじれてしまった。
 安倍首相らの歴史認識をめぐる発言や靖国神社参拝。かたやオバマ米大統領らに日本の非を訴えるばかりで、対話に応じようとしない朴大統領の姿勢。
 東アジアの安定には日韓関係の改善が欠かせないと考える米国は、バイデン副大統領らが直接、間接に仲介を試みてきた。両首脳の発言の陰にはこうした米国の意向もちらつく。
 首相の答弁には、ネット上などで批判があがっている。河野談話の見直しや撤回を求める声が国会の内外にあることを考えれば、予想された反応だ。
 その意味で、安倍首相はそれなりのリスクをとった。同じことは朴大統領にも言える。
 互いの国民の一部が反目し、非難の応酬に熱くなっている。そんな時こそ、より冷静になれる指導者であってほしい。
 首相も大統領も、そのことばが本心から出たものなのかはわからない。一度会って関係が好転するというほど、ことは単純ではないだろう。
 それでも、機を逃さずに日韓関係を前へ進めることが、両首脳の外交上の責務だ。米国に義理立てした、一度限りの会談にしてはならない。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿