空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

本を読むことがどのように何の抵抗になるのかは

2020-10-26 09:23:51 | Weblog
「ここまでひどい」の内容はさほど明らかではないが、まあそう考える・感じる思想の自由はある。そして表明できる。このまあまあ安全な状況は、まあそれなりに好ましいといえよう。



 直下に引用するコメントは、まあ言われすぎてはいるが、それはそれで尤もなことだよなあと:



 まあその。『私の心の中の最強人権国家』に比べれば、いつだって任意の国家(さしあたり日本にしとこう)は『惨めで哀れな人権後進国』ですわな。

 他方で直球テロリズム思想を書く人も:



 …一応この段階では、中核的なものと想定されている一部部局の人間の家族を脅迫し、本人を殺害する―で留まってはいるが、いやしかし「役人が政権に従ったら死ぬという環境をつくるしかない」などともあって役人一般にサボタージュを使嗾し、この「勧誘」に従わない者はなんらかの「自然的経緯」によってか死ぬというとされており―対象が無制限に拡大するのは目に見えており、まあ本気でダメだなと。

 あとこの思想だと、個々の役人の死にはなんらかの権力者の意志が介在しているかの如く設定してあると思しく―つまりまあ、現政権の指導下、役人が自殺したという話においてもその評価は「そっちのほう」に歪むことになるだろうなとか。「忖度」の幅をえらいこと認める思想傾向だよなあ、これ。

 なお一般的に政府に従う官吏をさくさく殺す世界が実現するとどうなるかというのは、まあここ20年くらいでいいのでイラクやソマリアやアフガニスタンや、を振り返ると良い。

 また





 とまあ。





 ともあり、あれだ、最近の悪魔主義者がえらいこと行儀のいいことを言うようになってきた…という笑い話を想起する。主義を広める際にはよそさんに迷惑をかけないようにしましょう―だとか言ってる、というアレ。
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