某不動産会社さんから勤務時間中に勧誘?のお電話頂きましたが,”投資するお金ありませんので”と言ったら『お金かからないってご存知でしたか』と返答されました。
お金かからないってことは,無料なんでしょうか。っていうか現にアステルさん?では勧誘の電話をかけてる時点で人件費が発生しているはずで,その分をどっかから調達しないといけないわけで,となると『お金かからない』と言った時点で純粋な慈善行為か詐欺かどっちかのような。
もし慈善事業なら,さくさくお金増やしてから申し出てください。一千万くらいまでなら面倒みます。すっぱり使い切って御覧に入れよう。ちゃんと業績も上がるはずだよ。先方さんにも感謝されるよー。
24時間残念営業 「疑わない」という怠惰について 2013-06-01
「正直、真正面から罵倒したいような気分がないでもないっていうか、別の場所のブコメではほぼ罵倒に近いブコメをつけた。俺はこの人はバカだと思う。バカが言い過ぎなら、考え足らずといってもいい」
大変広く読まれた記事のご様子。
批判の相手方は:
わたなべ美樹 「ブラック企業」と呼ばれることについて 2013.05.31
であって,愚かだろうところは:
「時間外労働時間については、ワタミの外食事業の平成24年度月平均は38.1時間。これは、36協定で定めた上限45時間を下回っています」
であるのは,誰かのtweetでも見た。単純な計算の問題であって,私が初めて知った名詞「36協定」で検索を掛けて出てきた具体的な数字は―
三六協定 特別条項付き36協定の締結に当たっての留意点(pdf)によれば,特別条項を付けるべきなのは
「1か月45時間を超えた場合又は1年360時間を超えた場合は○○%」とし,注に,月ごとの業務変動が激しい場合には「1年については限度時間の360時間の範囲内とし」とある。
特に納期が逼迫した場合などは,労使の協議を経たうえで,「6回を限度として1か月60時間まで延長することができ,1年420時間まで延長することができる」とある。
そんなわけで,60時間x6か月+16時間x6カ月ならば456時間が出てきて,ワタミさんの実際に合うようですが―責任者氏の自己申告によれば平均38.1時間x12 = 457.2時間。しかしこの時点で420時間をぶっちぎりで超えちゃうので弁護の余地なく超アウト。
そんなこんなで,こーゆー訓練の出来てない,詰めもなにもできない,言い逃れの余地を残す作戦を組めないひとを担ぎあげちゃう辺りよろしくないんじゃないかなーと思う次第。
My News Japan 明治、立教、成蹊…年収200万円台、劣悪な待遇で教壇に立つ非常勤講師の悲哀 佐々木奎一 01:24 07/28 2011
「8大学で教壇に立つコールさとう氏(本名=佐藤壮広、44歳)は、非常勤講師として週10コマを教えているが、年収は200万円台にとどまり、社会保険にも加入できない」
非常勤講師さん方の置かれた状況は厳しく,何とかすべきものではあるのだ。
「佐藤氏はその悲哀を、歌を通して学生や専任教授たちに訴えかけているが、そのコール(呼びかけ)に対するレスポンス(応答)はまだまだ少ないのだという」
…専任教授と言う言い方は,あまり見ないかなー。
レスポンスということなら,歌を歌うという趣味に投じる時間があって,豊かな人生じゃないかという意見もありえるが,まあ。
「佐藤氏は現在44歳。立教大学文学部を1991年に卒業後、修士課程に進み、1995年から博士課程で学んだ。大学院で学んだことは、現代哲学と宗教学という。1997年からは、現地を見たい、という思いから、日本古来の文化が残存する沖縄で2年間暮らした後、東京に戻り、その後、満期退学」
東邦大がスタート地点と言うが,「東邦大学は、非常勤の経歴のない若い人を優先的に採用する方針をとっていて、感動しました、その見識に。非常勤講師を丸10年していて、数少ない、いい話です」
すいません,「非常勤の経歴のない若い人を優先的に採用する」ようなありがたいところに,「丸10年」もいたんですか…その間,彼より若い人は,彼の占めていた位置に入れなかったわけなんですが,そこのところはどうなんでしょうか。
私のように,非常勤講師の口にありつけもしない(しなかった)人もいるんですよ?
非常勤講師の口が,しかも8つもの大学にあるという…素晴らしく恵まれているじゃないですか,過去の私のような人の目から見れば!
このひとに「(教歴がなくて)厳しいねえ」と言われた時の恐怖が分ろうか?
「半年でもいいんだ!」「そう,ひとコマでもいいんだ」―欠片でも教歴があれば,公募の時の感触も違ってくるはずなんだ! そんなことを語り合う若手を思ってみてもいい(いや我々のことだが)。
そんなわけで,こういうお話をする場合,院を終えた「階層」としては
【常勤教員/研究員層】―【有期契約フルタイム教員/研究員層】―【非常勤講師層】―【非常勤講師にもなれない層】
なんて具合になるかと思われ,元【非常勤講師にもなれない層】所属者としては思うところこれあり。
上の階層を【ブルジョア】―【プチブル】―【プロレタリアート】とパラレルにみて階級闘争を!という,そういう問題意識がこーいう記事に見られる感があるが,その伝でいえば,プロレタリアートにもたどり着けないアウトカースト状態のひとだって結構数がいるんですよーというお話。
「…専任の教員たちには、喜びも悲しみも共有する共同体があるが、自分はそこから確実に排除されている…そう思った時に…涙が出ました……」
いや排除されているがゆえに特権的な位置に立つこともあるのであって。現代哲学おやりなら,ご存知のはずであって。そうできないのはなんででしょうか,という話でもあって。
あとこのひと,研究者番号が割り振られているんだから,科研費に応募することができるわけだ。
応募すればいいのに。
研究費,取ればいいのに。
少なくとも,私の同僚の非常勤暮らしだったひとは,研究者番号取れてすぐ科研費応募したはずだが(なお採用された)。
ねこわん うちの子ネコが 水を飲んでいる途中で寝てしまったんだがw
ねこわん イヌのじゃれ合いを止めさせる「魔法の言葉」を唱えてみた!
ねこわん 保護した赤ちゃん子ネコが 外を見ながらウトウトしているんだがw
いいじゃあないか。
きわめていいじゃあないか。
ところでまた見合い話的な話を持ってこられた。
…家柄の話をされても困るなあ。立派な馬の骨ですからねえ,親がとある(地方)名刹と”うちでは釣り合わない”と動揺するくらいには。尤も(”家柄”相当の名声のような)そんなもん,こっちで用意すると言い放つ位には私はアレですが。
問題は,相手さんが私みたいなアレに耐えられるか,ですよ。同僚から,明らかな低能と見做されるほどにのったりした日常の振る舞いとか,まあ,いろんなアレだ。
お金かからないってことは,無料なんでしょうか。っていうか現にアステルさん?では勧誘の電話をかけてる時点で人件費が発生しているはずで,その分をどっかから調達しないといけないわけで,となると『お金かからない』と言った時点で純粋な慈善行為か詐欺かどっちかのような。
もし慈善事業なら,さくさくお金増やしてから申し出てください。一千万くらいまでなら面倒みます。すっぱり使い切って御覧に入れよう。ちゃんと業績も上がるはずだよ。先方さんにも感謝されるよー。
24時間残念営業 「疑わない」という怠惰について 2013-06-01
「正直、真正面から罵倒したいような気分がないでもないっていうか、別の場所のブコメではほぼ罵倒に近いブコメをつけた。俺はこの人はバカだと思う。バカが言い過ぎなら、考え足らずといってもいい」
大変広く読まれた記事のご様子。
批判の相手方は:
わたなべ美樹 「ブラック企業」と呼ばれることについて 2013.05.31
であって,愚かだろうところは:
「時間外労働時間については、ワタミの外食事業の平成24年度月平均は38.1時間。これは、36協定で定めた上限45時間を下回っています」
であるのは,誰かのtweetでも見た。単純な計算の問題であって,私が初めて知った名詞「36協定」で検索を掛けて出てきた具体的な数字は―
三六協定 特別条項付き36協定の締結に当たっての留意点(pdf)によれば,特別条項を付けるべきなのは
「1か月45時間を超えた場合又は1年360時間を超えた場合は○○%」とし,注に,月ごとの業務変動が激しい場合には「1年については限度時間の360時間の範囲内とし」とある。
特に納期が逼迫した場合などは,労使の協議を経たうえで,「6回を限度として1か月60時間まで延長することができ,1年420時間まで延長することができる」とある。
そんなわけで,60時間x6か月+16時間x6カ月ならば456時間が出てきて,ワタミさんの実際に合うようですが―責任者氏の自己申告によれば平均38.1時間x12 = 457.2時間。しかしこの時点で420時間をぶっちぎりで超えちゃうので弁護の余地なく超アウト。
そんなこんなで,こーゆー訓練の出来てない,詰めもなにもできない,言い逃れの余地を残す作戦を組めないひとを担ぎあげちゃう辺りよろしくないんじゃないかなーと思う次第。
My News Japan 明治、立教、成蹊…年収200万円台、劣悪な待遇で教壇に立つ非常勤講師の悲哀 佐々木奎一 01:24 07/28 2011
「8大学で教壇に立つコールさとう氏(本名=佐藤壮広、44歳)は、非常勤講師として週10コマを教えているが、年収は200万円台にとどまり、社会保険にも加入できない」
非常勤講師さん方の置かれた状況は厳しく,何とかすべきものではあるのだ。
「佐藤氏はその悲哀を、歌を通して学生や専任教授たちに訴えかけているが、そのコール(呼びかけ)に対するレスポンス(応答)はまだまだ少ないのだという」
…専任教授と言う言い方は,あまり見ないかなー。
レスポンスということなら,歌を歌うという趣味に投じる時間があって,豊かな人生じゃないかという意見もありえるが,まあ。
「佐藤氏は現在44歳。立教大学文学部を1991年に卒業後、修士課程に進み、1995年から博士課程で学んだ。大学院で学んだことは、現代哲学と宗教学という。1997年からは、現地を見たい、という思いから、日本古来の文化が残存する沖縄で2年間暮らした後、東京に戻り、その後、満期退学」
東邦大がスタート地点と言うが,「東邦大学は、非常勤の経歴のない若い人を優先的に採用する方針をとっていて、感動しました、その見識に。非常勤講師を丸10年していて、数少ない、いい話です」
すいません,「非常勤の経歴のない若い人を優先的に採用する」ようなありがたいところに,「丸10年」もいたんですか…その間,彼より若い人は,彼の占めていた位置に入れなかったわけなんですが,そこのところはどうなんでしょうか。
私のように,非常勤講師の口にありつけもしない(しなかった)人もいるんですよ?
非常勤講師の口が,しかも8つもの大学にあるという…素晴らしく恵まれているじゃないですか,過去の私のような人の目から見れば!
このひとに「(教歴がなくて)厳しいねえ」と言われた時の恐怖が分ろうか?
「半年でもいいんだ!」「そう,ひとコマでもいいんだ」―欠片でも教歴があれば,公募の時の感触も違ってくるはずなんだ! そんなことを語り合う若手を思ってみてもいい(いや我々のことだが)。
そんなわけで,こういうお話をする場合,院を終えた「階層」としては
【常勤教員/研究員層】―【有期契約フルタイム教員/研究員層】―【非常勤講師層】―【非常勤講師にもなれない層】
なんて具合になるかと思われ,元【非常勤講師にもなれない層】所属者としては思うところこれあり。
上の階層を【ブルジョア】―【プチブル】―【プロレタリアート】とパラレルにみて階級闘争を!という,そういう問題意識がこーいう記事に見られる感があるが,その伝でいえば,プロレタリアートにもたどり着けないアウトカースト状態のひとだって結構数がいるんですよーというお話。
「…専任の教員たちには、喜びも悲しみも共有する共同体があるが、自分はそこから確実に排除されている…そう思った時に…涙が出ました……」
いや排除されているがゆえに特権的な位置に立つこともあるのであって。現代哲学おやりなら,ご存知のはずであって。そうできないのはなんででしょうか,という話でもあって。
あとこのひと,研究者番号が割り振られているんだから,科研費に応募することができるわけだ。
応募すればいいのに。
研究費,取ればいいのに。
少なくとも,私の同僚の非常勤暮らしだったひとは,研究者番号取れてすぐ科研費応募したはずだが(なお採用された)。
ねこわん うちの子ネコが 水を飲んでいる途中で寝てしまったんだがw
ねこわん イヌのじゃれ合いを止めさせる「魔法の言葉」を唱えてみた!
ねこわん 保護した赤ちゃん子ネコが 外を見ながらウトウトしているんだがw
銀英伝の女体化は、最大のネックが女体化ヤンが、家がゴミ屋敷になる系の酒飲みの歴女になって国歌斉唱起立拒否で政治批判大好き、初恋の男が市民運動で暴動で殴り殺された男という、かなり萌えるのに面倒くさそうな女になること
― 平野耕太さん (@hiranokohta) 2013年5月20日
いいじゃあないか。
いつも元気いっぱい突撃キャラのネイ子がすごい萌えそう。ダヴー子は眼鏡の委員長キャラで最強。ウエリン子はお嬢様キャラ。学級菜園とか大嫌い。シャルンホル子とグナイゼナウ子とクラウゼウィッ子は毎日地下室でなんかコソコソやってる。タレイラン子はジト目でいつもにやにやしてる
― 平野耕太さん (@hiranokohta) 2013年5月22日
きわめていいじゃあないか。
ところでまた見合い話的な話を持ってこられた。
…家柄の話をされても困るなあ。立派な馬の骨ですからねえ,親がとある(地方)名刹と”うちでは釣り合わない”と動揺するくらいには。尤も(”家柄”相当の名声のような)そんなもん,こっちで用意すると言い放つ位には私はアレですが。
問題は,相手さんが私みたいなアレに耐えられるか,ですよ。同僚から,明らかな低能と見做されるほどにのったりした日常の振る舞いとか,まあ,いろんなアレだ。
変な言い方ですが、どんな価値基準を持った女性かわかりませんよ。
なお婿を希望するとのこと。
まあいまどきですから,婿になっても戸籍上の名前と学者としての名前を別にするとか,複合姓にすればいいだけのことですが。
ご幸運を。
…なお、私のお見合いは全敗でしたw
なお お話は全然進んでいない模様。
婿入りについて前向きでない返事をしたのが悪かったか。
押すといっても,こう詰め詰めの日程では,なんとも。
『たまには息抜きもいいだろうッ?』だそーですが,名前も声も趣味もよーしらん相手と一族総出で会わせられることが何の息抜きなのかと。
むしろ私の趣味の分野の論文を書かせてくれと言いたい。
…ここ数年,普段はプロジェクト関係で非専門領域の論文ばっかなんですよね。
>ジョースター家を乗っ取るつもりで乗り込んだディオくん
…実はもう石仮面装着済み状態のような気もするのです…。
それなりの地位も得られたし(なので『わが家系の名を継ぐ人物としてふさわしいッ』なわけで),金銭的にもそこそこ報われてますし(研究費とれました),名誉の点でも,年齢の割に過分に報われてますし。
…今年度のプロジェクトが終わった時点で,筆頭著者(※外国の本屋さん分)3件になりますねー,たぶん。
というか,もうそろそろ,本格的に人と会うだのいう時間がなくなりますー。
先方さんとお会いするという点にかけては穏当に終わったものと信じます
…仲介者の先生さんについては,礼義がなっていないとして厳しく叱っておきましたが。
……”不美人だが家名と財産はあるぞ”(要約)ってな勧め方はどーなんだ。
なおお話始まって20日目にしてようやく(相互に)姓名がわかりました。これもどーなんだろう。