空野雑報

ソマリア中心のアフリカニュース翻訳・紹介がメイン(だった)。南アジア関係ニュースも時折。なお青字は引用。

ところで私は中学生のころから『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』に慣れ親しんできた筋金入りでもある

2018-11-09 23:31:12 | Weblog



 そりゃまあ、なんで「一人組合」なんてものが必要とされたかという。
 一般・末端労働者にとって、それは、『リーマンショックでクビにされた派遣労働者が”労働者の味方”と称する労組に駆け込んだら”お前、組合員じゃねえだろ”と(それはそれで正論を)言われてショックを受けた』からだろう。
 でまあ、『…ああ、確かにオレは労働者じゃない。しかし、おれが救われなくとも、組合員である労働者だけでも、なんとかしてくれるんだろうなあ、うらやましいなあ』と思っていたら、なんかしらんが反原発だの反アベだの、わけのわからないことを高らかにうたっているだけの如くで、あれなんか一般労働者も不幸せなんじゃね、あれ?と思われてしまったのだ。



 とまでいわれるのも、まあ、止むを得ざるところがある。

 ところで私は中学生のころから社会思想社に慣れ親しんできた筋金入りの左派でもある。
『新編 民主主義は工場の門前で立ちすくむ』を、未だに持っていて読み返しもする。
 それほどの核心的な左派魂を持つ者にして、なお今の自称左派を―場合によっては―蛇蝎の如く嫌うのは、それはそれで結構な理由があるのである。

 いいよなお貴族様は。「アベ政治を許さない」ってお題目を唱えてれば満足できるんだから。

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