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愛すべき隣人「台湾」の未来と「日本」

2014-03-26 13:51:50 | 時評
門田隆将氏の記事には、同感である。

日本の悲劇、それと、中共メデイアの他の記事には、評論をする気にもなれない。厭世観の醸成であるなら、大成功である。しかし、日本国内のメデイアと、中韓のメデイアと見聞きして、欧米メデイアと見てゆくと、
変わり栄えのしない感想は、拭えない。

いずれも、批判の文章であり、首肯し難い。
中身の薄さは、筆者の感想の不出来を示す。

短文で、感想を書いたが、そこから深化する気にはならない。
中韓のメデイアには、それなりの価値しか存在しないであろう。



門田隆将
2014年03月25日 16:55
愛すべき隣人「台湾」の未来と「日本」
http://blogos.com/article/83029/

昨日は、夜、姫路で講演があったので、途中、甲子園で明徳義塾(高知)と智弁和歌山(和歌山)の試合を観戦してから姫路に行き、講演のあと、地元の人たちと夜遅くまで飲んだ。結局、ホテルに入ったのは、もう午前1時近かった。

甲子園で観た明徳義塾と智弁和歌山の試合は、激戦だった。2002年夏の甲子園決勝の再現で、しかも甲子園初の監督「100勝対決」である。

甲子園での勝ち星が史上最多の和智弁・高嶋仁監督(63勝)と史上5位の明徳・馬淵史郎監督(42勝)という、合わせて105勝の名将対決は、試合前、両監督がはからずも「3点勝負」と言っていた通りの展開になった。

1対1で延長にもつれ込んだ試合は、和智弁が延長12回表にホームランで突き放すと、その裏、明徳がスクイズで同点に追いついた。そして、この回に決着が つかなければ再試合となる延長15回、和智弁が二死満塁と攻め立てたが、明徳はセカンドゴロでピンチを凌ぎ、その裏、今度は明徳が一死満塁からワイルド ピッチでサヨナラ勝ちするという幕切れとなった。

延長戦での満塁の重圧は、言葉では表現しがたい「何か」がなければ凌げない。「精神力」や「球際(たまぎわ)の強さ」という言葉をもってしても、それを表 わすことはできないだろう。最後に両チームの明暗を分けたのは、その「何か」だったように思うが、それはスポーツ・ノンフィクションも手掛ける私にとって は、永遠のテーマでもある。

私は、延長10回を終わったところで姫路に向かったため、あとはワンセグでの観戦となったが、画面から少しも目を離すことができなかった。久しぶりに“死闘”という言葉がふさわしい試合を堪能させてもらった。両チームの選手たちの日頃の精進に感謝したい。

昨日、私には、ずっと気になっていたニュースがあった。甲子園とはまったく関係がない海の向こうの台湾のニュースだ。中国と調印した「サービス貿易協定」 の承認に反対する学生たちが台北の立法院(日本の「国会」にあたる)の議場を占拠して6日目となった3月23日夜、今度は通りを隔てて北側にある行政院 (内閣)の庁舎に突入し、学生ら32人が逮捕されたのである。

非暴力での「立法院」占拠が、一部の学生によって「行政院」への突入に発展したのは、残念だった。政府に「強制排除」への口実を与えるからだ。しかし、大半は今も非暴力のまま、立法院とその周辺での座り込みをつづけている。

ことの発端は、中国と台湾が相互に市場開放促進に向けて調印した「サービス貿易協定」である。この協定によって中国と台湾が相互の市場開放を取り決めたのである。

しかし、台湾の人々に中身を開示しないまま秘密裏に結ばれた協定に反発が起こり、さらに議会で多数を占める国民党がこれを「強行採決」しようとしたことが、学生や民衆たちによる「立法院占拠」につながった。

その非暴力の座り込みをつづける中にいる台湾の若い女性がyoutubeにアップした映像が話題になっている。国会を取り巻く群衆をバックにした学生と思われる若い女性は、日本語でこう語りかけている。

「私は台湾人です。私は若いです。そして、この国の民主は、さらに若いです。台湾の民主は、私たちの親の世代の努力と犠牲で、ヨチヨチしながら成長してきました。この国の民主の歩みは、私たちの今までの人生でもあります」

そう語る二十歳前後と思われるこの女性は、民主的なプロセスを無視した協定が自分たちの未来の労働条件を悪化させ、就職機会を圧殺することを訴えている。映像はこうつづく。

「いま台湾はかつてない危機に直面しています。でも、この時代に生まれて、ここにいられる私たちは幸せです。われわれが抵抗をつづければ、この国の未来は変わり、新しい世界は開かれると信じているからです」

「現在、私は国会にいます。死にそうになっている台湾の民主のために、力を尽くそうと思います。世界中の人々にいま台湾で何が起こっているのかを知って欲 しいと思います。もし、あなたも、民主が守られるべき価値があるものだと信じていたら、私たちと一緒にその価値を守りましょう」

淡々とそう語る女性の映像を見て、私は、初めて台湾を訪れた戒厳令下の27年前の台湾を思い出した。1987年2月、初めて訪台した私は、戒厳令下で民主 化を求めるうねりのような若者たちの姿を見た。5か月後、実に40年近くつづいた戒厳令が、蒋経国総統によって解除になった。

戒厳令下では、いつ、どこで、誰が連行されても、わからない。実際に数多くの台湾人が虐殺された「二・二八事件」以降、夥しい数の台湾人が警備総司令部に 連行され、家族のもとに二度と帰ることはなかった。中国共産党との国共内戦に敗れた蒋介石率いる国民党は、50年も日本の統治下にあった台湾を「思想監 視」によってしか、治めることができなかったのである。

まだ戒厳令下だった1987年前半、共産党のスパイを通報した者には、700万元の報償が与えられることを告示した「共匪通報700万元」の貼り紙が地方の空港に貼られていたことを思い出す。

その戒厳令が、若者の民主への叫びによってついに「解除に追い込まれた」のが1987年7月のことだった。私は、「ああ、この女性は、あの時の若者たちの子供の世代なんだ」と思い至った。

たしかに戒厳令解除から始まった「台湾の民主」は、それから30年近くを経た現在、新しい局面を迎えている。それは、あの頃は想像もできなかった中国の経済大国化であり、まさにその中国に呑み込まれようとする台湾の現状である。

立法院を占拠した若者は、この協定をきっかけに馬総統の「年内訪中」「初の中台首脳会談」というシナリオへの恐れを抱いているのではないだろうか、と思う。実際にこの協定が抵抗もなく通っていたら、その可能性は極めて高かっただろう。

そして、その先にあるのは、「台湾の香港化」である。すなわち台湾の中国への隷属化にほかならない。つまり、今回の「サービス貿易協定」反対は、イコール「台湾の中国への隷属化」への反対であろう、と私は思う。

そのことを考えると、私は深い溜息が出る。中国と韓国が手を携えて日本に攻勢を強めている中で、台湾は、日本に尊敬と好意を寄せてくれている貴重な隣人 だ。日本のことが大好きな「哈日族(ハーリーズ)」と呼ばれる台湾人をはじめ、これほど日本の「存在」と「立場」を理解してくれる“国”は珍しい。

あの東日本大震災の時に、わがことのように涙を流し、あっという間に当時のレートで200億円を超える義援金を集めて、日本に送ってくれたことも記憶に新しい。

その台湾で、いま「中国への隷属化」に対する学生と民衆の抵抗が始まっているのである。地図を見てみればわかるように「尖閣諸島」の情勢は、中国が台湾を呑み込んだ時に、大きな変化を見せるに違いない。

中国と台湾が、ともに尖閣の領有を主張し、アメリカが中国のロビー活動によって、尖閣を日米安保条約「第5条」の「適用区域ではない」と譲歩した時、尖閣は中国の手に落ち、さらに沖縄にも、激変が生じるだろう。

そんな歴史の狭間で、台湾の学生たちが、必死の抵抗を試みている。それでも、馬英九総統は、立法院とその周辺に集まる群衆を強制排除することには極めて重大な決断が必要となるだろう。

なぜなら、「民主国家」である現在の台湾では、非暴力の座り込みを強制排除すれば、さらに大きな民衆の反発が湧き起こることは必至だからだ。これが中国で は、そうはいかない。言論と思想の自由がない共産党独裁政権の中国では、たちまち民衆は排除され、厳しい弾圧を受けるだろう。

考えてみれば、この「座り込み」こそ、中国と台湾の「差」なのである。将来、今回の座り込みが、その「差」を守るため、すなわち「民主」を守ろうとする歴史的な学生と民衆による行動だったとされる日が来るのだろうか。

「この時代に生まれて、ここにいられる私たちは幸せです。われわれが抵抗をつづければ、この国の未来は変わり、新しい世界は開かれると信じているからです」。果たして、このyoutubeを通じての台湾の若き女性の訴えは、どれだけの人々の共感を呼ぶだろうか。

戒厳令の解除へと導いた彼らの親の世代の奮闘をこの目で見たことがある私は、台湾という愛すべき隣人の動向を、心して見守っていきたいと思う。


日本の悲劇、米誌「中国のような『隣人』がいること」に、「米国という主人がいること」の声=中国版ツイッター
サーチナ 3月25日(火)7時1分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140325-00000031-scn-cn

参考消息によれば、米国誌「Foreign Policy」は17日、「日本の悲劇は中国のような隣人がいること」だと論じる記事を掲載した。(イメージ写真提供:123RF)
 参考消息によれば、米国誌「Foreign Policy」は17日、「日本の悲劇は中国のような隣人がいること」だと論じる記事を掲載した。

 Foreign Policyは、日本側の観点に基づく日中関係や歴史について論じたうえで、朝日新聞論説委員の三浦俊明氏の発言を引用、「周辺に同規 模の国がない日本の国際的な位置は悲惨だ。日本の隣国はかつて侵略した中国であり、過去の出来事を許すことのできていない中国が強大になりつつある今、日 本は警戒を高めなければならない」と論じた。

 中国の簡易投稿サイト・微博で軍事情報を伝える新浪軍事が同記事について伝えたところ、中国のネットユーザーからさまざまな感想が寄せられた。

 新浪軍事は「日本の悲劇は中国という隣国がいること」と紹介しているため、ネットユーザーからは「日本の悲劇はわが国を侵略しておきながらその過ちを認めない国であることだ」、「日本の悲劇は米国という主人がいること」などといった反論が多く寄せられた。

 また、「中国という隣人がいることは日本にとって幸運でもある」との主張もあり、少なからぬ中国人ネットユーザーは、“中国という国がアジアに良い影響を与えるすばらしい国”だと考えている様子がうかがえる。

 また、「世界にとっての悲劇は米国というチンピラがいることだ」、「米国こそ世界の悲劇。もし米国が消滅すれば世界は平和になる!」と、米国に対する強い嫌悪感を示すユーザーも多く、反米的な中国人が多いことも垣間見えた。

 寄せられたコメントの大半が、日本の隣国が中国であることは悲劇ではなく、むしろ日本の歴史問題や米国の存在こそ悲劇であるとの意見だった。こうしたコ メントからも“中国こそ正しい”という中華思想が見え隠れしていたことが興味深い点だ。(編集担当:畠山栄)(イメージ写真提供:123RF)


【中国BBS】日中は兄弟のような関係になれるか?「現状は無理」
2014-03-18 20:30
http://blog.searchina.net/node/3684

日中関係が冷え込んで久しいものの、中国のネット上では早期の日中関係改善を望む声もあるようだ。中国大手検索サイト百度の掲示板にこのほど、「日本と中 国は兄弟のような関係になれるか?」と題するスレッドが立てられ、中国人ネットユーザーが議論を交わしていたので覗いてみた。  スレ主は、「日中間の対立を解決する方法はないだろうか? このまま対立が続いてほしくない」と、日中友好を願っているようだ。しかし、スレ主の提案す る日中友好のための方法は「日本製品のボイコットをして日本に罪を認めさせる」ということで、あくまでも日本を服従させることが中国人にとっての日中友好 につながるという考えのようだ。日本と中国が対等な関係ではないという点が中国人の中華思想らしい考え方と言えよう。  日本人からすれば到底受け入れられないスレ主の主張に対し、ほかのネットユーザーからは、「日中友好は極めて難しい」、「中国人は日本人を骨の髄まで憎 んでいるから無理」など、現状では難しいとの意見が多かった。  では、どうすれば日中友好を実現できるのだろうか? 寄せられたコメントを見ると、「日本の若者が歴史を正しく理解することが日中友好の助けになると思 う。歴史を知る人は中国に対して比較的友好的だ」、「日本は過去の過ちを認め、中国の領土を返還すれば友好を実現できる」など、日本に非があるので日本が 事を正すべきとの意見が多く、中国には非がないと思っている中国人が多いようであった。  また、「安倍首相が辞めるのを待つしかない」など、安倍首相のせいで日中関係が悪くなっていると考えている人が多いことも見て取れた。  実際のところは「中国が今の党のままだと見込みはないね。中国は国内の矛盾から国民の目を背けさせる必要があるから」というコメントのとおり、中国共産 党の反日教育も日中有効を阻害している大きな要因の1つだと言えよう。いずれにせよ、中国人の大半は“現状では日中関係の改善は難しい”と見ているよう で、膠着した日中関係を打開する政治的イベントなどがない限りは、関係の改善も見込めなさそうだ。(編集担当:畠山栄)



【中国ブログ】中韓のように過去の歴史で米国を非難しない日本
2013-12-21 20:00
http://blog.searchina.net/node/3276

 米国のキャロライン・ケネディ駐日大使が19日、天皇陛下にオバマ大統領からの信任状を届ける「信任状奉呈式」に臨んだ。当日は皇居に入る姿を一目見よ うと、沿道には人垣ができたほどで、「熱狂的」ともいえる大歓迎ぶりだった。(イメージ写真提供:123RF)   その後も、首相との昼食や横田基地訪問など、日本では同大使に関するニュースが連日報道され、国民の関心を集めた。大使の知名度が高いことも大きな関 心を集めた理由の1つだが、オバマ大統領と親しいケネディ大使を通じて日米同盟を強化させるチャンスであることも大きな要因と言えよう。   しかし、中国人ブロガーの千尋(ハンドルネーム)さんは、日本人が米国大使を大歓迎する姿にある疑問を感じたという。それは、「日本にとって米国は第 2次世界大戦で戦い、原爆まで投下した仇(かたき)ではないのか」という疑問だ。   中国や韓国が今でも過去の歴史で日本を非難していることからも分かるとおり、中国人からすれば「日本が米国から学ぼうとし、それどころか米国を尊敬し ている様子」の日本が理解できないようだ。   筆者は米国に対する日本の態度について、終戦後いつまでも日本を憎しみ、恨む中国と比較し、「わが国はいつになったら日本を憎むことを終え、日本から 学ぶようになるのだろうか」と述べている。   筆者も「過去の歴史とは決別すべき」という考え方のようだが、中国や韓国にとって「反日」は政治上における1つのテーマになってしまっている。中国で は国民のさまざまな不満を日本に向けさせることに反日を利用しているほか、韓国では国民の支持を得るうえで反日が利用されている。   日本人は中国人や韓国人のように、第2次世界大戦などの過去の歴史で米国を責めるようなことはしない。敗戦国であるため発言権がなく、敗戦後に日本に 進駐したGHQによる報道規制なも日本人が米国を憎んでいない理由の1つだろうが、日本人には単純に過去を振り返らない潔さがあるというのも1つでないだ ろうか。中韓が過去を許し、日本とともに未来へ歩んでいける時代が来るのはまだまだ先のようだ。(編集担当:畠山栄)




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