憂国のZ旗

日本の優れた事を様々話したい。

ケビン・メア元国務省日本部長が示した靖国参拝への理解

2014-01-31 22:52:25 | 時評
古森氏の評価は高い。
ケビン・メア氏の指摘は、もっと報道されるべきものと感じる。
日本批判の文章は、引用するメデイアも、理解を示す意見は無視する。

日本の大問題は、メデイアの恣意的報道姿勢である。

国民世論の必要なときに、一方通行の報道は迷惑なことである。

NHK新会長の会見で執拗に判断を迫った記者は糾弾されるべきであろう。
その結果を、また、報道するとは、二度うれしい出来事ではないか。
メデイアが喜んでも、国民には怒りの的である。

執拗な表明を迫るのは、脅迫と同じである。

オバマの失望

靖国神社参拝をアメリカは失望と表明した。
一説には、韓国の負債を日本に負わせようと言う意図が瓦解したという。それより問題なのは、バイデン副首相大統領がアジア歴訪をこなして
日本側の意思を伝えなかった。まったく、売伝の名に恥じぬ次第である。オバマ政権の無能さが今日の世界情勢に落とす影は計り知れない。
凋落する巨大国家の実態が垣間見える。ごくわずかな人の頑張りでも
食い止めることのできない運命が押し続ける。

世界は、靖国神社参拝を通じて、アメリカの変調を知った。

キャロライン・ケネデイが、アメリカの意思とすれば、横暴な話である。中共が怖いと国務省は言う。日本が60年間も軍事力無しに、過ごした
事を思うが良い。アメリカは従属国と感じたのは、占領政策を日本が
忠実に守ったからである。ところが、イラクで憲法を制定して、
統治したのがうまく行かない。日本は、戦争前から、民主主義国家であった。

伊藤博文という、日本国最初の総理大臣の時代から民主主義固化であった。安重根は、世界に影響力を持つ政治家を暗殺に及んだのである。
日本国が、中共と韓国とを不倶戴天の敵と定めるこんk



ステージ風発
http://www.iza.ne.jp/izablog/komoriy2/3239412/
2014.01.15 23:48
靖国糾弾のアメリカ人学者が安倍首相を「悪党」と呼んだ
国際激流と日本
「失望」だけではない米国の靖国参拝への反応安倍首相批判の論調を元国務省高官が一刀両断



元国務省日本部長が示した靖国参拝への理解
2014/1/28(火) 午前 1:22
http://blogs.yahoo.co.jp/greenthub232/56089157.html

安倍晋三首相の靖国神社参拝は米国側で日本にかかわる関係者たちの間でなお熱い議論の課題となっている。その反応の多くは「曲解が真意を圧する」と総括できるようだ。
 ワシントンでも表面に出る意見の多数は、首相の参拝を「軍国主義の復活」や「過去の戦争の美化」「A級戦犯の礼賛」だと断じる非難である。
 だが、日本国内の反靖国派も、この非難が日本の現実にそぐわないことは認めるだろう。問題は参拝が他国の目にどう映るか、他国がどう非難するか、なのだ。となると、中国が最も熱心に押しつけてくるその種の曲解のために日本側は真意の否定を迫られるというグロテスクな倒錯の構図が浮かびあがる。
 オバマ政権による「失望」声明のためにそんな中国寄りの構図ばかりが出ているようにみえる米国側でも、このあたりの虚構を鋭く指摘する識者が存在することは日本側であまり報じられていない。この点で注視されるのはオバマ政権で2011年3月まで国務省日本部長を務めたケビン・メア氏の意見である。
 メア氏は米側の参拝非難者に、「首相が参拝の意図について述べた非日本人をも含む戦死者への心からの追悼、平和や不戦の誓い、過去の戦争への反省、戦犯への敬意の否定などをすべて無視するのは、首相を極右の軍国主義者だとする自分たちの勝手な断定にとって都合が悪いからだ」と指摘!・・・そのうえで、米側はオバマ政権も含めて日本の首相の靖国参拝を黙認すべきだと説くのだった。
沖縄基地問題についての大胆な発言が理由で国務省を退任したメア氏は、それまで二十数年も日本を専門とするキャリア外交官だった。今回はこの意見をワシントンのアジア問題主体のニュース・評論サイト「ネルソン・リポート」に今月上旬、寄稿した。
 メア氏はさらに以下の骨子をも述べていた。
 「米側の反対論者は、自分たちの命令に首相が服従しなかったことに憤慨したようだが、そもそも傲慢な態度だ。私はこの種の人たちに、もう靖国は忘れ、アジアでの米国の真の利害を考えることを勧める。米側がみるべきは首相のこの1年の実績だ。防衛費を増やして米国の負担を減らし、アジアでの脅威に現実的な対応を取り始めたのだ」
 「(オバマ政権の主張する)アジアでの緊張は靖国ではなく、中国の軍拡や挑発によって高まっている。尖閣での軍事的行動で日本を脅しているのは中国なのだ。だが、それを日本のせいにする中国のヒステリーにワシントンの専門家の一部も同調している。日本の軍国主義化などという非難は日本の防衛の金額や内容をみれば、まったく非現実的だとわかる」
 「首相は日本をより民主的な、過去の過ちを認め、祖先を尊敬し、きちんと戦死者を悼む国家にしようとしている。中国にはそうした方向への動きはない。中国こそが軍国主義的で挑発的なのだ。首相の靖国参拝に、もし失敗の部分があるとすれば、中国側のこの実態を隠すためのヒステリックな主張に弾薬を与えたことだろう」
 こうした見解は、靖国問題での曲解を排除し、実態を指摘する現実的な考察といえよう。メア氏と同じように、オバマ政権の「失望」表明に反対する米側の識者たちは他にも存在することも強調しておこう。(古森義久 ⇔ワシントン駐在客員特派員)
ZakZak(2014.01.27)
http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140127/frn1401271531008-n1.htm

                                                                    ブログ氏の意見にも納得                                                                                                         
筆者考:
元国務省日本部長が示した靖国参拝への理解!・・・
オバマ政権による「失望」声明のためにそんな中国寄りの構図ばかりが出ているようにみえる米国側でも、このあたりの虚構を鋭く指摘する識者が存在することは日本側であまり報じられていない。この点で注視されるのはオバマ政権で2011年3月まで国務省日本部長を務めたケビン・メア氏の意見である。
 【メア氏は米側の参拝非難者に、「首相が参拝の意図について述べた非日本人をも含む戦死者への心からの追悼、平和や不戦の誓い、過去の戦争への反省、戦犯への敬意の否定などをすべて無視するのは、※“首相を極右の軍国主義者だとする自分たちの勝手な断定にとって都合が悪い!”からだ」と指摘!・・・そのうえで、米側はオバマ政権も含めて日本の首相の靖国参拝を黙認すべきだと説く】:
※自分たちの勝手な断定ではなくて、支那のロビー活動で与えられる莫大な報酬に目が眩み思考停止して支那の主張をとりいれただけでしょう!。
 【米側の反対論者は、※ “自分たちの命令に首相が服従しなかった!” ことに憤慨したようだが、そもそも傲慢な態度だ。私はこの種の人たちに、もう靖国は忘れ、アジアでの米国の真の利害を考えることを勧める。米側がみるべきは首相のこの1年の実績だ。防衛費を増やして米国の負担を減らし、アジアでの脅威に現実的な対応を取り始めたのだ】:
※これが民主党オバマ政権下で蠢く政府高官、御用学者、シンクタンクの研究者の連中の心の奥底に淀む!、・・・嘘偽りのない、「日本は米国に従っていればよい!」との占領意識で属国扱いが当然との不遜な意識の発露だと、筆者は洞察しています。
【首相は日本をより民主的な、過去の過ちを認め、祖先を尊敬し、きちんと戦死者を悼む国家にしようとしている。中国にはそうした方向への動きはない。※“中国こそが軍国主義的で挑発的なのだ!”。首相の靖国参拝に、もし失敗の部分があるとすれば、中国側のこの実態を隠すためのヒステリックな主張に弾薬を与えたことだろう】:
※怜悧な目で支那を透かして捉えています。正に正鵠を射ています。
ケビン・メア氏の素顔を以前に拙ブログで紹介いたしましたが、再度,、一人でも多くの方に知って欲しい!と願い記します。

ケヴィン・K・メア (Kevin K. Maher、)



生誕 1954年8月21日(59歳)、 サウスカロライナ州フローレンス
国籍 アメリカ合衆国
出身校 ラグレインジ大学卒業
ハワイ大学大学院修了
ジョージア大学法科大学院修了
職業 NMVコンサルティング上級顧問

概要

アメリカ合衆国国務省に入省し、外交官として活動する。在日本大使館の政治軍事部にて部長を務めたあと、在沖縄総領事に就任するなど、要職を歴任した。国務省の東アジア・太平洋局にて日本部の部長を務めていたが、※舌禍事件により解任され、依願退官した。退官後は、リチャード・ローレスらが運営する民間コンサルティング会社に上級顧問として勤務する。

日本語が堪能で、日本人の妻を持ち、子供は日米両国籍を保持している。

※筆者註:
舌禍事件《沖縄は日本政府に対するごまかしと、ゆすりの名人だ!》で国務省・東アジア・太平洋局・日本部長を解任され依頼退官。

潔 癖な性格で直裁的に物を言う好漢であるが、沖縄人というより、特?の工作機関で反日、反米記事を垂れ流す琉球新聞、沖縄タイムスの新聞や「逝かれ・サヨ ク」の猛攻撃に遭い退官を余儀なくされた事は返す返すも残念であり、この記憶は今での筆者に胸の内に今でも生々しく残っている。

米 国に戻っても日本を擁護する心情は変わらず胸に秘めて、今回、こうして安倍首相というよりは日本国、国民を米国オバマ政権化でリベラル派(民主党系、特? がばら撒くロビー活動資金の汚染された米議会、シンクタンクの研究員、学者さらに国務省に跳梁跋扈する反日政府高官からの靖国神社参拝への品格もなく、言 われなき不当な「非難・誹謗」を真っ向から切り捨て、擁護してくれるケビン・メア氏には感動のあまり、胸が熱くなります。
機会があれば表敬訪問をして直接に感謝の意を捧げて、厚くお礼を言わせて頂きたいと思います。

以上、2014年1月15日水曜日の記事から抜粋
http://blogs.yahoo.co.jp/greenthub232/56064201.html


佐々江賢一郎駐米大使が日本海の名称をバージニア州知事に指摘

2014-01-31 22:33:02 | 時評
佐々江賢一郎駐米大使の指摘が、南トンスルには、脅迫と写るとは
奇妙奇天烈である。

外務省の仕事振りが行為から判断できる。
官僚は、保守的といえば聞こえは良いが、自己保身に躍起である。

安倍政権になって、官僚の意識も上が右を向けば、尾っぽも左に
大きく揺れる。民主党などは、鼻も引っ掛けられない事情がわかる。

今日、1月31日のニュースには、カイエダおろしの風が吹く。
メデイアの狂奔にもかかわらず、動きの無かった政界再編が政党の
懐事情で加速する。

アメリカには、売春婦の顕彰碑が立ち、中国には安ジュウコンの碑が立つ
中韓はテロリストを賞賛する国家と成り果てた。
是非とも、少数民族に朗報としてお知らせしたいと熱望する。



【日本海呼称・米国】 駐米日本大使がバージニア州知事を脅迫?手紙で伝えた3つの条件とは?
2014年01月31日
米国
韓国
http://blog.livedoor.jp/sokuhoujapan-news/archives/2905006.html

1: 蚯蚓φ ★ 2014/01/31(金) 19:24:10.05 ID:???
 複数の韓国メディアは30日、佐々江賢一郎駐米大使が日本海の名称を「東海」と併記させない
よう、バージニア州知事に脅迫めいた手紙を州知事に送っていたと、中央日報の報道を引用し伝
えた。

 報道によると、佐々江大使は2013年12月26日、州内の公立学校で使う教科書に日本海と
「東海」を併記する法案に反発する手紙を、テリー・マコーリフ州知事(民主党)に送付。東海併記
が認められた場合、日本の企業が同州から撤収する可能性があるなどと主張した。

 在米韓国団体は「日本大使が22日にマコーリフ州知事と面会し、東海併記に反対する意思を
はじめて伝えた」としていたが、手紙の存在により、実際は1カ月前から反対の姿勢を示していた
ことになる。

 佐々江大使は手紙で「日本海と東海を併記した場合は次の3つの問題が生じる」と主張。韓国メ
ディアの報道によると、手紙には

 「第1、日本海(Sea of Japan)は日本と朝鮮半島の間にある海の呼称として公式に認められ
ており、日本の膨脹主義や植民地統治の結果だという主張は間違っている。米政府は日本海を
唯一の名称と認めており、国防省は一つの呼称だけを使用することが米政府の方針であることを
明かしている」。

 「第2、バージニア州議会は学生に政治介入させようとしている。学生は真実だけを学ばなけれ
ばならない。政治家が学生を混乱させてはいけない」。

 「第3、バージニア州と日本の関係悪化が心配される。日本のバージニア州投資は5年間で10
億ドルに達し、外国人の直接投資額の規模は2番目。『東海法案』が通過した場合は、日本とバ
ージニア州の肯定的な協調や経済的な関係が壊れるのではないかと懸念している」
などと記されていたと伝えた。

 韓国メディアは、手紙には脅迫する直接的な表現はないものの、「worry(心配)」や「fear(恐れ
る)」などの単語を通じて強い警告を与えていたと伝えた。(編集担当:新川悠)

ソース:サーチナ<駐米日本大使が州知事を脅迫?手紙で伝えた3つの条件とは=韓国>
http://news.searchina.net/id/1522875

関連スレ:
【日本海】米バージニア州知事が翻意「東海併記法案を否決してほしい」 下院を通過しても州知事が署名しなければ無効 [1/29]
http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1390964759/
転用元:http://awabi.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1391163850/

3: <丶`∀´>(´・ω・`)(`ハ´  )さん 2014/01/31(金) 19:25:49.64 ID:v1LUTsbv
韓国では抗議が脅迫になるのか。



日本人はそこまで「憎まれる」べきなのか

2014-01-31 09:11:51 | 時評
国連や、中共や韓国の批判を聞いていると、
まさに、不倶戴天の敵のように思われるから、
妥協すべき相手とは、思われない。

門田隆将
2014年01月29日 16:55
日本人はそこまで「憎まれる」べきなのか
http://blogos.com/article/79110/

3月出版予定のノンフィクションの執筆で年明け以降、徹夜がつづいていた。やっと脱稿した。400字原稿用紙にして、およそ500枚。私の作品は、だいたい600枚以上が普通なので、今回はやや少ない。
この1か月、寝ても覚めても書きつづけ、ついに脱稿までこぎつけた。『死の淵を見た男―吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日―』に次ぐ、福島を舞台にしたノンフィクション第二弾である。
今回は、激震、津波、放射能と発展していった未曾有の「複合災害」で存続の危機に立った地方紙を舞台にした人間ドキュメントだ。ご期待いただければ、幸いである。
原稿に没頭していたため、ブログの更新もままならず、「おい、どうした?」と声をかけてくれる人もいた。ありがたいことだが、人間には能力というものがあり、その限界は超えられない。徹夜がつづくと、どうしてもブログ更新に手がまわらないのである。
さて、今日、パソコンを開いたら、興味深いニュースに出会った。『Record China』から配信されたひとつの話題である。『Record China』は“レコチャイ”と呼ばれ、中国関連のニュースや話題を日本語で配信するところだ。時々、おもしろい話題が出るので、私はよく読ませてもらっ ている。
本日、配信されたニュースにこんなものがあった。それは、中国人のネットユーザーが〈私が恨むべき日本はいったいどこにあるの?〉と題するコラムが、中国のインターネット上で話題となっていることを報じたものだ。
その内容は、いくつかの点で興味深かった。このブログを書いた中国人は、仙台の東北大学で勉強をした人だそうだ。その時、「日本の子どもたちと交流 する機会を持った」という。中国人には、日本人に対してわだかまりがあり、日本人と言うのは「憎むべき人間」という意識を植えつけられている。それを前提 に、以下の引用させてもらう原文を読んで欲しい。
〈しかし実際、彼らは清潔で礼儀正しく、とても純粋で嫌いになれるような人物ではなかった。私が憎むべき「日本」は仙台にはない。私が憎むべき「日本人」は彼らであろうはずがない。しかし、“あの”日本はいったいどこにあるのか?
 よく「日本に行ったことがある中国人は、日本への印象が変わる」といわれるが、私にとってはまさにその通りだった。彼らの礼儀正しさなどはもちろんそうだが、私が気付いた最も重要なことは、彼らも「人」であるということだ。
 おかしな話かもしれないが、私は日本を訪れる前、日本には変態侵略者のキャンプがいたる所にあると思っていた。しかし、実際は我々と同じように静かに暮 らす人々がいるだけだった。彼らも私たちと同じように、両親がいるし、子どもがいる。恋愛もするし、失恋もする。喜んだり悲しんだりもする〉
以上が、まず前段である。私は、1982(昭和57)年から、もう30年以上も中国の変化を見つづけているが、このコラムは非常に興味深い。まず耳 目を引くのは、「私が憎むべき日本人」という見方である。中国で江沢民時代に始まった反日教育は、普通の中国人に、そこまで憎しみを抱かせているという点 だ。
私が最初に中国に行った1980年代前半、中国は文革の後遺症に喘ぎ、国全体が疲弊してはいたものの、人々はなんとか少しでも貧しさから抜け出そう と考え、日本人にも敬意を持って接してくれた。「軍国主義と今の日本人は違う」という小平の教えが徹底されていたからでもある。
少なくとも、その頃は「私が憎むべき日本人」という見方はなかった。だが、その後の江沢民時代に、日本と中国との信頼関係が徹底的に破壊された。引 き金を引いたのは、皮肉なことに日本のメディアである。朝日新聞が、それまで何も問題にされていなかった靖国参拝を外交問題化し、中国の『人民日報』を 使ってまで、反対の大キャンペーンをおこなう論陣を張った。1985(昭和60)年8月のことである。
中国は、これをきっかけに靖国参拝を外交カードとして利用するようになり、やがて江沢民の登場で、苛烈な反日路線を展開するようになった。国全体が 「反日」に染まり、徹底した反日教育によって、日本人というのは、「憎悪すべき存在」ということが植えつけられていくのである。
そして、上記のコラムの中にある〈私が気付いた最も重要なことは、彼らも『人』であるということだ〉というところまで来たのである。日本人は、もはや「人ではない」ほど憎まれているわけだ。私は、日本人に好意的だったかつての中国人を思い出しながら、このコラムを読んだ。
そして、この筆者による〈私は日本を訪れる前、日本には変態侵略者のキャンプがいたる所にあると思っていた〉という部分で、思わず笑ってしまった。 そして、同時に哀しくなった。そこまで、「日本人を“人間”だと見てはいけない」という考え方が、中国では蔓延しているのである。コラムはこう続いてい る。
〈(自分の見る日本人は)小さい子どもが泣きながら母親に甘えていたり、女学生が手をつないで歩いていたり、サラリーマンが険しい顔でたばこを吸っ ていたりする姿を見ていると、「自分たちと何ら違いがない」という実感に包まれる。彼らの祖先が中国に悪いことをしたからといって、彼らがその罪をかぶら なければならないのか? 彼らの幸せは奪われるべきなのか? そんな道理はあるはずもない。
 中国では日本について、まるで奇怪な場所であり、宇宙人が住む街であるかのように紹介されている。彼らは日本に行ったことがないと思われる。彼らにとっての日本は地図の上の1ピース、ニュースの中のたった2文字に過ぎない。
 たとえ誰かから批判されても、これだけは言いたい。私が出会った日本人はみな素晴らしかった。日本社会には文明と秩序が根付いている。私はそこで温かい 援助を受け、心からの笑顔を見た。私は日本でばかにされたと感じたことはなかった。自分の生活がしっかりしていれば、他人を恨む必要はないのだ。自分が他 人を尊重すれば、他人も自分を尊重してくれる。日本に対する“妄想”は日本に行ってなくなった〉
この中で、〈中国では日本について、まるで奇怪な場所であり、宇宙人が住む街であるかのように紹介されている。彼らは日本に行ったことがないと思わ れる〉〈(自分は)日本に対する“妄想”は日本に行ってなくなった〉というものに、溜息をつく日本人は多いのではないだろうか。
匿名の、さらにネット上のコラムに一喜一憂する必要もないかもしれない。しかし、これが中国のネット上で話題になっているなら、それも興味深い。30年以上前から中国に行っている私は、ここまで「反日教育」を人民に繰り返した共産党政権に対して、本当に溜息が出る。
素朴な人が多く、底抜けに親切にしてくれた80年代初めの中国人は、どこに行ってしまったのだろうか、と思う。中国人は、一方に走り出したら、もう 歯止めはきかない。あの狂気の文化大革命を見れば、わかる。年配者であろうと、功労者であろうと、徹底的に貶め、辱め、葬り去った狂気をあの国と人民は 持っている。
その国が、これほどの憎悪を日本に抱き、さらにそれを増幅しつづけていくことに、日本に本当に友好的で素朴だった「あの頃」を知っている私には、哀しさと寂しさしか、こみ上げてこないのである。
そして、このコラムが書くように〈彼らの祖先が中国に悪いことをしたからといって、彼らがその罪をかぶらなければならないのか? 彼らの幸せは奪わ れるべきなのか?〉という部分に改めて恐怖する日本人は少なくないだろう。彼らが日本に向けた核ミサイルを多数、保有する国であることを忘れてはならな い。